プレスリリース: ハードニングプロジェクト、総務大臣奨励賞を受賞
~ ビジネスと技術の両面におけるセキュリティ堅牢化競技会を通じた長期的な地域貢献と啓発活動を実践してきたチームを高く評価 ~
2025年3月14日、Hardening Project(ハードニングプロジェクト、実行委員長 門林雄基)は、このたび「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」を受賞いたしました。
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総務省によるリリース:「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」の受賞者の決定」(令和7年3月14日)
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大臣・副大臣・大臣政務官の動き:「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」表彰式(令和7年3月14日)
受賞理由
本賞は、「サイバーセキュリティ対応の現場において優れた功績を挙げ、今後もさらなる活躍が期待される個人または団体(チーム)」を広く周知し、日本国内のサイバーセキュリティ意識の向上を図ることを目的とされています。今回の受賞に際しては、実践的なセキュリティ競技会「ハードニング競技会」を長期にわたって継続し、その知見を地域コミュニティや啓発活動へ共有してきた点などが評価されました。

Hardening Projectについて
Hardening Project(ハードニングプロジェクト)は、2012年の東京を皮切りに、沖縄、兵庫、北海道などの地域で20回以上開催してきた「ハードニング競技会」を中心に、セキュリティの課題解決や堅牢化技術を高める場を、仲間や有志の皆さまとの協力のもとで築いてまいりました。チーム単位での防御力や実務対応力を高め合うと同時に、各自の専門領域で培った知識やアイデアが相互に結びつくことで、多様な分野へと広がりを見せています。
今回の受賞を励みに、Hardening Projectはこれからも、技術面、すなわちセキュリティ技術者やシステム構築・運用担当者はもちろんのこと、ビジネス面でも、組織の意思決定者や教育現場、そしてさまざまな地域の方々など、多様な立場の方々と共に“セキュリティ堅牢化”を実践し、新たな可能性や知見を発掘し合う場を広げていきたいと考えています。
これまで競技会にご参加くださった皆さまや、多方面で力強いご支援をいただいたすべての方々に、あらためて心より感謝申し上げます。
2025年度年間計画を公表しておりますので、ぜひ個人の皆様、団体の皆様もご参加ください。
表彰を受けて
このたびは栄えある総務大臣奨励賞をいただいたことに実行委員一同、感激しております。このたびの賞はハードニングプロジェクトに対する激励であると同時に、2011年の構想当初よりコミュニティの皆様と共に創り上げてきたものの社会的意義が公に認められたマイルストーンでもあります。
この場をお借りして、「衛る総合力」を希求する私どもの旅を直接・間接にご支援いただいた全ての皆様に感謝いたします。これからも皆様と共に、「衛る総合力」の広がりと高みを向上させるための志と企てを共有し、連帯と挑戦を続けてまいります。
実行委員長 門林雄基
受賞者:Hardening Project 実行委員会 (2025年3月現在)
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門林雄基 (国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学)
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岡田良太郎 (株式会社アスタリスク・リサーチ)
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中野渡敬教 (OWASP Japan)
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淵上真一 (日本電気株式会社)
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根岸征史 (株式会社インターネットイニシアティブ)
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上野宣 (株式会社トライコーダ)
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川口洋 (株式会社川口設計)
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中西克彦 (株式会社FFRIセキュリティ)
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中津留勇 (セキュアワークス株式会社)
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柳澤伸幸 (株式会社ラック)
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宮地利幸 (国立研究開発法人情報通信研究機構)
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安田真悟 (国立研究開発法人情報通信研究機構)
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山城重成 (株式会社ラック)
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三輪信介 (国立研究開発法人情報通信研究機構)
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鈴木智晴 (デジタル庁)
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松下めぐみ (ソフトバンク株式会社)

エンドースメッセージをいただいています。ありがとうございます。
株式会社神戸デジタル・ラボ 代表取締役社長 玉置 慎一様より
「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」のご受賞、心よりお祝い申し上げます!
Hardening Projectが長年にわたり築き上げてきた挑戦と革新が、日本のサイバーセキュリティの未来を切り拓いてきました。その偉業がついに国からも正式に認められたこと、これほど意義深いことはありません。
弊社は2017年の淡路夢舞台での開催からスポンサーおよび運営協力としてHardening Projectに参画しています。それ以前から多くの社員が出場メンバーとして挑戦を重ねてきました。
Hardening Projectを通じて磨かれた実践力が、私たちのサービスを進化させ、日本の企業や社会をより強く「衛る」力となっています。
この受賞をさらなる飛躍の始まりとし、Hardening Projectが次なるステージへと進まれること、そしてより多くのスペシャリストを輩出し、日本のセキュリティレベルを世界最高峰へと押し上げることを確信しています。
これからもその情熱と挑戦を止めることなく、未来のインターネットを「衛る」ためにともに邁進していきましょう!
改めて、心からの祝福と今後のさらなるご発展をお祈りいたします!
GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 代表取締役社長 牧田 誠様より
総務大臣奨励賞受賞、おめでとうございます!
