東京海洋大学発ベンチャーとペットプラス、三陸の未利用海藻を愛犬のごは んへ。「三陸わかめふりかけ」を販売開始
わかめ漁師と重ねた乾燥・粉末化の試行錯誤。活用しきれていなかった茎わかめを、毎日のごはんに使える犬用ふりかけに。
東京海洋大学発ベンチャーの合同会社海と緑の技術研究舎(代表:平賀和徳)は、株式会社AHBが展開する「ペットプラス」とともに、三陸の未利用海藻を犬用ふりかけとして届ける取り組みを進めています。

加工の手間などから一部が未利用となっていた岩手県産わかめの茎を、海と緑の技術研究舎が現地水産業者とともに乾燥・粉末化。海藻由来のミネラルを含み、わかめ本来の磯の香りと旨みを活かした「三陸わかめふりかけ」として、ペットプラスで採用していただいております。
海の資源を活かす加工技術と、ペットと飼い主に商品を届けるペットプラスがつながることで、三陸の海藻に新たな用途を生み出し、未利用資源の削減と国産海藻の需要拡大を目指します。
■ 海と緑の技術研究舎とペットプラスがつなぐ、海藻の新たな活用
未利用資源を継続して活用するには、原料を加工するだけでなく、商品として選ばれ、使われることが大切です。
海と緑の技術研究舎は、海藻を活用するノウハウをもとに、茎わかめの乾燥工程を設計し、現地関係者と連携しながら原料を製造しています。その原料を使った犬用ふりかけを、ペットプラスを通じて飼い主の方々へ届けています。
生産の現場にある「活かしたい」という思いを、愛犬の毎日の食事につなげる。両社は、それぞれの強みを通じて、海藻資源の新たな活用に取り組んでいます。
■ 三陸わかめの風味とミネラルを、いつものごはんに

「三陸わかめふりかけ」は、岩手県産わかめの茎を使用した犬用ふりかけです。極寒の三陸の海で育ったわかめを乾燥・粉末化し、海藻由来のミネラルと、素材本来の磯の香りや旨みを毎日の食事に取り入れられる形にしました。
いつものドッグフードにふりかけたり、混ぜたりするだけの粉末タイプ。特別な調理をせずに使うことができ、ごはんに海の風味を添えられます。
食用にも使われる茎わかめのおいしさを、愛犬の食卓にも届けたい。資源の有効活用と、日々の使いやすさを両立させた商品です。
■ 開発のきっかけは、わかめ漁師の「もったいない」
取り組みのきっかけは、岩手県大船渡市でわかめ養殖を手がける有限会社マルカツ水産から寄せられた、茎わかめの有効活用についての相談でした。
わかめは、葉やめかぶだけでなく、茎も食用として利用できます。しかし、茎わかめは加工に手間がかかるため、収穫したものをすべて商品として活用することが難しく、一部が未利用となっています。
丹精込めて育てたわかめを、できるだけ無駄にしたくない。その思いを受け、海と緑の技術研究舎はマルカツ水産とともに、茎わかめを保存・利用しやすい乾燥粉末に加工する方法の検討を始めました。

■ 漁師とともに挑んだ、乾燥・粉末化の試行錯誤
商品化に向けた大きな壁は、乾燥工程でした。
水分を多く含む茎わかめは、収穫後に洗浄や加工を行い、速やかに乾燥させる必要があります。収穫期に集中して発生する原料を処理するには、乾燥時間と作業負担の両方を抑える工夫が求められました。
当初は、大がかりな設備を導入せずに加工する方法を探り、天日干しなどの自然乾燥を試しました。しかし、乾燥に時間がかかるうえ、衛生管理も難しく、日々の収穫量に加工が追いつかない状況に直面しました。既存の乾燥機を使った方法でも、十分な処理速度が得られませんでした。
そこで、海と緑の技術研究舎はマルカツ水産とともに「乾燥機」そのものの開発に着手しました。現地で試行錯誤を重ね、茎わかめの破砕方法や脱水、乾燥時の温度、風の流れを一つずつ見直しました。
漁師による原料の確保や現場での協力と、加工工程の改良を積み重ね、ようやく犬用ふりかけに使える海藻粉末へとたどり着きました。

■ ペットプラスを通じて、三陸の海の恵みを愛犬へ
漁師が育てたわかめを、加工技術によって使いやすい原料に変え、ペットプラスを通じて愛犬と飼い主のもとへ届ける。「三陸わかめふりかけ」は、生産・加工・販売がつながることで生まれた商品です。
一度の商品化で終わらせず、日々の食事に取り入れていただくことで、未利用海藻を継続して活用できる仕組みへと育てていきたいと考えています。
海と緑の技術研究舎は、今後もペットプラスや生産者との連携を通じて、海藻の魅力と使い方を伝え、国産海藻の需要拡大と水産業の活性化につなげていきます。

■ 商品概要
商品名:三陸わかめふりかけ
用途:犬用のごはんトッピング
原材料:岩手県産わかめ
内容量:[30g]
取扱店舗:ペットプラス一部店舗及びサービス
■ 合同会社海と緑の技術研究舎について
東京海洋大学発ベンチャーとして、「第一次産業の活性化、日本の食は日本で!」を企業理念に掲げ、海の資源や技術を活かした事業に取り組んでいます。海藻分野では、地域の生産者と連携し、未利用資源の加工や用途開発を進めています。
会社名:合同会社海と緑の技術研究舎
代表:平賀和徳
所在地:[東京都江東区有明3-7-26 有明フロンティアビルB棟9階]
公式サイト:https://m-sat.co.jp/
■ 本件に関するお問い合わせ先
合同会社海と緑の技術研究舎
担当:平賀和徳
メール:[info@m-sat.co.jp]
■株式会社AHBの取り組みについて
株式会社AHBは、「動物と人間の幸せな共生社会の実現」を経営理念に掲げ、ペットショップ「ペットプラス」と「ペットプラストリミングサロン」を中心に、全国196店舗を展開しております。社名の「AHB」は、“Animal Human Bond(動物と人の絆)”の頭文字に由来し、人とコンパニオンアニマル(伴侶動物)がより良い関係を築き、幸せなペットライフをお届けすることを使命として、日々の事業活動に取り組んでいます。また、ブリーディングから卒業した犬猫と新しい家族との出会いをお手伝いする「パートナードッグ&キャットプログラム」や、楽しみながら犬の社会化を学ぶ「いぬのようちえん」の運営などにも取り組んでいます。
会社名 :株式会社AHB
代表取締役:川口 雅章
所在地 :東京都江東区木場三丁目7番11号
WEBサイト:https://www.ahb.jpn.com/
Instagram:https://www.instagram.com/petplus_official/
<本リリースに関する当社へのお問い合わせ>
株式会社AHB ペットプラス運営事務局
TEL:03-5646-5177
■有限会社マルカツ水産について
有限会社マルカツ水産は、岩手県大船渡市三陸町綾里で漁業・養殖業を営んでいます。黒潮と親潮の影響を受ける栄養豊かな綾里の海で、わかめの養殖や四季折々の魚介類の漁獲に取り組んでいます。
本取り組みでは、茎わかめの有効活用を提案し、原料の供給や現地での加工への協力を通じて、「三陸わかめふりかけ」の商品化を支えています。
会社名:有限会社マルカツ水産
代表:佐々木 晶生
所在地:[岩手県 大船渡市三陸町綾里字清水152-2]
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