社会福祉法人恵洋会は、最先端のICT・見守り機器の導入で職員の夜間勤務の負担軽減を進めています
社会福祉法人恵洋会は、介護医療院「千年希望の杜 成田」(2024年10月開院予定、所在地:千葉県成田市)の開設に向け、ICT・見守り機器を導入することになりました。さらに基準以上の夜間勤務職員を配置するなど、介護職員の働き方改革を進めています。
介護福祉施設の夜間勤務は労働時間が長く、職員数が少ないと大きな負担がかかります。職員への負担は利用者様に提供するケアに直結し、より良いサービスの提供が難しくなります。特に夜間においては、現在の基準では20名を1名の職員で対応することが手厚い配置とされますが、それは利用者の要介護度によります。要介護度が高ければ職員の負担は増えます。このような現状では人材確保も難しく、そのため、社会福祉法人恵洋会では積極的に働く環境を充実させる取り組みを行っています。
ICT・見守り機器を導入し、職員の負担軽減とその先のより良い介護サービスのために
その取り組みの一つとして、1フロアにパラマウントベッド社の見守り機能付きセンサーを導入します。センサーマットレスを下に敷き込むだけで簡単にセットでき、利用者様の身体に何も装着することなく、睡眠に影響を及ぼしません。
このセンサーは、呼吸数や心拍数、睡眠状態、覚醒、起き上がり、離床動作などを、介護職員が離れた場所にいてもリアルタイムで把握できます。これにより夜間の見守りや生活状態の把握など、職員の大きな負担となる業務を大幅に軽減できます。
センサーで感知する情報だけでなく、状態の変化を検知した際の通知に合わせ、映像を表示するシステム「見守りSCAN eye(カメラ付きの眠り)」も職員の負担を軽減します。センサーの感知情報だけでなく、視覚的に確認できることで、より的確な判断が可能になります。カメラ付きの機器の導入はプライバシーにも配慮されたシステムで、目的に応じて保存する映像の画質・解像度を変更できる機能もあります。
これまで、介護職員は常に意識を張り詰め、多忙な業務を行いつつ利用者の状態を見守ってきました。これらのセンサーの導入により、業務負担の軽減とともに利用者の異常や危険を素早く察知し、落ち着いてより的確なケアを提供できるようになります。
基準配置以上の職員を配置し、年間休日120日を実現。より働きやすく
介護医療院「千年希望の杜 成田」では基準より多くの職員を配置します。介護医療院は長期的な医療と介護のニーズを合わせ持つ方を対象に、一体的にサービスを提供する施設です。医療面のケアが必要な方や、身体的に多くの介助が必要な要介護度の高い方が主に入居されますが、基準以上かつ実現可能な範囲でゆとりを持たせた配置をし、介助する職員の身体的・精神的負担を軽減することで、結果として利用者様やそのご家族様の安心にもつながるという好循環を作り出していきます。また夜間勤務の負担軽減だけでなく、年間休日120日と、高い有給取得率の実現を目指します。
介護医療院「千年希望の杜 成田」は2024年10月開院予定です。現在は人材の確保を中心に開業の準備を進めています。2024年9月には研修も開始します。職員への教育、待遇、働く環境を多面的にサポートし、より質の高いサービスを提供します。オープニングスタッフ採用に関する詳細はホームページをご覧ください。
法人名:社会福祉法人 恵洋会
所在地:千葉県長生郡睦沢町川島1458-1
設立:平成7年11月17日
従業員数:110名
HP:https://keiyou-kai.jp/
●介護医療院「千年希望の杜 成田」の職員を募集しています。詳しくは採用サイトをご覧ください
プレスリリース及び採用に関するお問合せ先:
社会福祉法人 恵洋会 佐藤 電話0476-85-8410
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