埼玉県の医師不足問題に挑む新サービス「かかりつけ看護師バディ」が地域医療の課題解決に期待され、SAITAMA Smile Women ピッチ2024 でビジネスアイデア賞を受賞
地域で暮らす患者が、“かかりつけ医”と同じように”かかりつけ看護師”に医療に関する悩みを相談できる環境を整えることで、住み慣れた地域で安心して暮らせる社会の実現を目指しています。
埼玉県が抱える深刻な医師不足問題に、革新的な地域医療の支援モデルを提案する
「かかりつけ看護師バディ」(所在地:埼玉県さいたま市、代表:皆島悦子)は、『SAITAMA Smile Women Pitch 2024』(開催日:2024年11月16日、場所:大宮ソニックシティ)において、ビジネスアイデア賞を受賞しました。 今回の受賞は、看護師が患者を支える「かかりつけ看護師」サービスにより、地域医療に貢献できる点を高く評価されたものです。
事業背景
埼玉県は、人口10万人あたりの医師数が、1996年以降30年近く全国最下位(※1)。
特に高齢化が進むさいたま市のような都市部は、医療提供体制の不足が深刻化しています。「かかりつけ看護師バディ」は、病院や訪問看護が行き届かない医療行政の空白を埋めることを目的に、2023年11月に元看護師のメンバー3人が立ち上げた地域密着型の新サービスです。地域で暮らす患者が、“かかりつけ医”と同じように”かかりつけ看護師”に医療に関する悩みを相談できる環境を整えることで、住み慣れた地域で安心して暮らせる社会の実現を目指しています。
サービス内容
1.初回面談
病状や不安なことを丁寧にお聞きします。
2.看護師による受診の付き添い
看護師が、病院の受診に付き添います。
3. 離れて暮らすご家族への説明
医師の言葉を、看護師がわかりやすくご説明します。
4. 入退院時のお手伝い
看護師がサポートします。
SAITAMA Smile Women Pitch 2024とは
女性起業家の支援を目的に、埼玉県が主催するビジネスプランコンテストです。2016年から毎年開催され、今年で9回目を迎えます。2024年の応募者数は、過去最高の51社。
「かかりつけ看護師 バディ」は、「ビジネスアイデア賞」受賞を励みに、安心と信頼を届けられるように実績を積み重ねてまいります。
代表:皆島悦子の想い
相談してよかったを全ての人に!
43年間さいたま赤十字病院で勤務する中で、多くの「こんなはずではなかった」という現実を目の当たりにしてきました。特に進行がん患者の6~17%が「予期せぬ急死」を迎えるというデータが裏付けるように、患者や家族が事前に状況を理解できないまま亡くなるケースが多いことを痛感。さらに医師の説明が十分理解されず、不安を抱える本人や家族の存在も課題と感じていました。医師への調査では、8割が「患者の理解不足」を懸念していて、外来診療で看護師による支援が重要です。「かかりつけ看護師 バディ」は住み慣れた町で安心して最期まで住み続けられるお手伝いをしたいと思っています。
埼玉県の医師総数は13,224人で全国7位。人口10万人当たりの医師数は180.2人で全国最下位。 グラフ:「令和4年医師・ 歯科医師・ 薬剤師統計」(厚生労働省)を 基に 埼玉県作成より 引用
かかりつけ看護師 バディ
かかりつけ看護師バディ 代表:皆島悦子
住所:〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合2丁目3−23F(Cocoオフィス)
公式HP:https://kakaritsukensbuddy.com
メール:kakaritsuke.buddy@gmail.com
電話:070-2229-3740
看護師が受診同行して、わかりやすい言葉で説明します。
入退院支援を行います。
病状に合わせたアドバイスを行います。
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