「CDIBクロスボーダーイノベーションファンド」は台湾、日本、タイと提携 産業と地域の枠を超えた国際的なプラットフォームを構築
台湾ベンチャーキャピタル大手のCDIBキャピタル傘下の開発創新管理顧問(日本法人所在地:東京都新宿区、総経理:郭大經)今年8月に「CDIBクロスボーダーイノベーションファンド」の設立を発表しました。このファンドより、台湾と日本のスタートアップエコシステムを深化し、台日のリソースを結びつける架け橋となることを目指し、双方のスタートアップ支援を推進しています。11月21、22、23日三日間開催された台湾最大の国際スタートアップイベント「Meet Taipeiイノベーション&スタートアップカーニバル」において、台智雲AIスーパーコンピューティングアクセラレーター(Taiwan Web Service Corporation AIHPC Accelerator)、国際スタートアップ拠点CIC(Cambridge Innovation Center)、タイのデジタルテクノロジープラットフォームTechsauceとの提携を発表しました。この提携により、台湾、日本、タイなどの国際リソースを連携させ、産業や地域の枠を超えたスタートアップ向けの国際的なプラットフォームを構築します。
CDIBキャピタルの総経理南怡君氏は、「AIに関連するスタートアップ企業を支援する台智雲AIスーパーコンピューティングアクセラレーターとの提携を通じて、スタートアップはアクセラレーターのリソースと投資サポートによる全面的な支援を受けることができ、起業の道をより迅速に、さらに遠くまで進めるでしょう」と述べました。また、CIC TokyoやTechsauceとの提携は地域を超えた協力を象徴しており、国際パートナーの参加によって、台湾のスタートアップに国際的な視点が提供され、日本や東南アジアの新市場開拓を支援します。
今年の「Meet Taipeiイノベーション&スタートアップカーニバル」のテーマは「TAIWAN+1」で、開発創新管理顧問もこのテーマに基づき、グローバルインキュベーターのGarage+と共同で「共に歩む力」というテーマのパビリオンを開設しました。このパビリオンにて、起業育成、企業リソース、スタートアップへの投資、国際連携に関連する講演やセミナーを多数開催しました。これにより、日本市場進出を目指すスタートアップ企業に有益なアドバイスを提供しました。台日スタートアップの双方向的な発展に向けた新たな可能性を切り拓きます。
開発創新管理顧問の総経理郭大經氏は、「CDIBクロスボーダーイノベーションファンド」の重要な目標は、スタートアップが国際舞台で成功するために必要な資源、つまり資金と現地のネットワークを提供することです。これからも産業と地域の枠を広げ続けることで、スタートアップは重要なパートナーとの連携を実現します。
「台日交流フォーラム」では、Shibuya Startup Support and Shibuya Startup KKを招き、渋谷が具体的にスタートアップ支援を推進しているかを紹介しました。また、シリコンバレーベンチャーズが日本のスタートアップエコシステムを分析し、参加者に日本のスタートアップ現状への深い理解を提供します。さらに、日本のベンチャーキャピタルのCool Japan Fundやみずほキャピタルと台湾スタートアップ企業の対話を通じて、両者間のイノベーション連携を加速します。
今回のイベントでは、スタートアップが最大限の成果を得られるよう、開発創新管理顧問は「CEOラウンドテーブル」を開催しました。日本のスタートアップエコシステムにおける主要パートナーのCIC、Cool Japan Fund、Shibuya Startup Support and Shibuya Startup KKを招き、日本市場攻略の秘訣やベンチャーキャピタルとの関わり方の重要なポイントを共有しました。
また、「企業共創イベント」では、講演後にマッチングを行う形式を採用し、遠傳電信(Far EasTone Telecommunications Co., Ltd.)、LINEをはじめ、Himax、AdvantechとNVIDIAなどの台湾大手企業を招いて、スタートアップパートナーに対するニーズや期待を共有しました。さらに、マッチング会を通じて共通のビジョンを持つパートナーを見つけ、共に明るい未来を創造することを目指しました。
開発創新管理顧問股斌有限公司について
開発創新管理顧問股斌有限公司(CDIB Capital Innovation Advisors Corporation, 以下「CCIA」)は、台湾の最大投資会社のCDIBキャピタルの子会社です。豊富なファンドへの投資および管理経験を持っています。CCIAは2017年に「CDIBイノベーションアクセラレーター」と「イノベーションファンド」を設立し、台湾最大のイノベーションスタートアップの投資プラットフォームを構築することを目指しています。
2023年3月に、CCIAは東京市ヶ谷に「CDIB東京イノベーションアクセラレーター」を立ち上げました。2024年に、CDIBクロスボーダーイノベーションファンド(以下「CCBI」)を設立しました。CCBIは、台湾と日本のクロスボーダーイノベーションを投資対象とし、日台双方の経験豊富な起業家たちがメンターとして指導し、様々な起業コースを提供し、台日のイノベーションスタートアップに力を尽くします。スタートアップが迅速に成長しグローバル市場に進出することをサポートします。
投資分野:人工知能(AI)/ブロックチェーン、デジタルトランスフォーメーション(DX)/グリーントランスフォーメーション(GX)、モバイルインターネット、インバウンド/アウトバウンド関連事業、ライフスタイル。
【会社概要】
社名:開発創新管理顧問股斌有限会社
本社所在地:〒162-0845 東京都新宿区市谷本村町2−3 NOVEL WORK ICHIGAYA 7F
事業内容: ベンチャーキャピタル
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