アクティブシニア時代に向けて、新ソリューション「nadia SENIOR UI/UX METHOD」を敬老の日より提供開始

株式会社ナディア

2024年9月13日 10時00分

デザインの力であらゆる企業と社会の課題を解決する株式会社ナディア（東京都新宿区、代表取締役CEO 弓庭知、以下「ナディア」）は、2024年9月16日（月）敬老の日より、新ソリューション「nadia SENIOR UI/UX METHOD（ナディアシニアUI/UXメソッド、以下、SIXM）」の提供を開始いたします。

背景

医学の進歩や生活環境の改善により、人生100年時代は遠い未来の話ではなく、現実になりつつあります。その一方で、コロナ禍の影響もあり、かつてないスピードでデジタル化も進行し、次々と登場する新技術によって私たちの生活や仕事のあり方も急速に変化しています。

このような時代の変化を踏まえ、私たちは年齢に関係なく、いつまでも新しいことにチャレンジできる世界の実現を目指し、身体機能の低下を感じ始めるシニア世代のデジタル化への課題を解決するUI/UXソリューションを開発しました。

新ソリューション「nadia SENIOR UI/UX METHOD（SIXM）」について

「SIXM」では、メインターゲットを現在の54歳から79歳と設定。この世代が、この先の20年、ご自身の身体機能の低下とともにITの変化と向き合う世代と考えました。

また、デジタルの必要性は、日常生活だけではありません。特に、アクティブシニアにおいては、デジタル技術の活用によって、より行動的に生き生きと仕事や趣味を謳歌する傾向があります。この傾向は2020年時点では25％ですが、2030年には80％まで増えると推測されています。

一方で、これまでもシニアを対象としたデバイスやサービスは提供されてきました。

しかし、わかりやすさを追求するあまり、機能排除を行ったり、デザインを最低限の内容としている場合が散見されました。その結果、実際に使用したいと思えるデザインとなっていなかったり、使用したい機能まで使用しづらい状況となっていました。しかし、私たちはアクティブシニアが増加傾向にある今、シニア向けのデバイスやサービスにも、機能的価値だけではなく、使っていて「楽しい」と感じられる情緒的価値の追求も必要だと考えました。

ソリューションの提供にあたり、私たちはメソッドの有用性を確認する実証実験を実施しました。

【実証実験について】

●概要
　実施時期：2024年8月～9月

　対象者：54歳～79歳　男女

　実験内容：SIXMを用いたサイトと用いていないサイトの比較検証
　実験手法：Webアンケート、デプスインタビューによる回答

●実験結果

以上の実証実験の結果を踏まえ、次のとおり「SIXM」を活用したサービスを提供いたします。

【主なサービス】

SIXMを用いたサイトの改修
すでに運用されている既存のサイトに対して「SIXM」を組み込み、よりシニアの利用を見込んだWebサイトの改修が行えます。
SIXMを用いた新規顧客獲得のための新サイト設立
新しくシニア向けサービスを始める時などに、顧客やターゲット分析等も交えながら、Webサイトの新規立ち上げを行うことができます。
SIXMを用いた調査
シニア対応を強化したいが、「どのようにUI改善に取り組めば良いかわからない」といった悩みに対して、現在のWebサイトのUI/UXを詳細に分析し、改善点を抽出いたします。

【ユースケース】

株式会社ナディアについて

ナディアは、デザインの力であらゆる企業と社会の課題を解決するクリエイティブスタジオです。取り組み領域はブランドコンサルティングから一本のバナー制作まで多岐にわたります。
東京、札幌、京都の3つの拠点をもち、数多くのWeb制作や運用によって培われたノウハウを強みとし、多くのデジタルクリエイティブを制作しています。2020年にはソフトウェアの品質保証の専門企業SHIFT（東証一部上場）を母体とするSHIFTグループに参画し、クリエイティブ領域を牽引しています。