高専生のアントレプレナーシップを育成! 起業チャレンジ機会を創出する「第2回高専起業家サミット」開催のお知らせ

メディア総研株式会社

独立行政法人国立高等専門学校機構(東京都八王子市、理事長:谷口功)と月刊高専(運営:メディア総研株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:田中 浩二))が主催する「第2回高専起業家サミット」が2025年2月25日に開催されます。

■国立高専におけるアントレプレナーシップ教育について

全国に51校ある国立高専では、社会課題を自分事として捉え、失敗を恐れず、新たな価値やビジョンを創造できる学生を育成するために、アントレプレナーシップ教育を実施しています。

現在の日本では、課題を発見し、自分事として捉えて解決する能力や姿勢が求められています。これまで高い技術力と実践力を兼ね備えた人材を育成してきた国立高専ですが、それにアントレプレナーシップも加えることで、新しい産業を生み出し、社会課題を解決する人材の養成にも取り組んでいます。

そのため、文部科学省による高等専門学校スタートアップ教育環境整備事業として採択された国立高専では、高専生が起業を含め様々な活動に挑戦できる起業家工房(ラボ)の環境整備が進められているほか、起業について学べる講義やワークショップなど、さまざまな取り組みが実施されています。

それに加え、国立高等専門学校機構と月刊高専が主体となった「高専スタートアップ支援プロジェクト」が2023年度にスタートしました。高専スタートアップの全国コミュニティを形成し、中長期的に高専起業家をサポートできるプラットフォームづくりを目指しています。

■高専起業家サミットについて

「高専起業家サミット」は、起業を目指す高専生が一堂に会し、ビジネスプランの発表、交流を行うサミットで、高専スタートアップ支援プロジェクトの一環として開催しています。高専生の起業チャレンジ機会を創出し、志を同じくする高専生同士や、そんな高専起業家を支援したい企業との交流活性化を目的としています。

「第1回高専起業家サミット」では、全国の高専42校・43キャンパスより総計98件もの多数のご応募をいただき、厳正な書類選考を通過した50チームによるビジネスプラン発表(ピッチ)・ポスター発表が、2024年3月11日(月)に東京・一橋講堂にて行われました。

▲ピッチの様子(第1回高専起業家サミット)
▲ポスター発表の様子(第1回高専起業家サミット)

当日は魅力的な発表が数多くありましたが、高専起業家サミットの特徴の1つとして挙げられるのは、サミットの後です。高専スタートアップ支援プロジェクトではクラウドファンディング特設ページをCAMPFIREで展開することで、資金獲得のサポートを行っています。

この成果を受け、「第2回高専起業家サミット」を2025年2月25日(火)に東京・一橋講堂で開催することとなりました。今回は、社会課題の解決をビジネスにつなげるプランによるピッチ「ソーシャルドクター部門」と、既存事業とシナジーを発揮するプランによるピッチ「イントラプレナー部門」の2部門を実施するほか、2部門すべてのチームと招待参加のベンチャー企業によるポスター発表も行います。

また、その前日となる24日(月・祝)には参加学生・教員を交えた交流会も実施します。

▲高専起業家サミットの特徴

■第1回高専起業家サミット後の事例紹介

第1回起業家サミットに参加した沼津高専のチーム「MIG」は、「ロビオトープ -自分好みのビオトープでロボットと共に植物を育てる-」を発表しました。これは自分好みのビオトープ(生態系)をデザインし、ロボットと協力して植物を育て、収穫し、食べることができるサービスです(ビオトープ+ロボット=ロビオトープ)。

このプランはプラチナ協賛企業賞「Honda IGNITION賞」(提供:本田技研工業株式会社)を受賞し、副賞として電動立乗り三輪モビリティ「Striemo」が贈呈されたほか、「IGNITION一般公募 一次審査参加権」も授与されました。

Hondaでは2017年より、従業員を対象とした新事業創出プログラム「IGNITION」を実施してきましたが、2024年からは社外の人が参加できる「IGNITION一般公募」がスタート。起業を目指す個人や起業3年以内のスタートアップ企業の事業創出を支援するインキュベーションプログラムとなっており、書類選考/一次審査を経て採択され、二次審査を通過した人には、Hondaとの事業連携や協業に加え、HondaのCVCからの出資検討など複数の可能性が用意されています。

そして、一次審査参加権を与えられた「ロビオトープ」は、見事審査を通過。現在、Hondaの事業インキュベーター、デザイナー、エンジニアからなるタスクフォースチームが組成され、二次審査に向けた事業開発の伴走支援がなされています。第1回高専起業家サミットをきっかけに、Hondaの事業ノウハウを高専生が学んでいると言えます。

二次審査は2024年の12月に予定されています。

IGNITION:https://global.honda/jp/ignition/

■協賛に関して

第2回高専起業家サミットでは、協賛企業を募集しています。

以下の5つのスポンサー枠をご用意しています。

▲第2回高専起業家サミットの協賛について
▲第2回高専起業家サミットの協賛の特典について

協賛に関する詳細は「第2回高専起業家サミット 協賛のお願い」をご覧ください。

■協賛申込方法

以下の協賛申込サイトよりお申し込みください。

https://bit.ly/startup-2nd

申込締切:2024年12月20日(金)

■第2回高専起業家サミット、および協賛に関するお問い合わせ

メディア総研株式会社 高専スタートアップ支援プロジェクト運営事務局

東京事業所/東京都千代田区有楽町2-10-1

TEL:03-6206-3030(東京事業所)

MAIL:kosen-startup@mda.ne.jp

■第2回高専起業家サミット 概要

開催日:2025年2月25日(火) ※2月24日(月・祝)には交流会開催

会場:一橋講堂(東京都千代田区)

主催:独立行政法人国立高等専門学校機構、月刊高専(運営:メディア総研株式会社)

公式HP:https://startup.gekkan-kosen.com/

・独立行政法人国立高等専門学校機構について

独立行政法人国立高等専門学校機構は、国立高等専門学校(高専)を設置・運営するため、独立行政法人通則法及び独立行政法人国立高等専門学校機構法に基づき、平成16年に設立されました。

国立高等専門学校機構では、全国に51の国立高専を設置し、積極的なアクティブラーニングの展開、グローバル化を先端的に進める新たな高専づくり、スケールメリットを最大限に活かした研究活動の推進などにより、地域と世界が抱える諸課題に果敢に立ち向かう、深い科学的思考に根差した実践的人材を養成しています。

HP:https://www.kosen-k.go.jp/

・月刊高専(運営:メディア総研株式会社)について

月刊高専は、高専関係者(教職員、在学生及びその保護者、卒業生)、高専進学関係者(小中学生及びその保護者、教職員)、企業関係者(採用担当者、研究開発担当者、経営者)の方々に、高専の魅力をお伝えすることを目指し運営しているWEBメディアです。

全国の高専教員や高専卒業生の方々の『ヒューマンドキュメント(研究・教育・仕事への思いなど)』等を取材し、広く一般の方々にもご理解いただけるよう平易な文章にてご紹介しています。

月刊高専HP:https://gekkan-kosen.com/

メディア総研株式会社HP:https://mediasouken.co.jp/

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会社概要

メディア総研株式会社

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URL
https://mediasouken.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
福岡県福岡市中央区大名2丁目8番1号 肥後天神宝ビル 6F
電話番号
092-736-5587
代表者名
田中浩二
上場
東証グロース
資本金
2億4900万円
設立
1993年03月