フードバンク京都、様々な方々の想いが繋がり、設立10周年を迎える
理事長交代
認定特定非営利活動法人フードバンク京都(所在地:京都府京都市)は、本年2025 年において団体設立10 年を迎えました。フードバンク京都は、設立から今まで大変多くの方々のご理解とご協力があって、活動を続けてまいりました。皆さまのご尽力に感謝申し上げます。
あわせて、初めての理事⾧交代を行いました。前理事⾧である高畠由美の退任に伴い、2025 年7 月27 日付で山村(藤原)純子が理事⾧に就任いたしました。
以下、理事⾧の交代と団体の変遷について、紹介いたします。
前理事長の高畠氏は、「もったいないからありがとうへ」を理念として、2015年に任意団体としてフードバンク京都を4人のメンバーで設立し、2018年にNPO法人化して以後、本年度退任するまで理事長を務めました。高畠氏が団体を設立されたのは、東日本大震災の後にボランティアとしてできることから始めようという気持ちが動機となっており、活動では他者への想いを大切にされてきました。人のために自分を役立てることに意義と価値をもつ人が、想いを形にする場所としてフードバンク京都を考えられ、そのような高畠氏の考えや人柄、フードバンクの取組みに共感した方々が集まり、今では70人を越えるメンバーによって支えられる団体となりました。
今年で10周年を迎えたフードバンク京都は、団体発足後初の理事長の交代となります。新しく理事長に就任した山村理事長は、高畠氏の想いに共感して2017年に活動を始め、畑作業やアソート(要請に応じて食品を箱詰めする作業のこと)、さらには講演やインタビュー依頼への対応等、精力的に活動をしています。
🔹山村純子理事長のコメント
前理事長が大切にしてきた「自分を人のために役立てる」という活動方針を受け継ぎ、お届けする方々の「各々が抱えている課題や試練」に立ち向かう力につながるよう、これからも活動していきます。又、当団体の特色であるフードバンク京都農園にも、ぜひご参加ください☆お待ちしています。
新体制になったフードバンク京都は、これからも「もったいないからありがとうへ」の気持ちを大切にして、「誰もが明るく豊かな生活の出来る社会」を実現するために、引き続き邁進してまいります。
フードバンク京都について
【概要】
・名称:特定非営利活動法人フードバンク京都
・理事長:山村純子
・設立:2015年、2018年法人化
・事務所:〒615-8141 京都府京都市西京区樫原平田町14-31
・連絡:TEL 080-2741-1646、E-mail 1fbkyoto@gmail.com

【事業】
フードバンク京都では、企業や家庭から発生する余剰食品を中心に寄付をいただき、生活が困窮されている方々や子ども食堂、施設(児童養護施設・母子生活支援施設・更生保護施設)等に食品をお渡ししています。活動は、食品の回収、配送、仕分け、アソート(要請に応じて食品を箱詰めする作業)、畑での野菜・果物の栽培等があり、多くがボランティアの方々の協力によって担われています。
【沿革】
2015年 生活困窮者対象とする食料支援団体(任意団体)設立
2018年 特定非営利活動法人の認定を取得
2022年 事務所兼倉庫を向日市から現在地(京都市西京区樫原平田町14-31)に移転
2024年 認定特定非営利活動法人の認定を取得
すべての画像
