【年間寄付400着 "天使のお洋服" 活動が全国に拡大】
流産・死産で亡くなった赤ちゃんに手作りのお洋服を継続寄付~すべてのいのちにお洋服を。産声のない出産に彩りを添える活動~
お腹の中や出生して間もなく亡くなった赤ちゃんのためのメモリアル品の製造販売を展開するsoramusubiは、「天使のお洋服」活動の年間寄付数が400着に達したことを発表いたします。
同活動は、流産・死産で亡くなった赤ちゃんのために手作りのお洋服を制作し、全国の医療機関15施設および当事者家族への寄付を行っています。
活動範囲は年々拡大しており、全国で年間約20万件以上発生する流産・死産を経験したママやパパの支援体制を構築し、産声のない出産の現実に直面するご家族と共に歩み続けています。

▼活動実績について
■概要
【活動名】
天使のお洋服の寄付活動
【内容】
(1) 流産・死産で亡くなった赤ちゃんに、手作りのお洋服を寄付
(2)年間寄付実績:400着に到達
(3)寄付先:全国の医療機関15施設と当事者家族
(4)市販品では対応できない小さな赤ちゃん専用サイズのお洋服を提供し、赤ちゃんにガーゼをかけてあげるなどの従来の対応から、可愛らしいお洋服を着せてあげられる環境を創出
(5)soramusubiの活動に共感してくださった方々が集まり、ボランティアとして天使のお洋服を一つひとつ大切に制作しています。(10名ほどで製作)

▼取り組みの背景
日本では年間約1万6千件の死産、20万件の流産が起こっており、多くのご家族が深い悲しみに直面しています。
しかし、こうした現実は社会に知られることが少なく、当事者家族は「見えない悲しみ」を抱えながら過ごしています。
隣の分娩室から元気な産声が聞こえる一方で、陣痛に耐えながら産声のない出産を迎えるご家族もいます。
産科は幸せと悲しみが共存する場所であり、元気に生まれた赤ちゃんは正面玄関から退院する一方、亡くなった赤ちゃんを抱くご家族は裏口から帰ることも少なくありません。
そこには、同じ出産でありながら、光と影のように異なる現実が存在しています。
これまでは、市販のベビー服では大きすぎるため、小さく産まれた赤ちゃんにはガーゼをかけてあげるなどの対応が一般的でした。
そうした中で、赤ちゃんにぴったりのお洋服を着せてあげることで、
家族で過ごす限られた時間が、心に残る優しい思い出になるようご支援しています。

■代表からのコメント soramusubi 田中 梓
私自身が当事者であるからこそ感じる苦しみや悲しみ、そして社会の中で感じる生きづらさに向き合いながら、日々活動に取り組んでいます。
多くの方々のご支援に支えられ、地道に続けてきた取り組みが、気がつけば年間400着にまで広がりました。
必要としてくださる方へ届けることができ、赤ちゃんとの大切な思い出の中にsoramusubiのお洋服も仲間入りさせていただけたこと、とても嬉しく思います。
隣の分娩室の元気な産声を聞きながら、陣痛に耐え、産声のない出産をするママもいます。
そして、何もしてあげることができずに、ただその姿を見守ることしかできないパパがいます。
市販のベビー服では大きすぎるという小さな赤ちゃんに、ぴったりのお洋服を着せてあげることで、ご両親から『可愛い姿でお空へ見送ってあげられた』という言葉をいただけることが、何よりの喜びです。
厚生労働省の統計によると、流産は妊娠の約15%、死産は50人に1人が経験しています。年間400着もの天使のお洋服をお届けしているものの、全体ではまだまだ行き届いていない現実があります。
一人でも多くのママ、パパが後悔のないお見送りができるよう、限られた時間の中で温かい思い出が作れるよう、
これからも必要とされている方へ天使のお洋服をお届けしていきたいと思います。
寄付をご希望のママ、パパや、医療従事者の方がいらっしゃいましたら、soramusubiへお気軽にご連絡ください。

▼soramusubiについて
設立:
2021年6月
事業内容:
①流産・死産・新生児死など、小さくして亡くなった赤ちゃんに贈るメモリアル品の製造販売
②小さくして亡くなった赤ちゃんの産着の寄付活動
代表:田中 梓
Instagram : https://www.instagram.com/soramusubi/

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