京都丹後ちりめんの老舗、新ブランド「ソワセレスト」が渋谷でクリエーション・アムール初出展

「SOIE CÉLESTE（ソワセレスト）」は、10月16日（水）〜10月18日（金）第16回クリエーション・アムール（渋谷トランクホテルで開催）に出展。シルクの丹後ちりめんアイテムを受注・販売。

丸仙株式会社

2024年10月8日 08時00分

「SOIE CÉLESTE(ソワセレスト)」

「SOIE CÉLESTE(ソワセレスト)」は、京都府北部丹後地方で、1875年創業から職人達と伝統を守り全行程を一貫して行う、ちりめん工場の丸仙株式会社が2024年に立ち上げた新ブランドです。

丸仙の初代、仙右衛門の『仙』を「天上の」や「神聖な」という意味合いで、「仙のシルク」をフランス語で表現したブランド名となっています。昔から変わらないシルク100%の丹後ちりめんは、季節を問わず使用することができ、今では特別な加工により家庭洗濯も可能になりました。丁寧に使えば長持ちするサスティナブルな素材です。

『丸仙の丹後ちりめん』

『丹後ちりめん』とは、生地の表面に細かな凹凸状の「シボ」がある丹後地方で300年の歴史を持つ織物です。自社オリジナルの製作期間は、生糸から反物ができるまで約20工程で約1ヶ月ほどかかります。昔から着物や「大切なものを包む」風呂敷として使用されてきました。この独特のシボにより、しわがよりにくく、しなやかな風合いに優れ、凹凸が乱反射してとても綺麗な光沢がでることが特徴です。またこれまで一般的なシルクちりめんは水につけると大きく縮むデメリットもあり、日常使いが難しいと敬遠されがちでしたが、特別な加工を施すことで、洗えるシルクちりめんとなっております。これまでも、ヨーロッパやアジアの生地の展示会や海外ラグジュアリーブランドで起用されたり、ふるさと納税の返礼品としても選定されています。

『シルクと「シボ」のマッチング』

シルクは人の肌と類似したタンパク質からできているので、肌に近い繊維と言われています。特性として吸湿・放湿機能に優れているので、いつでもサラッとした肌触りを保ちます。また抗菌や血行促進など様々な人に優しい特徴があることで、近年では介護や医療の世界でも注目されている素材です。シルクとシボのマッチングにより、ボディタオルやフェイスウォッシュパフは優しくすっきりと汚れを落としてくれます。枕カバーなどの寝具は、いつもサラッと気持ち良く、肌や髪に優しく、匂いも残りにくく快眠アイテムとしてもおすすめです。ウェアは常にさらりとした肌触りで夏は涼しく、冬は暖かく、家庭洗濯も可能なためオールシーズン活躍してくれます。