DataPrism Technologies株式会社、再生可能エネルギー発電所の候補地評価を効率化する「発電所適地判定システム」の提供範囲を拡大しSaaSとして提供開始
実運用で培った知見をもとに、業界全体の用地開発プロセスのDXを推進

高度なAI・地理情報技術を活用して法人のDXを推進する東京大学発のAIスタートアップ、DataPrism Technologies株式会社(データプリズムテクノロジーズ、本社:東京都文京区、代表取締役:堀圭佑、以下「当社」)は、株式会社シーラソーラー(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:淵脇健嗣、以下「シーラソーラー」)と共同で開発・運用してきた「発電所適地判定システム」(以下「本システム」)について、提供範囲を拡大し、SaaSとして提供を開始することをお知らせいたします。
本システムは、事業者ごとの運用フローや対象エリアに応じて初期設定を行ったうえで提供します。
また、候補地評価における重要な判断要素である日射量・傾斜等の自然条件データの活用も見据え、検討初期の比較・スクリーニングをより行いやすくする機能拡充を進めてまいります。
■ 背景
再生可能エネルギー発電所の開発においては、候補地の探索から初期評価、事業化判断に至るまでのプロセスで、日射条件、地形、災害リスク、系統接続制約、土地利用条件、許認可要件など、多岐にわたる判断要素を横断的に確認する必要があります。
一方で、これらの情報は複数の地図・資料・ツールに分散していることが多く、候補地数が増えるほど、観点ごとの照合・比較に要する手間が増えやすいという実務上の難しさがあります。
このため、候補地一件あたりの評価に数週間を要するケースもあり、用地開発のリードタイム長期化が業界共通の課題となっています。
当社は、こうした課題を解決するため、再生可能エネルギー事業者向けに「発電所適地判定システム」を開発・提供し、候補地評価の効率化と意思決定の迅速化を支援してまいりました。
システム導入後、シーラソーラーにおいては用地選定を従来比 1/10 のスピードに短縮し、再生可能エネルギー事業の拡大を加速しています。
■ 提供範囲拡大の経緯
当社はこれまで、シーラソーラーと「発電所適地判定システム」を共同開発・運用し、実務に根差した改善を重ねてきました。
その過程で、候補地の増加に伴う評価業務の複雑化は、対象エリアや開発規模によって形を変えながらも幅広い事業者で発生し得ることが明確になっています。
こうした背景から、再生可能エネルギー開発における用地評価の効率化ニーズは、特定企業にとどまらず市場全体で高まっています。
これを受け、当社は実運用で培った知見を活かし、本システムの提供範囲を拡大することを決定いたしました。
■ 発電所適地判定システムの概要
本システムは、再生可能エネルギー発電所の候補地選定に必要な複数の地理情報を一画面に集約し、候補地のスクリーニングと比較検討を支援する地理情報システム(GIS)です。
主な機能
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地図表示機能:農地情報、ハザードマップ(洪水・土砂災害等)、送電線・変電所の系統空き容量情報、航空写真を一画面に統合表示
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適地判定機能:農地面積・農振法区分、災害リスク、系統空き容量情報などの条件を総合的に評価し、適地を自動判定
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候補地リストエクスポート機能:適地候補の一覧を農地の基本情報とともにCSVファイルで出力
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位置情報検索機能:住所、緯度経度、送電線名・変電所名による対象地域の検索

■ パートナー企業との展開方針
当社は、シーラソーラーをパートナー企業として、共同開発・実運用で得られた知見を本システムの進化に継続的に反映しながら、提供範囲の拡大を進めてまいります。
導入検討から活用定着までの支援を含む提供を進め、今後、パートナー制度の整備・拡大についても検討してまいります。
※ 連携内容・提供範囲・体制等は、関係各社との協議の上、段階的に決定します。
■ 今後の展開
当社は、本システムの提供拡大とともに、用地開発に必要な評価観点を段階的に拡充し、検討初期から稟議までを支える情報基盤として提供価値を高めてまいります。
直近では、候補地の事業性評価をより早く、より確度高く行えるよう、日射量・傾斜等の自然条件データの統合・可視化を含む機能拡充を検討するとともに、土地価格情報の取り込み・可視化、候補地に紐づく案件管理機能などを段階的に拡充してまいります。
あわせて、AIと地理情報技術を活用し、衛星画像や航空写真から周辺の土地利用や障害物、搬入路・道路状況、地形の特徴を把握する支援や、案件の検討状況に応じた次アクションの整理など、実務判断を後押しする機能の拡充も進めてまいります。
その後は、接続検討結果や見積・契約書類等の社内資料の取り込みと候補地への紐付け、工事費負担金を含む関連コストの台帳化・比較、稟議用サマリーの自動出力など、意思決定の根拠整理を効率化する機能を拡張していきます。
導入をご検討の事業者様は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
■ 株式会社シーラソーラー 会社概要
社名:株式会社シーラソーラー
代表取締役社長:淵脇健嗣
所在地:愛知県名古屋市中区丸の内2-18-14 ランドスクエア丸の内 2F
設立:2013年8月
事業内容:EPC事業、O&M事業、IPP事業、太陽光発電所販売事業、電力小売り事業 等
■ DataPrism Technologies株式会社 会社概要
社名:DataPrism Technologies株式会社
代表取締役:堀圭佑
所在地:東京都文京区本郷6-25-14
設立:2024年6月
事業内容:AI・地理情報技術を活用した法人向けDX支援
■ 本件に関するお問い合わせ
DataPrism Technologies株式会社
担当:広報担当
Email:info@dataprism.jp
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