世界最大級のピクセルアートコンテスト『シブヤピクセルアートコンテスト2024』が2年ぶりに開催!~テーマは、渋谷に咲く「花」~
応募期間:2024年6月1日(土) 0:00~7月31日(水) 24:00
シブヤピクセルアート実行委員会は、2年ぶり7回目となる「シブヤピクセルアートコンテスト2024(以下、本コンテスト)」を、2024年6月1日(土)0:00より開催し、世界中から多種多様な「ピクセルアート」 作品を募集いたします。
Art by Shinji Murakami
テーマは、渋谷に咲く「花」
本コンテストのテーマは、渋谷に咲く「花」、「Bit Flowers」です。1990年代後半から「Bit Valley」と呼ばれた渋谷には、その谷底に渋谷川や宇田川―今は、暗渠化して見えない―が流れており、その支流である河骨川は童謡「春の小川」の舞台にもなり、長閑な風景が広がっていました。今回のコンテストでは、世界中のピクセルアーティストが描く花々をここ渋谷に集め、かつての田園風景を蘇らせます。
花は、かつての印象派の画家をはじめ、これまで多くのアーティストが絵の題材にしてきました。また、名作と呼ばれるビデオゲームやインディーゲームの中にもさまざまな性格を持った花のキャラクターが登場します。花は、時代を越えて普遍的な価値を持つ一方で、私たちの暮らしのさまざまな場面で言語化できない複雑な感情を表しています。「咲いては枯れる」花の変化は、私たちの世界や生きることに(死ぬことにも)特別な意味を与えてくれます。私たちはそうして、いのちを見つめる機会を得たり、安らぎや平和を祈るのでしょう。
本コンテストでは、世界中のアーティストが描く多種多様な花々をここ渋谷に集め、個々の作品を讃えあい、世界の隅々までさまざまな花々を届けられればと考えています。
シブヤピクセルアートコンテストの特徴
本コンテストは、2017年の初開催以来、国籍・年齢・性別・プロアマ・個人団体問わず、SNSを通じて誰でも気軽に応募ができる形式を踏襲してきました。その結果、投稿された作品を応募期間中に鑑賞することができ、またそれらの作品に刺激を受けながら自身の作品を制作することができます。
また、本コンテストは、世界の第一線で活躍するアーティストが審査員を務め、今年も『ファイナルファンタジー』シリーズのアートディレクションを担当し「ドット絵の匠」として広く知られる渋谷員子氏、 『Louis Vuitton Travel Book』の日本版アートワークやポールスミスとのコラボレーションなどを手掛けピクセルアート界のパイオニアとして活躍するeBoy、『MOTHER3』のアートディレクターとしてキャラクターや背景のデザインに携わり現在もゲーム制作やキャラクターデザインで活躍する今川伸浩氏、Ayase氏の『シネマ』のMV制作や『ラブライブ!スーパースター!!』とのコラボをなど人気急上昇のピクセルアーティストななみ雪氏、そして、『teamLab Borderless』の仕掛け人で、昨年オープンした虎ノ門ヒルズ「TOKYO NODE」の施設責任者でもある杉山央氏を迎え、 日々アップデートされる「ピクセルアート」の芸術性やその背後にある美学を多様な視点で探求していきます。
ピクセルアートならではの制約を設けたコンテスト
2年ぶりに再開される本コンテストでは、複数のテーマが与えられたこれまでのコンテストと異なり、「花」という1つのテーマに対して作品を制作いただきます。また、「デジタル作品であること」や、「作品のキャンバスサイズを512×512px以下にすること」など、ピクセルアートのコンテストにふさわしい制約を設けています。そのため、応募者は、SNS投稿時に指定のハッシュタグの他、「作品タイトル」と「キャンバスサイズ」の記載が必要となっています。
最優秀賞は、賞金30万円と豪華液晶ペンタブレット、ピクセル彫刻トロフィー。特別賞に「ピクセルアートルームへの参加権」や「銀座のピクセルアートギャラリーでの展示権」
