裁判文書管理のためのAI「llamadrive」が新たに事実整理・主張整理表の自動作成機能をリリース

「AI × クラウドストレージ」で裁判文書の作成・管理・検索を一新し、弁護士や事務スタッフの業務効率化を実現します。

llamadrive株式会社

 llamadrive株式会社(代表取締役:森田裕也、世良英誉/本社:福岡県福岡市)は、最新の生成AI技術を活用し、弁護士業務を革新する文書管理・検索機能を提供しております。このたびのアップデートでは、従来の「レポート作成」機能が大幅に強化され、書面を読み込むだけで「事件の登場人物」「事実整理表」「主張整理表」を自動作成する機能を新たにリリースいたしました。

 あわせて、本リリースに伴い、法律事務所向け生成AI勉強会シリーズ「弁護士向けの “ちょっとディープな” 生成AI勉強会」の開催をご案内いたします。本勉強会では、llamadriveに限定せず、先生方の業務に役立つさまざまな生成AIツールの紹介や、その仕組みについて詳しく解説いたします。

背景と課題

 弁護士の日常業務において文書管理は極めて重要であるにもかかわらず、以下のような課題が数多く存在しています。多くの法律事務所ではペーパーレス化の一環としてOneDriveやGoogleドライブなどのクラウドストレージを導入していますが、法律実務特有のニーズを十分には満たしていないのが現状です。

  1. 事件全体の把握が難しい
    書面や証拠が増えると全体像を把握することが困難になり、重要な事実や主張の抜け漏れが生じる恐れがあります。

  2. 重要な事実の整理が手間
    書面や資料から重要な事実を抽出し、時系列で整理することは手作業では非効率的です。

  3. 書類間の参照が困難
    訴状や準備書面を閲覧しながら、関連する証拠を即座に参照するのが難しく、作業効率が低下しがちです。

  4. 長文書類の読解負荷
    長大な文書を効率的に読み解くことは難しく、時間と労力がかかります。

  5. ファイル整理の煩雑さ
    従来のフォルダ構造ではファイル名や格納ルールの統一が必要で、これが徹底されていないとファイル探索に膨大な時間を費やすことになります。

llamadriveが提供する解決策

 llamadriveのコアとなるのは、「文章から構造的なデータ(テーブルや相関関係)を抽出することで、文書の管理・検索・読解の体験を一新する」ことです。今回のアップデートでさらに進化した「レポート作成」機能を利用することで、読み込んだ書面(訴状、準備書面、証拠書類、医療記録など)から以下のデータが自動的に抽出・生成されます。

  • 事件の登場人物
    事件関係者や証人などを自動的にリスト化。役割や相関関係を一目で把握できます。

  • 事実整理表
    書面から重要な事実を時系列順に整理。抜け漏れを防止します。

  • 主張整理表
    各書面に記載された主張を整理し、論点を見落とさないようにカバーします。

 これらの機能により、弁護士や法律事務所は増え続ける書面・証拠資料の全体像を一元的に把握でき、重要事項の見落としリスクを軽減可能です。また、事件関係者同士の相関関係が可視化されるため、煩雑になりがちな書類間の参照や連携もスムーズに行えます。

https://llama-drive.com/legalsolution

ユーザーの声

lamadriveを実際に使用されているユーザーの方々から、以下のようなフィードバックをいただいています:

弁護士法人ブライト - 和気 良浩様

 弊所は在宅業務が可能となるように、事件記録のペーパーレス化を目指してGoogleドライブに可能な限り保存するようにしていました。しかしながら、フォルダが階層型になってしまい、ファイル名の統一と格納場所のルール化で対応しましたが、ファイルを探すのに膨大な時間を費やしてしまうこともありました。また、特に訴訟においては、必要な書面や訴状などを閲覧しながら、証拠を対象する必要があり、Googleドライブではそれができないため、非常にストレスを感じていました。
 しかし、このツールはファイルが視覚化されており、書面や証拠がすぐに取り出せ、分析することができるので、ファイル探しに費していた労力や時間が削減され、助かっています。書面同士の紐づけや、相手方の準備書面を検索し、簡単にブックマークできたりと便利なオフィシャル機能が備わっているのも魅力のひとつです。このツールを活用すれば、過去の資料が有機的一体として機能する財産になることは間違いありません。

 今後、期待していきたい点としては、裁判書面の重要なところだけを表示させるモードや準備書面の作成支援、ひいては裁判以外の案件についても、関連ファイルの紐づけができれば、業務負荷の軽減につながるのではないかと思います。

鈴木・久保田法律事務所 - 久保田 理貴様

 これまで起案をする際には、手元で証拠を開いたり、PCでスキャンしたデータを複数 開いて色々なところを行ったり来たりする必要があり、とても非効率的でした。ですが、llamadriveでは一つの画面から直接引用された証拠などにアクセスでき、操作も直感的なので、書面作成を劇的に効率化してくれました。

https://llamadrive.peatix.com/events

毎週水曜日お昼12時から「弁護士向けの "ちょっとディープな" 生成AI勉強会

この勉強会では、弊社ツールに限定せず、先生方の業務に役立つ生成AIツールの紹介や
その仕組みについて解説いたします。

  • 日程:2月5日(水)以降の毎週水曜日

  • 開催時刻:12:00PM - 12:30PM

  • 内容:毎回異なるテーマを取り上げます。

▶︎ 勉強会の一覧はこちらから。

ーーーーーーラインナップーーーーーー

2月5日 :生成AIの仕組み 〜 LLMの基礎

2月12日:“適切な指示”の与え方

2月19日:NotebookLMとは?

2月26日:音声活用:PLAUDとtl;dv

3月5日 :「pareIT」で膨大な医療記録の分析

3月12日:交通事故補償に特化したAI

3月19日:「Hubspot」AIチャットがもたらす案件管理

3月26日:「Docsumo」もう“書き写す”に時間を奪われない!

ーーーーーーラインナップーーーーーー

会社概要

社名:llamadrive株式会社(ラーマドライブ)

所在地:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2丁目2番12号 T&Jビルディング7F

代表取締役:森田裕也、世良英誉

メールアドレス:founders@ai-fract.com

設立:2023年7月

ホームページ:https://llama-drive.com/legalsolution

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会社概要

llamadrive株式会社

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URL
https://llama-drive.com/
業種
情報通信
本社所在地
福岡県福岡市中央区天神2丁目2番12号 T&Jビルディング7F
電話番号
-
代表者名
世良英誉
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年07月