筑波大学発の骨盤底筋を“ほぐして整える”セルフケアアイテム『sokoage』がグッドデザイン賞を受賞

骨盤底筋の柔軟性に着目した研究成果をもとに開発された新しいセルフケア『sokoage（ソコアゲ）』の、“ほぐす”という新しい視点が評価され、グッドデザイン賞2025を受賞しました。

sokoage（ソコアゲ）イメージ図

株式会社moreover（所在地：東京都品川区、代表取締役：大西安季）は、骨盤底筋を“ほぐして整える”セルフケアアイテム『sokoage（ソコアゲ）』が、2025年度グッドデザイン賞（主催：公益財団法人日本デザイン振興会）を受賞したことをお知らせします。
本製品は、筑波大学発の研究成果をもとに開発された新しいコンセプトのセルフケアアイテムであり、骨盤底筋に関連する尿漏れ・頻尿・性機能障害などのデリケートな悩みを「誰もが自分自身でケアできる社会をつくる」ことを目指しています。

●受賞概要

受賞対象名：sokoage（ソコアゲ）
受賞企業名：株式会社 moreover
グッドデザイン賞受賞ページ：

https://www.g-mark.org/gallery/winners/28019

●受賞対象の詳細

骨盤底筋を“ほぐして整える”新しいケアアイテム『sokoage』によって、骨盤底筋に関連するデリケートな悩み（尿漏れ・頻尿、性機能障害など）を自分自身で解決できる社会をつくる。
人に相談しにくい悩みを、隠して見過ごすのではなく、受け止めて理解し、改善に向けて前向きに取り組むことができるような親しみやすいデザインとなっている。

●デザインのポイント

1. 性別、年齢、体格を問わず、骨盤底筋を押圧できる形状

2. 誰でも、どこでも使用できる、親しみやすいデザイン

3. 自然と骨盤の動きを促す、底面傾斜角度設計

販売予定：2025年12月（マクアケでの先行販売を予定）

骨盤底筋に特化した独自形状を開発

手のひらサイズのため場所を選ばずに使用できる

●背景

世界で25〜45％の人が尿漏れを有し、QOL（生活の質）の低下に影響を与えているものの、命に関わらないことや痛みを伴わないことから医療受診率はわずか1％台とされています。
また、骨盤底筋トレーニングの有効性は知られている一方で、「正しくできているかわからない」「続かない」という課題がありました。
『sokoage』は、骨盤底筋の“柔軟性”に着目した研究から誕生し、“鍛える”のではなく“ほぐす”という新しいアプローチで、骨盤底筋の機能改善をサポートします。
これにより、従来のケアを補完し、誰もが前向きに自分の身体と向き合える文化の形成を目指しています。

●審査委員の評価（原文）

ウェルネス市場において骨盤底筋を鍛えるアイテムは多く見られるようになってきたが、骨盤底筋を「ほぐす」という視点がまず新しいと感じられた。
sokoageというネーミングも物質的な表現と社会的な表現のダブルミーニングがダイレクトでわかりやすい。
価格もかなり抑えていることから、男女問わずはじめの一歩としてトライしやすいアイテムとして優れている。

『sokoage』に込められた想い

●代表コメント

株式会社moreover 代表取締役／開発者
大西 安季（おおにし あき）

「sokoage」は、これまで“鍛える”ことが中心だった骨盤底筋ケアに、“ほぐす”という新しい選択肢を届けたいという想いから生まれました。
このグッドデザイン賞の受賞を通じて、デリケートな悩みを隠さずにケアできる文化を広げ、誰もが自分の体を前向きに整えられる社会の実現を目指します。

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【株式会社moreoverについて】
株式会社 moreover（モアオーバー）は、筑波大学発の研究成果を基に、からだの悩みを自分でケアできるプロダクトを開発する研究開発型スタートアップです。
第一弾となる『sokoage（ソコアゲ）』では、骨盤底筋の“柔軟性”に着目し、「鍛える」だけでなく「ほぐして整える」という新しいセルフケアの形を提案しています。
人に相談しにくいデリケートな悩みに対して、自分自身で前向きに向き合えるきっかけをつくり、性別や年代を問わず、誰もが心身ともに健やかに過ごせるウェルビーイング社会の実現を目指しています。