病院内に『神社』を建立。耳鼻咽喉科に”耳の神様”が祀られた。
広島県の堀病院（広島県福山市沖野上町3丁目4-13）の敷地内に神社が建立された。日本で唯一祈祷のできる『耳の神様（耳明神社）』を約８００年の歴史上で、初めて分祀することとなった。
2025年２月７日（金）、堀病院の敷地内で、建立された神社の「鎮座祭」が執り行われた。
「鎮座祭」とは、神殿を建立し、神霊を鎮めまつる祭祀のこと。
※鎮座祭は「浄闇の闇の中」で行われる。浄闇(じょうあん)とは、神事をとり行う際の、「けがれのない暗闇」のことをいう。
堀病院に建立された神社はこちら。広島県尾道市因島にある大山神社の分祀となる。
因島の大山神社は、宝亀４年（西暦773年）に創立の因島最古の海を臨む高台に鎮座する古社。
今年で創立約1251年目となる。
そこに耳明神社という”耳の神様”が祀られている。
耳明神社は鎌倉時代初期に、今年で創立約800年目となる。
堀病院は耳鼻咽喉科であり、耳に関するお悩みで全国から患者さんが来院される。
医療の科学的な力にとどまらず「患者さんの心の拠り所を作りたい」という思いから、大山神社に分祀をお願いし、堀病院へ分祀が祀られることとなった。
堀病院に祀られた神様は、主祭神の大山積大神を始めとし、耳の神様、交通の神や、医療と薬の神などがある。
堀病院には、難聴、耳鳴り、めまい、など多くの耳の症状の患者さんが来院し治療をしている。
堀病院では入院施設もあり、手術も行っている。
耳の手術数だけでも、過去15年間で1000例を超えている。
そんな患者さんの「心の拠り所を作りたい」という思いから、今回のプロジェクトが実現した。
今後は年１回程度、祭礼を行う予定である。
◆堀病院（医療法人 徹慈会）https://hori.or.jp/
医療法人徹慈会は広島県福山市内に堀病院(本院)と5つの分院を運営している。
堀病院は、１９７６年に耳鼻咽喉科の医院（19床）として開院し、1981年より39床に増床して(
現在は35床）単科病院になった。
２０１１年に宇髙毅医師が院長・理事長を継承し、眼科や内科、形成外科、皮フ科、整形外科、小児科などを設けて、耳鼻咽喉科に関連する頭頚部の病気をワンストップで治療できる体制を目指している。
理事長 宇高 毅（うだかつよし）
医療法人徹慈会 理事長・堀病院 院長
◆大山神社(広島県尾道市因島) https://ooyamajinja.net/index.html
大山神社は広島県尾道市因島にある歴史ある神社で、「自転車神社」として知られる。サイクリストの安全祈願の場として人気があり、境内には自転車をかたどった絵馬やオブジェが並ぶ。また、耳の病気平癒を祈る「耳明神社」も併設されている。自然豊かな境内では、風や鳥のさえずりが心地よく響き、参拝者の心を癒やす。旅の無事を願い、新たな一歩を踏み出す力を与えてくれる神社である。
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(問い合わせ先)
医療法人 徹慈会
広報・新規事業部課長 山本まで
a-yamamoto@hori.or.jp
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