最優秀賞の受賞者には、賞金30万円とWacom One 液晶ペンタブレット 13、ピクセルアートに特化したウェブマガジン『thePIXEL Magazine』へのインタビュー記事の掲載、『Shibuya Pixel Art Collection Book 2024』への作品掲載、現代彫刻家zerotaro氏のピクセル彫刻トロフィーが贈呈されます。そのほか、優秀賞(10名)や審査員賞、特別賞、オーディエンス賞、16×16、32×32、64×64のサイズ毎の選出されるLimited Pixel Art賞(各1名)が用意されており、特別賞の受賞者には、ホテルアンテルーム京都にて今年から展開される『ピクセルアートルーム』への参加権(2025年度)や風水の第一人者であり、神主でもある Dr.コパ氏が昨年銀座に健立した『三宅宮』のピクセルアートギャラリーでの作品展示権が贈呈されます。
応募期間は、 2024年6月1日(土) 0:00~7月31日(水) 24:00まで
応募方法は、今年は「花 / Flowers」をテーマに、あなたの独自のピクセルアートを表現し、応募期間中、X(旧Twitter)またはInstagramで、「Shibuya Pixel Art」公式アカウントをフォローし、自身が制作したイラスト、アニメ、映像、ゲーム、彫刻、写真などのデジタル作品を「#shibuyapixelart2024」のハッシュタグと「作品タイトル」、「キャンバスサイズ」を付けて投稿するだけでご参加いただけます。応募期間は、2024年6月1日(土)から7月31日(水)24:00まで。今年も、1次審査を通過したノミネート作品を9月下旬に渋谷某所で展示し、各賞は、2024年9月29日(日)の表彰式にて発表を予定しています。
詳しくは、https://pixel-art.jp/contest または、 https://twitter.com/ShibuyaPixelArt/ をご覧ください。
■主催と後援について
主催:シブヤピクセルアート実行委員会
協賛&協力:株式会社WACOM、株式会社かます東京、404 Not Found、HOTEL ANTEROOM KYOTO、銀座三宅宮、dotpict
後援:一般財団法人 渋谷区観光協会、一般社団法人 渋谷未来デザイン
■「シブヤピクセルアート」とは
2017年から「ビットバレー」と呼ばれた渋谷で毎年開催される「ピクセルアートの芸術祭」。コンテストと展示やトークショーなどを含むイベントで構成され、過去6回のコンテストでは、プロアマ問わずさまざまな国・世代の方々にご参加いただき、コンテスト応募総数は4,247点に及び、1000名以上のピクセルアーティストが参加。毎年、世界の第一線で活躍するピクセルアーティストやクリエイターが審査員を務め、2022年はドイツ、スウェーデン、ロシア、カナダ、韓国、中国、日本の世界各国から特別審査員が招致された。X(旧Twitter)やInstagramを活用したオープン形式のコンテストは世界中のピクセルアーティストやピクセルアートファンから注目を集めている。毎年9月に開催されるイベントでは、「街を舞台に、誰もが主役となり、実験を繰り返す」を理念に掲げ、コンテスト受賞作品や招致アーティストの作品を街にインストールすることで、公共関与させながらピクセルアートの可能性を探り、その発展と普及を目指して活動している。
■「シブヤピクセルアートコンテスト2024」の募集内容
【応募方法】
期間中、X(旧Twitter)またはInstagramで、「Shibuya Pixel Art」公式アカウントをフォローし、自身の作品に「#shibuyapixelart2024」のハッシュタグと「作品タイトル」、「キャンバスサイズ」を付けて投稿。
【応募条件】
・デジタル作品であること
・キャンバスサイズ512×512px 以下の作品であること
・「Shibuya Pixel Art」公式X(旧Twitter)またはInstagramアカウントをフォローしていること
・「#shibuyapixelart2024」のハッシュタグと「作品タイトル」、「キャンバスサイズ」が一緒に投稿されていること
・応募規約を満たしていること(詳しくは、https://pixel-art.jp/contest をご参照ください。)
※結果発表までは「#shibuyapixelart2024」のハッシュタグを外さないようにご注意ください。
【応募資格】
国籍 / 年齢・性別 / 社会人・学生 / 団体・個人 いずれも不問
【審査基準】
審査員が、特に重視するポイントは、以下3つの観点です。
●独自性(Originality)・・・「ジブン」らしさや「個性」
●社会性(Sociality)・・・社会との「関係性」や社会に対する「問い」
