世界初!?「合同会社型DAO」で「コーヒーカス交換所」に挑戦

ゼロジ株式会社

全体概要

昨年7月、福岡市と、日本初のWeb3特化型インキュベーターであるFracton Venturesによって開催されたWeb3インキュベーションプログラムDAO Campで生まれたプロジェクト「*カバDAO」が、4月22日に解禁される新たな会社モデル、「合同会社型DAO」を活用し、社会課題の解決と持続的な収益化の両立を目指します。

*カバDAOは、インドコーヒー豆専門の輸入卸販売を2018年より行ってきたゼロジ株式会社が、卸販売機能を、今年5月登記予定のカバDAO(合同会社型DAO)へ継承する形で運営を開始予定です。

コーヒーカス交換所/Coffee Grounds Exchange(C.G.E.)ロゴ


プロジェクト背景

『コーヒー2050年問題に取り組む』

世界規模の気候変動が原因で、コーヒー豆の主要品種であるアラビカ種の生産に適した地域が大幅に減少すると予測されています。特に、温暖化による平均気温の上昇は、コーヒー栽培に必要な特定の気候条件を変えてしまう可能性があります。これにより、病害虫の増加や水資源の枯渇などコーヒー豆の品質低下や生産量の減少が懸念され、結果としてコーヒーの市場価格が現在の3倍程度まで高騰することが予想されており、コーヒー産業にとって大きな脅威になっています。

カバDAOは、コーヒーカス(抽出後の残渣)を起点としてコーヒー2050年問題の是正に取り組んで参ります。​​


プロジェクト概要

カバDAOでは、2024年4月22日本日付で国内解禁された*合同会社型DAOを活用し、コーヒー市場が抱える2050年問題の解決と、持続的な収益化の両立を目指します。

*合同会社型DAOについてはこちらを参照ください

また、カバDAO自体のトークン設計や、運用の仕組みは後日公開予定のプロジェクトホワイトペーパー内にて詳細を公表しますので、あらかじめご了承ください。

カバDAOのコミュニティー参加は、こちら🦛

Discord:https://discord.gg/nBWzDmA5Su
 

『コーヒーカスが一杯のコーヒーに』

 

コーヒーカス交換所にカスを持ってくると以下のサイクルが始まります。

このサイクルを通じて、コーヒーカスが産業廃棄物ではなく、有価物、資源として循環するエコシステムの創出を目指しています。最終的には、コーヒーカスが、堆肥やバイオ燃料に姿を変え、地球上でクリーンな状態で再循環するよう、実現に向けて周辺パートナーを巻き込んでいきます。


『コーヒーカスから、DAO型商社、再生エネルギーへ』

カバDAOのコーヒーカス交換所がビジネスとして成立するために、コーヒー生豆の卸売やコーヒーカスアップサイクル商品の流通が根幹にあります。これは、プロジェクトに共感しDAOに参加するコーヒー豆輸入業者、焙煎業者、カフェなどの飲食店が増えて組織規模が大きくなればなるほど、バイイングパワーの増加やコーヒー豆の輸入効率が上がり仕入価格を抑えるという規模の経済が働くモデルになっています。

最終的には、コーヒー農園の経営自体もカバDAOエコシステムでカバーできるよう計画中です。

今後の最新情報や、パートナーシップのお問い合せにつきましては、以下の公式HPもしくはSNSを参照ください。

URL                : https://kabadao.com

SNS                : https://twitter.com/kabadaox

お問い合わせ   :contact@kabadao.com


⚫︎今後の動き

2024年Q2

・合同会社型DAOの登記完了

・ホワイトペーパー公開

・社員権トークン発行


2024年Q3

・合同会社型DAO運用開始

・カス回収Kitの開発

・パートナーシップの拡大



⚫︎創業支援に関わっている各サポーターからのコメント

Fracton Ventures ビニールより

弊社は2023年より福岡市と提携し、福岡市でのWeb3スタートアップの創出に取り組んでまいりました。2023年には「Web3.0 Town Hall」「Fukuoka DAO Camp」、2024年には「Fukuoka Web3 Pitch」というイベントを実施しました。カバDAO発起人である師井さんとは「Web3.0 Town Hall」で出会い、すべてのイベントでご一緒させて頂きました。当初より一環してコーヒー産業をサスティナブルにすること、そしてDAO型で運営していく姿勢を貫いておられました。この度、合同会社型DAOとして「カバDAO」が立ち上がることを、とても嬉しく思います。本当におめでとうございます。国内での活動はもちろん、グローバルへの拡大にも弊社として引き続き寄与していきつつ、共に成長させていただければと思います。We Can DAO It.


Borderless.company開発運営元OverlayAG CEO 岡崇より

「国内企業の99.7%を占める中小企業やこれから立ち上がるスタートアップが、新たな資金調達、組織作りの基盤として合同会社型DAOを選択しやすい環境整備を行い、日本の経済ビークルとしても有効な手段として発展させていけるよう邁進します。我々は2018年より、DAOの社会実装をテーマに、国内外問わず様々なことにチャレンジしてきました。今回は、合同会社型DAOの立ち上げや運用で発生する複雑なワークフローを、Borderlessで円滑にし、壮大なユースケースを市場全体で創出していけるよう、一歩一歩、足並みを揃えながらサポートして参ります。」We Can DAO It.


⚫︎創業支援サポータ紹介

■Fracton Ventures株式会社

Fracton Venturesは"Protocol Studio for Ethereum"を掲げる、日本初のWeb3特化型インキュベーター/アクセラレーターです。創業年の2021年及び翌年2022年はFracton Incubation 2021/2022 Powered by bitbankを開催し、累計20ものWeb3プロトコル/プロジェクトを育成し、グローバルに送り出しました。共同創業者3名による書籍『Web3とDAO 誰もが主役になれる「新しい経済」』(かんき出版)も好評販売中です。2023年はカンファレンスDAO TOKYOの開催、DAOSquareをはじめとしたアジアのDAOとのパートナーシップを積極的に締結するなど、アジアのDAO/Web3エコシステムの架け橋としてグローバルなネットワークを有し、Web3エコシステムをリードして参ります。

URL       :https://fracton.ventures/


Borderless.company

Borderless.companyは、スイス法人のOverlay AGによって、開発提供される、会社のシェアやエクイティをトークン化する為の基盤サービスです。法律と技術、リアルとオンラインが複雑に絡み合う、シェアのトークン化プロセスを標準化し、次世代の会社モデルを活用する事業者のサポートを行います。

URL       :https://borderless.company/


■カバDAO

グローバル創業・雇用創出特区である福岡市の主催プログラムから生まれた"コーヒー好きの、コーヒー好きによる、コーヒー好きのための"コーヒーコープです。コーヒーの恩恵を受ける人々(コーヒー好き)が、web3の技術を活用した新たな資金調達方法と業務執行を用いて、コーヒーが生み出す価値をフェアに受け取りながら協力・連携・連帯することで、いち個人やいち法人では対応できないような社会課題に対抗・対応していくというビジョンを掲げています。

-“コーヒー好きの、コーヒー好きによる、コーヒー好きのための”コミュニティが社会課題にの解決に挑戦する-

URL       :https://kabadao.com/

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会社概要

ゼロジ株式会社

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URL
https://www.inzerog.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
山口県山陽小野田市高栄2−3−5
電話番号
-
代表者名
師井一樹
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2018年02月