まず初めに、当プロジェクトの「衛る技術」の価値を最大化することを目指している皆様の志に、心から賛同しております。
その実現のために、皆様がどれほどの自己犠牲を払っているのかを思うと、尊敬の念を禁じ得ません。
参加者が楽しみながら学べるよう、シナリオや内容に工夫を凝らすその努力は、なかなか真似できるものではありません。
また、現在の社会状況を考慮すると、皆様の活躍がますます重要となっておりますので、これからも変わらず応援させていただきます。
改めまして、受賞おめでとうございます!!
Sky株式会社 代表取締役 大浦淳司様より
「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」の受賞、誠におめでとうございます。
日本の企業・組織のサイバーセキュリティ対策向上のため、ボランティアで活動されている実行委員会の皆さまには心から敬意を表します。受賞の一報を聞き、企業・組織の情報セキュリティ対策を支援させていただくためにスポンサー参画した企業として、非常にうれしく誇りに感じました。
運営されているハードニング競技会は、実際の職場に近い環境で思う存分失敗できるだけでなく、サイバー攻撃からビジネスを衛る経験ができる貴重な場です。
今後もバージョンアップを重ねて競技環境をご提供いただけることに期待するとともに、微力ながら弊社も新たな挑戦者の増加に貢献できればと思います。
日本電気株式会社 サイバーセキュリティ戦略統括部 セキュリティ技術センター長 青木 聡様より
このたびは、サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞の受賞、おめでとうございます。
技術とビジネスの両面でサイバーセキュリティの実践力向上に寄与されてきた功績が、評価されたことを大変嬉しく思います。
NECは、これまで、Hardening projectへの参加を通して、堅牢化の実践という共通目標を持った方々と互いに刺激し合い、多くのことを学ばせて頂きました。
今後も、安全・安心な社会の実現に向けて、皆様と”衛る”技術の価値の最大化を目指していきたいと思います。
ますますのご活躍、ご発展を心より祈念いたします。
株式会社FFRIセキュリティ代表取締役社長 鵜飼裕司様より
このたびの「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」のご受賞、心よりお祝い申し上げます。
Hardening Project が掲げる「ビジネスを衛る」という理念に、私たちは深く共感しています。
サイバーセキュリティは単なる技術課題ではなく、企業や社会の持続的な発展に不可欠な要素です。
本プロジェクトが提供する実践的な競技環境を通じて、多くの参加者がその本質を理解し、実践的なスキルを磨いていることを高く評価します。
また、エンジニアだけでなく、経営層、広報、法務、運用担当者など、さまざまな立場や役割を持つ人々が参加し、リアルなビジネス環境に即した形でセキュリティの重要性を学べる点は、他に類を見ない素晴らしい取り組みです。
さらに、最新のインシデント事例を競技環境に迅速に反映し、参加者や関係者に実際の脅威を体感させることで、単なる知識の習得にとどまらず、実際の業務に直結する気づきを与えている点も特筆すべき点だと思います。
私たちも、Hardening Project の活動を支援し、引き続きともにサイバーセキュリティの向上に貢献していきたいと考えています。
改めまして、栄えあるご受賞、おめでとうございます。
NTTコミュニケーションズ株式会社 情報セキュリティ部長
エヌ・エフ・ラボラトリーズ 代表取締役社長 小山 覚様より
総務大臣奨励賞の受賞、おめでとうございます!
ハードニングイベントは、参加者のセキュリティ分野への深い関心と、絶えることの無い情熱の源泉となっています。セキュリティエンジニアを輩出する貴重な機会として、継続し発展させてください。
シスコシステムズ合同会社 執行役員 セキュリティ事業担当 石原 洋平様より
サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞のご受賞とのこと、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
当社は Hardening Project にサポーターとして協賛しており、Firewall や EDR、SIEM を活用したマネージドサービスの提供を通じて、サイバーセキュリティの実践力向上に貢献しております。また、競技会に派遣した当社のエンジニアも、セキュリティインシデントへの対応力や技術スキルをさらに高めることができております。
Hardening Project が今後も日本の重要なインフラを衛る力を一層強化し続けることを祈念しております。
株式会社ラック 取締役 CTO 倉持浩明様、ラック ハードニングプロジェクト関係者一同様より
ハードニングプロジェクトの「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」受賞、誠におめでとうございます。
ハードニングプロジェクトは、技術力の向上にとどまらず、実践的な知識の共有やチームワークの醸成を通じて、より高度なセキュリティ人材の成長を促し、我が国のサイバーセキュリティを「衛る」ことにつながる、極めて重要な取り組みです。私たちラックも、その意義に共感し、立ち上げ当初から共に歩んでまいりました。
このたび、その功績が高く評価され、「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」を受賞されたことを、心よりお祝い申し上げます。
サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久様より
「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」の受賞、おめでとうございます。
サイバー攻撃が多様化している昨今、組織の垣根を越え、一丸となって立ち向かうチームワークが求められています。
ハードニング競技会は、実践の中でそのような経験を積むことができる貴重な場です。
私たちもHardening Projectへの支援を通じてあらゆる立場・組織の方々と連携し、サイバーセキュリティの向上とより良い社会の実現に貢献していきたいと考えています。
日本を衛るHardening Projectの活動をこれからも応援しています。 改めまして、受賞おめでとうございます!
力強いご声援、ありがとうございます。
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