Fluence、日本市場における蓄電池導入および再生可能エネルギー推進に向け「Smartstack™」と「Mosaic™」を発表

Fluence Energy, Inc.

[日本時間2025年2月20日] インテリジェントな蓄電池、運用サービス、アセット最適化ソフトウェアを提供する世界市場のリーダー企業Fluence Energy, Inc. (以下"Fluence"、読み「フルエンス」、Nasdaq証券コード:FLNC)は、2025年1月の日本市場への参入発表に続き、本日東京で記者発表会を開催し、日本市場向けに2つの革新的な新製品の投入を発表しました。

今回発表された「Fluence Smartstack™」(読み「スマートスタック」)は、交流の高密度蓄電池プラットフォームであり、現在、世界各国の大規模電力系統向けに商用提供が開始されています。顧客への納入開始は2025年第4四半期を予定しています。日本政府は2030年までに温室効果ガスを46%削減し、2040年には電源構成における再生可能エネルギー比率を40〜50%に引き上げる目標を掲げており、蓄電池は、電力系統の安定化および再生可能エネルギーの更なる導入拡大において重要な役割を果たすことが期待されています。

Smartstackは、高度な性能予測と診断機能、最高水準の安全性、将来的な拡張に対応したモジュール設計を兼ね備え、電力業界が直面する需要の増大、性能向上の必要性、輸送・物流上の制約、土地利用の制約といった課題に対応します。特許出願中の独自設計により、蓄電池システムを輸送しやすいサイズと重量に分割し、輸送制約の軽減および施工の簡素化を実現しました。実地では、敷地内の収容密度を最大化し、300Ahクラスの次世代バッテリーを搭載した場合、エネルギー密度は最大7.5MWhに達します。これは、現在市場で入手可能なACベースのシステムと比較して約30%高い密度となります。このプラットフォームにより、既存敷地内での発電容量を増強でき、コスト削減および開発制約のあった敷地での貯蔵プロジェクト実現を可能にします。

Fluenceの日本担当マネージングディレクター兼アジア太平洋事業拡大・マーケティング・事業開発担当副社長であるウィルヘルム・ヴァン・ブツラーは次のように述べています。

「日本は再生可能エネルギーおよび蓄電池におけるアジア太平洋地域の重要市場であり、その日本での事業拡大は、革新的な製品を投入し蓄電池業界を牽引するという当社のコミットメントを示しています。Smartstackは、スマートな性能、予測型保守、最高水準のサイバーセキュリティ、安全性をモジュール設計に融合し、土地の有効利用、性能向上、輸送・施工の課題に対応しつつ、運用のしやすさとプロジェクト経済性の向上に貢献します。」

また、Fluenceは、日本市場向けにカスタマイズされた蓄電池向け運用最適化ソフトウェア「Mosaic™」を同時に発表しました。日本は市場構造が複雑で、取引商品も急速に進化しており、世界でも有数の難易度が高い卸電力市場と言われています。Mosaicはこの日本の市場に対応するように開発され、AIを活用した価格予測および入札最適化機能により、蓄電池資産の所有者および運用者が収益最大化を図り、より多くのクリーンエネルギー導入と投資利益率(ROI)向上を支援します。

Fluence日本法人エグゼクティブマネージャー兼アジア太平洋デジタル担当副社長のアンドリュー・ケリーは次のように述べています。

「日本の電力市場では柔軟な蓄電池設備による収益機会が広がっていますが、そうした設備資産を活用するには、高度なソフトウェアが必要です。Mosaicは、日本市場特有の複雑さに対応し、先進的な価格予測と最適化技術を活用することで、入札を自動化し、収益最大化と業務効率化を同時に実現します。」

今回発表された「Smartstack」と「Mosaic」は、当社が既に日本市場で提供している再生可能エネルギー・蓄電池設備資産用パフォーマンス管理ソフトウェア「Fluence Nispera」を含む製品群に加わります。「Nispera」は、再生可能エネルギー発電事業者であるのぞみエナジー(Nozomi Energy株式会社)により、同社が保有する日本国内17カ所の太陽光発電所における性能監視、分析、レポート作成に採用されています。

