デジタル障害者手帳「ミライロID」を用いた駐車場料金の減免処理システムを自社管理事業地に導入いたします
駐車場管理会社アマノマネジメントサービス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:小針宏之、以下「AMS」)は利用者の利便性向上を図るため、「ミライロID連携システム」(以下、「本システム」)を自社管理事業地の一部において導入することを決定しました。
本システムの導入により、障害者の方々が駐車場での減免処理をスムーズに受けることが可能となります。
AMSは、運営ビジョンに基づき、誰もが使いやすい・よりストレスフリーな駐車場サービスの提供に向けた取り組みを進めています。今回の本システムの自主導入は、その一環として行われるものです。
■「ミライロID連携システム」とは
株式会社ミライロ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:垣内俊哉)が運営するデジタル障害者手帳「ミライロID」を利用した、駐車場料金の減免処理を行うシステムです。AMSでは、2022年8月に広島市営駐車場18か所へ導入。以後、各地の駐車場で導入を推進しており、2024年度には累計120以上の事業地に本システムが導入される予定です。
本システムの導入は、これまで課題となっていた聴覚に障害がある方々とのコミュニケーションの難しさを解決する大きな一歩になっています。
また、障害者への合理的配慮の提供を民間の事業者にも義務付ける、障害者差別解消法の改正法が2021年5月に成立し、2024年4月1日から施行されました。
本システムの導入により、同法に従った適切かつ有効な対応ができるようになります。
デジタル障害者手帳「ミライロID」:https://mirairo-id.jp/
ミライロIDヘルプセンター:駐車場・駐輪場で「QRコード機能」を利用して、障害者割引の適用を受けたい
■「ミライロID連携システム」導入のメリット
駐車場料金の減免処理は、対面やコールセンターからの遠隔対応で対応していることがほとんどです。この際、対話中の会話が周囲に漏れてしまう、対応に時間がかかり後続車を待たせてしまうなどの心理的な負担が利用者に発生してしまうことが長年の課題となっておりました。
本システム導入による最大のメリットは、利用者が「自分自身で・安心して・自分のペースで」減免処理を行えることにあります。自己完結型の減免処理を導入することで、ハード面の利便性向上のみならず、利用者の心理的な負担を軽減いたします。
また、事業者の視点からも、これまで対面で対応していた工数を削減したり、AMSの情報提供サービスで減免対応履歴の管理を容易に行うことができ、業務省力化の実現に寄与いたします。
■「ミライロID連携システム」自主導入事業地
▽2024年6月より運用開始
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アットパーク白根公園駐車場(神奈川県横浜市)
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アットパーク川崎富士見第2駐車場(神奈川県川崎市)
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ふれあい緑地(中央・北・南)自動車駐車場(大阪府豊中市)
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二ノ切池公園自動車駐車場(大阪府豊中市)
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豊島公園自動車駐車場(大阪府豊中市)
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県民丸山サンビーチ駐車場(兵庫県赤穂市)
▽2024年7月より運用開始
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アットパーク市民活動拠点ベテルギウス駐車場(神奈川県大和市)
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神奈川県平塚市内事業地
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神奈川県藤沢市内事業地
以後、順次拡大してまいります。詳細はAMSのコーポレートサイトをご確認ください。
■お問い合わせ
アマノマネジメントサービス株式会社
事業企画本部 営業企画部
ams@amano.co.jp
コーポレートサイト:https://www.ams-amano.co.jp/
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