●構成力(Story-telling)・・・与えられたテーマに対する「理解」、その「表現」の鋭さや深さ、美しさ
これら3つの観点から審査員が一番共感できた作品をそれぞれ選出します。
【結果発表】
2024年9月29日(日)に渋谷某所で開催予定の表彰式にて発表いたします。受賞者には、X(旧Twitter)もしくはInstagramの「Shibuya Pixel Art」公式アカウントから直接DMでご連絡いたします。受賞者は、「Shibuya Pixel Art Collection Book 2024」に作品を掲載することができ、これらの副賞は、すべて任意でご参加いただけます。
【スケジュール】
一次審査:2024年8月8日(木)〜8月18日(日)
受賞ノミネート展示: 2024年9月下旬
表彰式:2024年9月29日(日)開催予定 ※全ての賞はここで発表されます。
【審査員 全8名】
・株式会社スクウェア・エニックス アートディレクター 渋谷員子
・アーティスト / ピクセルアート・グループ eBoy(Kai, Steffen and Svend)
・イラストレーター・アートディレクター 今川伸浩
・ART +TECHプロデューサー 杉山央
・ピクセルアーティスト ななみ雪
・シブヤピクセルアート実行委員長 坂口元邦
【賞品】
最優秀賞: 賞金30万円/Wacom One 液晶ペンタブレット 13/「thePIXEL Magazine」インタビュー記事掲載/「Shibuya Pixel Art Collection Book 2024」に掲載/ピクセル彫刻トロフィー
優秀賞(10名様): Wacom One ペンタブレット small/「Shibuya Pixel Art Collection Book 2024」に掲載/ピクセル彫刻トロフィー
審査員賞:各審査員より贈呈
オーディエンス賞(1名様):賞金3万円/「Shibuya Pixel Art Collection Book 2024」に掲載
特別賞:「Hotel Anteroom Kyoto Special Collaboration」特別賞 ピクセルアートルームとのコラボ権/ 「銀座三宅宮」特別賞 銀座三宅宮ピクセルアートギャラリーにて作品掲出の機会を提供
Limited Pixel Art 賞(16×16 / 32×32 / 64×64)(各1名様):dotpictプレミアム会員1年間無料/dotpictアプリ内トップに受賞情報を掲載
※すでにプレミアム会員の方はプレミアム会員1年分のAmazonギフト券を贈呈
■「シブヤピクセルアートコンテスト2024」の審査員紹介とコメント
特別審査員:渋谷員子(Kazuko Shibuya)
渋谷に咲くたくさんのお花。どんなお花が集まるのか楽しみにしています。
株式会社スクウェア・エニックス アートディレクター
旧スクウェア時代から現在のスクウェア・エニックスに至るまで 「ファイナルファンタジー」や「ロマンシングサ・ガ」シリーズなどキャラクターのドット絵やデザインを手掛けてきたグラフィックデザイナー FF1のオープニングシーンなど今なおプレイヤーの 記憶に印象深く刻まれている多数のグラフィックを担当し「ドット絵の匠」としてファンを魅了する。 近年では「ファイナルファンタジー ピクセルリマスター」シリーズで全てのメインキャラクターをリマスタリングしている。
https://www.instagram.com/kazuko_shibuya/
特別審査員:eBoy(Kai, Steffen and Svend)
今年もたくさんのご投稿をお待ちしております!皆さん頑張ってください! :)
アーティスト / ピクセルアート・グループ
「ピクセルのゴッドファーザー」である eBoy は、ロサンゼルスとベルリンを拠点とするアートグループです。 1997年にカイ・フェルメール、シュテフェン・ザウアータイグ、スヴェント・シュミタルによって設立されました。 eBoyは、ピクセルアートの先駆者の1つとして広く知られています。
https://www.instagram.com/eboyarts/
https://www.threads.net/@eboyarts
https://bsky.app/profile/eboy.bsky.social
特別審査員:今川伸浩(Nobuhiro Imagawa)
皆さんの素敵なピクセルアートと出会えることを楽しみにしています!