Fluenceは、世界34.2GWhの蓄電池プロジェクトの導入・受注実績を有し、蓄電池分野におけるグローバルリーダーとしての地位を確立しています。今後は、東京オフィスを拠点に、日本国内の電力会社、再生可能エネルギー事業者、政策当局との連携を強化し、日本のエネルギーシステムが抱える課題解決に貢献する最適な蓄電池ソリューションを提供してまいります。

Fluenceについて

Fluence Energy, Inc. (Nasdaq証券コード: FLNC) は、革新的な蓄電池製品および再生可能エネルギーと蓄電池のためのインテリジェントな運用最適化ソフトウェアを提供する世界的な市場のリーダー企業です。Fluenceのソリューションおよび運用サービスは、より堅牢な送電網の構築と再生可能エネルギーポートフォリオの潜在能力を最大限に引き出すことに貢献しています。Fluenceは、 世界約50の市場でギガワット規模のプロジェクトを成功裏に契約、展開、管理しており、より持続可能な未来に向け、世界の電力供給の形を変革しています。

詳細については、当社のウェブサイト、またはLinkedInXなどのソーシャルメディアをご確認ください。業界の最新動向を把握するには、Fluence社の Full Potential Blog にご登録ください。

将来予測に関する記述にかかる注意

このプレスリリースに含まれる記述のうち、過去の事実に関するもの以外は、1933年証券取引法改正法第27条A、1934年証券取引法改正法第21条E、および1995年私募証券訴訟改革法の定義における将来の見通しに関する記述です。これらの将来の見通しに関する記述には、Fluence Smartstackの運用パフォーマンスに関する予測、Smartstackがもたらす可能性のある業界の変化、Smartstackの提供開始時期についての予測、日本市場と日本顧客に向けたMosaic™の運用パフォーマンスの予測に関する記述が含まれますが、これらに限定されるものではありません。このような記述は厳密には過去の事実または現在の事実に関連していないという点で判別が可能です。本プレスリリースで使用されている場合、「あり得る」「可能となる」「意志がある」「はずである」「期待する」「計画する」「予想する」「可能性がある」「意図する」「目標とする」「予測する」「コミットする」「熟考する」「信じる」「 見積もる」「推測する」「ポテンシャルがある」「継続する」、またはこれらの用語の否定形、またはその他の類似表現およびそのバリエーション、および類似の語句および表現は、このような将来の見通しに関する記述を特定することを意図していますが、これらの語句がない場合でも、その記述が将来の見通しに無関係であることを意味するものではありません。


これらの将来見通しに関する記述は、当社が現時点で入手している情報および将来の事象に関する当社の現在の期待および信念に基づくものであり、必ずしも将来の業績を保証するものではありません。当社の事業に影響を与える将来の事象が、当社の予測どおりになる保証はありません。これらの将来見通しに関する記述には、当社の管理を超えたリスクや不確実性、その他の仮定が含まれており、実際の結果や業績が、これらの将来見通しに関する記述で示されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、日本またはアジア太平洋地域における規制制度や再生可能エネルギー・エネルギー貯蔵関連目標の変化によるFluenceの事業運営への影響、一般経済状況、日本市場においてSmartstackやMosaic™ が予想どおりに機能しない予期せぬ事象などが含まれますが、これらに限定されません。

その他の詳細なリスクについては、米国証券取引委員会(SEC)に2024年11月29日付で提出した2024年9月30日終了会計年度の年次報告書(フォーム10-K)の「Item 1A. リスク要因」や、今後SECに随時提出する書類をご参照ください。当社は、時折新たなリスクや不確実性が発生する可能性があることを認識しており、全てのリスク要因を予測することは不可能です。また、個別または複数の要因によって実際の結果が将来見通しに関する記述と大きく異なる可能性があります。

これらの将来見通しに関する記述に過度に依拠しないようご注意ください。将来見通しに関する記述は、各記述が行われた時点のものであり、法律で義務付けられている場合を除き、当社は新たな情報や今後の出来事等によりこれらの将来見通しに関する記述を公に更新または修正する義務を負いません。

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ

Fluence PR事務局(ゴーストグループ合同会社)

メール:fluence-pr@ghosts.group

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会社概要

Fluence Energy, Inc.

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業種
製造業
本社所在地
4601 Fairfax Drive, Suite 600 Arlington, VA 22203 United States
電話番号
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代表者名
Julian Nebreda
上場
海外市場
資本金
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設立
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