福祉現場のDX化に挑む!ダイアロゴス、エヌ・ゲートと共同で障害福祉サービス事業者向けに業務支援システムを開発
ジェノグラム作成ツールの導入により、より細やかなアセスメントと支援を
一般社団法人ダイアロゴス(大阪市西区)と株式会社エヌ・ゲート(福岡市博多区)は、障害福祉サービス事業所向けの業務支援システム開発に関して業務提携を行うことになった。この提携により、両社は障害を持つ人々の就労支援に新たな価値を提供することを目指す。
エヌ・ゲートが提供する業務支援システム「プロジェクトRIN」は、事業所の運営支援を目的とした
高機能なクラウドシステムであり、現場職員の勤怠管理、記録作業、利用者の利用状況の管理等便利な
機能を有し、情報の一元化やペーパーレスなどの業務効率化を後押しする。
これにダイアロゴスが開発中のジェノグラム作成ツール「GENOMAKER(S)(ジェノメーカー)」が組み込まれ、利用者基本情報にジェノグラムが追加できるようになった。
ジェノメーカーは、サービス利用計画書や個別支援計画の作成支援ツールであり、利用者の家族構成や周囲の人々、専門機関、団体などの社会的関係を視覚的に表現するジェノグラムやエコマップをWebブラウザ上で容易に作成できる機能を有している。利用登録なしに誰でも使える事から様々な事業所で利用されている。また、当ツールは就労支援事業所の利用者によって開発された画期的なものでもある。両システムの連動は2024年6月21日より始まっている。
この提携は、障害を持つ人々が社会や職場において、よりやりがいや意欲をもって働くための支援を強化するものであり、利用者一人ひとりの状況に合わせたきめ細やかな支援の提供を可能にする。プロジェクトRINにジェノメーカーを搭載することで、事業所は利用者の背景をより深く理解し、個別化された支援計画の策定に役立てることができるようになる。
ダイアロゴスの代表理事 坂根匡宣は「この提携を通じて、障害を持つ人々が自分の能力を最大限に発揮し、社会の一員として活躍できるよう支援していきたい」と述べている。エヌ・ゲートの代表取締役 岩下直樹氏も「最先端の技術を用いて、障害福祉サービスの質の向上に貢献できることを嬉しく思う」とコメントしている。
今回のプロジェクトは障害福祉サービスにおけるデジタル技術の活用を推進し、より良い支援体系の構築を目指す重要な一歩である。両社は、この業務提携を契機に、障害を持つ人々の社会参加を支援するための新たなソリューションを提供していくことを約束する。
※私たちは障害の社会モデルの立場にたっており、障害の「害」の字は漢字で表記させて頂いています。
【企業概要】
■一般社団法人ダイアロゴス
障害や生活困窮などで働きにくい方々への仕事づくりに向けて主に就労継続支援事業所A型・B型を運営。事業所では行政、民間企業等を顧客とし、WEBデザイン、メタバース空間作成、製菓及び販売、オークション代行等幅広い事業を展開している。
■WEBサイト
ダイアロゴス
ポリフォニー(就労継続支援事業所A・B型)
ギフテッドスタイル(就労継続支援事業所B型)
■株式会社エヌ・ゲート
障がい福祉サービス業向け業務支援システムの提供、ソフトウェアの開発・保守・インフラ整備等を行っている。同社が開発した業務支援システム「プロジェクトRIN」は業務の効率化を実現する障害福祉サービス事業所に特化した業務支援システムであり、支援員に寄り添った操作性・仕様にこだわり、サービス全体の底上げを目指す。
WEBサイト:https://www.ngate.co.jp/
【お問い合わせ先】
導入のご検討、製品の詳細等に関しては下記へお気軽にお問い合わせください。
プロジェクトRIN・GENOMAKER(S) お問い合わせ専用フォーム(リンク先ページ下部にあります)
すべての画像