金色の御城印「寛永行幸四百年・特別記念符」が完成!
二条城・寛永行幸四百年祭 クラウドファンディング返礼品限定
2026年に開催する「二条城・寛永行幸四百年祭」に向けて、「Living History KYOTO」(代表/濱崎加奈子、設立/2023年9月)は、2024年5月19日までクラウドファンディングを実施しています。このほど、その返礼品(リターン)の一つ、金色の御城印「寛永行幸四百年・特別記念符」が完成しました。
■金色の御城印「寛永行幸四百年・特別記念符」
戦に明け暮れた戦国時代が過ぎ、大坂の陣から11年後の1626(寛永3)年9月。大御所(2代将軍)・徳川秀忠と3代将軍・徳川家光の招きに応じて、 後水尾天皇が徳川将軍家の京都の拠点である二条城へ行幸されました(以下、「寛永行幸」)。この時、朝廷と幕府が手を携えたことは、この先200年以上にわたって続く江戸時代が安寧の世であることを予感させた出来事だといえるでしょう。
この寛永行幸から400年の節目を迎える2026年に「二条城・寛永行幸四百年祭」を開催いたします。現在、その開催準備活動のためのクラウドファンディングを実施しており、その返礼品の一つである御城印「寛永行幸四百年・特別記念符」が完成しました。寛永行幸では、徳川秀忠・家光が後水尾天皇を黄金の調度でもてなしたことから、金色の台紙に金色の文字という特別感あるデザインといたしました。このクラウドファンディングだけの限定アイテムです。ぜひ、ご注目ください。(返礼品に含まれるのは、1万円以上の支援コース)
■クラウドファンディング詳細
〈概要〉https://readyfor.jp/projects/nijojo_kanei400
目標金額:1,000万円 期間:5月19日まで
資金使途:クラウドファンディングでいただいたご支援は、2年後の「二条城・寛永行幸四百年祭」の開催に向けた準備に充てさせていただきます。
〈具体的な使途(予定)〉
・国宝の御殿を使った伝統文化祭の開催準備
・寛永行幸当時の二条城及び行幸行列の3DCG化制作委員会の発足
・寛永時代をキーワードに京都の町と全国をつなぐ展覧会・イベントの開催準備
・寛永行幸を多くの人に知っていただくための広報・PR活動 など
■「寛永行幸」「二条城・寛永行幸四百年祭」とは?
1626(寛永3)年9月。大御所(2代将軍)・徳川秀忠と3代将軍・徳川家光の招きに応じて、 後水尾天皇が徳川将軍家の京都の拠点である二条城へ行幸されました。この一大イベントについては詳細な記録が残されています。その様子をうかがわせる絵画資料のひとつに「二条城行幸図屏風」(京都市指定文化財 泉屋博古館所蔵)があります。ここでは御所と二条城の間を、公家や武家が行列をなして進み、たくさんの民衆が見物している様子が描かれています。それは現代の私たちが祭りを沿道で眺めるのとまったく同じで、大変な熱気が伝わってきます。
「二条城・寛永行幸」は江戸時代を通じて最大級とも言えるイベントであり、平和の世の到来をつげ、産業復興の象徴ともなりました。さらには、この出来事をきっかけに多彩な芸術文化が花開き、「日本文化の故郷」とも言われる寛永文化の隆盛につながっていったのです。
「Living History KYOTO」は、江戸時代、最も京のまちが沸いた5日間を2026年、400年ぶりに復活させます。
■「二条城・寛永行幸四百年祭」で企画している内容
・二条城での饗応の再現の試み
(料理を史料から再現するほか、寛永文化をテーマにした料理や菓子の公募など)
・寛永時代にまつわる展覧会の開催
・寛永時代の文化や芸能をテーマとした行事の開催
(当時の演出や技術を再現するほか、伝統文化・産業のこれからを討議する場づくりなど)
・寛永文化に関連する社寺などの特別公開の実施
・デジタル技術を使った、行幸当時の二条城(天守等)や行列の想定復元 など
■実施団体「Living History KYOTO」について
取組の方向性・目的
・2026年「二条城・寛永行幸四百年祭」の開催
・2026年以降の「寛永行幸祭」の開催
・文化や文化財を未来へつなぐための取り組みとその担い手の育成
[代表]濱崎 加奈子
(Living History in 京都・二条城協議会 会長/京都府立大学准教授/公益財団法人有斐斎弘道館館長
■問い合わせ
Living History KYOTO
事務局/京都市中京区姉小路通堀川西入樽屋町458 株式会社文と編集の杜内
MAIL/info@livinghistory-kyoto.com
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