仮想マシンに対応した 100Gbps TCP/UDPオフロードエンジン

Intellectual Highway株式会社のTCP/UDPオフロードエンジンは、SR-IOVに対応し、仮想マシンに対応した唯一の100Gbps オフロードエンジンとなりました

Intellectual Highway株式会社

Intellectual Highway株式会社(本社:神奈川県横浜市/代表取締役:貞末多聞)のTCP/UDPオフロードエンジンは、この度、SR-IOV (Single-Root I/O Virtualization) に対応し、仮想マシンやコンテナから利用する場合にも100Gbpsのフル性能を発揮することを可能としました。
https://www.i-highway.com/business/network-accelerator-ip/

Intellectual HighwayのTCP/UDPオフロードエンジンは、10000以上の同時接続に対応し、FPGAの実装において1コアあたり100Gbpsのスループット性能があり、これにより送受信にかかるCPUの負荷のほとんどを削減します。ビデオやセンサーなどのI/O信号を直接送受信する利用法と、サーバーの通信部分をFPGAカードでオフロードする利用法の二通りがあります。


SR-IOV対応

サーバーオフロードタイプでは、ホストマシンで動作する送受信処理を、FPGAカードをNICとして扱いオフロードします。近年は物理マシン上でサーバーアプリケーションを動作させることは少なく、仮想マシンもしくはコンテナ上で動作させます。この時ハードウェア側のエンジンがSR-IOV対応していないと、Hypervisorソフトウェアが複数仮想マシンからの制御要求を調停することになり、パフォーマンスが著しく劣化してしまいます。Intellectual Highwayのオフロードエンジンは、この度、SR-IOVに対応し、複数の仮想マシン上のTCP/UDP通信、および仮想マシン間の通信(VSwitch)をオフロードし、パフォーマンスをフルに発揮することを可能としました。

2024年4月2日より、SR-IOV対応しました本製品(Intellectual Property)のご評価・ご購入が可能です。


SSL/TLS拡張

TCP/UDPオフロードエンジンは、SSL/TLS拡張オプションにより、SSL/TLSのレコードプロトコルをオフロード可能です。TCPオフロードエンジンと統合されたSSL/TLSオフロードエンジンは、AES-GCMによる暗号・復号、メッセージ認証とパケット送受信を全てハードウェアが行い、CPUの負荷を大きく低減します。また、OpenSSLと互換性を持つため、アプリケーションの変更が不要なことも大きな特長の一つです。


プロトコル

802.3, ARP, ICMP, IPv4, TCP, UDP, RTP

TCP

オフロード機能:パケット生成, チェックサム, 3-wayハンドシェイク, パケット再送, 高速再転送, フロー制御, TCPリアセンブル, Delayed Ack(ソケットライブラリ同等のTCPフル機能)
最大コネクション数: 16,000以上 (コンフィグで変更可能)
スループット: 最大100Gbps / 1コア
TCPオプション: MSS(Maximum Segment Size), TimeStamp

UDP

10,000セッション以上
スループット 最大100Gbps
H.264 over RTP 他、各種プロトコルにカスタムで対応

SSL/TLS拡張

バージョン: TLS1.3
データ暗号化:AES128, AES192, AES256
メッセージ認証:GCM, SHA2

スループット 最大100Gbps

対応デバイス

Intel Arria/Stratix 4/5/10, Agilex他
Intel PAC (Programmable Acceleration Card), OFS (Open FPGA Stack)対応
Xilinx 7-シリーズ, UltraScale, UltraScale+他
Xilinx Alveoシリーズに対応, HBM2に対応

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ビジネスカテゴリ
サーバ・周辺機器
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会社概要

Intellectual Highway株式会社

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URL
https://www.i-highway.com/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市港北区大曽根2-29-5
電話番号
-
代表者名
貞末多聞
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年01月