イラストレーター / アートディレクター
スーパーファミコン時代からゲーム開発に参加。 『MOTHER3』ではアートディレクションを担当、キャラクターデザインや背景デザインに携わる。 現在はフリーでゲーム制作やキャラクターデザイン、グッズデザイン、カードイラストなどに携わっている。
https://x.com/NobuhiroImagawa/
特別審査員:杉山央(Ou Sugiyama)
全てが複雑化する現代において、ピクセルアートがもつ物事の本質に迫る表現手法は多くの人々を惹きつけます。引き算の芸術は日本の伝統にも通じます。シブヤというあらゆる現代カルチャーが交差する特異点で、継続して本展が開催されることの意義はアート、カルチャー史においても重要です。現代を象徴し時代を超えて活躍する才能の発表の場として益々の拡大を期待しています。
ART +TECHプロデューサー
祖父は日本画家・杉山寧と建築家・谷口吉郎、伯父は三島由紀夫の文化一族に生まれる。 2018年「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」室長を経て、2023年虎ノ門ヒルズ「TOKYO NODE」の施設責任者としてRhizomatiks × ELEVENPLAY、蜷川実花との開幕記念企画となる体験型の展覧会を連続して手掛ける。 2024年6月に独立。現在は、2025年大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」計画統括ディレクター、2027横浜国際園芸博覧会テーマ事業館展示ディレクターなど、アートとテクノロジーを掛け合せた体験と施設をプロデュースする。 https://www.instagram.com/ousugiyama/
特別審査員:ななみ雪(Yuki Nanami)
自身がピクセルアートを始めた頃に憧れていたピクセルアートコンテンストに今年は審査員として参加できるということでとても楽しみです! 皆さんのさまざまな味のある作品を見られるのを期待しております!
ピクセルアーティスト
2019年より、ドット絵制作アプリdotpictを使い始めたのをきっかけにピクセルアートの世界へ。 主に女の子と風景を描き、日常を切り取ったようなどこか懐かしい空気感のある作風が得意。 ループアニメーションを用いたMV等の映像作品も多数制作。企業とコラボしたアパレル商品やグッズの販売も行なっている。
https://yuki77mi.amebaownd.com/
特別審査員:坂口元邦(Moto Sakaguchi)
昨年開催を見送ることになったピクセルアートコンテストを2年ぶりに開催できて本当に嬉しく思います。これまでコンテストに参加したことがある人、初めて参加する人、誰もがピクセルアートを通じて、このコミュニティの豊かさを実感できるコンテストになれば幸いです。
シブヤピクセルアート実行委員会 実行委員長/株式会社thePIXEL 代表
18歳で渡米し、大学で芸術・造形を専攻する傍ら、空間アーティストとして活動。帰国後は、広告会社で企業のマーケティングおよびプロモーション活動に従事。ゲーム文化から発展したピクセルアートに魅了され、2017年に「SHIBUYA PIXEL ART」を渋谷で立ち上げ。ピクセルアートを「現代の浮世絵」と称し、アーティストの発掘・育成・支援をライフワークとする。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像