「走りたいのに痛い」というお悩みに専門医が応える、ランニング外来を開設

医師と理学療法士のタッグで根本治療と再発予防を徹底。「走れる身体」を取り戻すお手伝いをします。

医療法人社団 輝幸会

医療法人社団輝幸会(所在地:東京都渋谷区、理事長:桑原 靖)は、2025年11月4日(火)より、ランニングによる足や膝の痛みに悩むランナーのための専門外来「ランニング障害特別外来(ランニング外来)」の診療を開始いたしました。

ランニング障害に特化した外来が開設

ランニングに伴う足や膝、ふくらはぎなどの痛みや違和感は、単なる筋肉や腱の炎症にとどまらず、足の構造学的問題(アライメント)や筋力・柔軟性の低下、身体の使い方の偏りが原因となっていることが少なくありません。

そのため、本外来では単なる痛みへの対処だけでなく、身体機能の異常を根本から見直す治療を実施。医師による正確な診断と治療に加え、理学療法士による動作分析に基づく原因追求と再発予防までを組み合わせ、「走れる身体」を取り戻すためのサポートを行います。

【ランニング障害特別外来 概要】

名称: ランニング障害特別外来(ランニング外来)

実施医療機関: 足のクリニック表参道(医療法人社団 輝幸会)
所在地:東京都渋谷区神宮前6-28-6 キュープラザ 原宿7F
アクセス:東京メトロ千代田線/副都心線「明治神宮前」駅 7番出口より徒歩2分

     JR山手線「原宿」駅 徒歩6分

対象: ランニングに伴う足・膝・ふくらはぎ等の痛みや違和感をお持ちの方

受付方法: 完全予約制(Webまたは電話にて受付)

診療費用: 保険診療適用(症状・治療内容により一部自費の場合あり)
担当医師: 飯村 剛史(足のクリニック表参道 医師)

※診療時間や電話番号などの詳細は「足のクリニック表参道」に準じます。最新情報は公式サイトをご確認ください。

治療内容について

本外来では、ランニングによって生じた障害の根本改善と再発予防を目的に、医学的根拠に基づいた多角的なアプローチを実施します。

まずは医師が痛みの部位や症状を丁寧に確認し、必要に応じて画像検査などを用いた診断を実施。加えて、理学療法士が姿勢や動作のクセ、骨の配列や筋力バランスを詳しく分析することで、ケガの原因を総合的に捉えます。

こうして得られた情報をもとに、患者さま一人ひとりに合わせた治療プランを立案。痛みをやわらげる処置だけでなく、フォーム改善のための運動指導やリハビリテーション、再発を防ぐインソールの調整まで、多岐にわたる治療を行えるのが、「ランニング障害特別外来」の特徴です。

■主な治療内容

• 疼痛部位の評価・画像検査・消炎鎮痛治療(体外衝撃波・注射など)

• 骨の配列(アライメント)・足底圧・荷重バランスの評価

• 筋力・柔軟性・可動域の測定による原因分析

• 理学療法士による機能回復リハビリ

• 再発予防を目的としたフォーム・トレーニング指導

• 胼胝(たこ)・鶏眼・爪変形の治療

• 治療用オーダーメイドインソールの作製・調整

■対象となる方

• ランニングによって足・膝・ふくらはぎなどに痛みがある方

• 練習中・大会後に違和感が続く方

• 再発を繰り返している方

• ランニング障害のリハビリを希望する方

※本外来では、健康増進目的の一般的なフォームチェック・トレーニング指導は対象外とさせていただきます。

多発するランニング障害、対処できる機関の少なさが課題に。

ランニングは世界的に最も普及したスポーツで、国内でも多くの方が健康増進やマラソン大会に向けたトレーニングのために走っています。

しかしその一方で、「膝が痛い」「足裏がつらい」という声が多くなっているのもまた事実。ランナーの約3〜4割が、1年の間に何らかのランニング障害を経験しているというデータ*もあります。実際当院においても、2024年度にランニングに関連する足のトラブルで来院いただいた方の数は200人あまりにも上ります。

特に障害が集中しやすいのは、膝(42.1%)、ふくらはぎ・すね(15.3%)、足・足首(13.9%)といった「脚の土台」となる部分**。多くのランナーが、「膝を痛めた」「大会後に足底がうずく」といった悩みを抱えながら走り続けているのが現状です。

こうした障害は、関節や筋肉の使いすぎ(オーバーユース)やフォームの乱れ、体のバランスの崩れなどが原因で生じることが多く、放置すると慢性化する恐れも。他方、医療機関で適切なケアを受けていないランナーも多く、現状の医療体制だけではカバーしきれない課題も浮き彫りになっています。

こうした背景から、当院ではスポーツ外来に加え、「ランニング障害特別外来」を新たに開設することとなりました。一人ひとりの身体の状態や走り方に向き合い、医学的根拠に基づいた診断やリハビリをベースに「走り続けられる日々」を一緒に目指します。

*出典:van der Worp MP, et al.

The Prevalence of Running-Related Injuries in Long-Distance Runners: A Systematic

Review.Sports Medicine, 2015; 45(7):997–1016.

**出典:Taunton JE, et al.

A retrospective case-control analysis of 2002 running injuries.

British Journal of Sports Medicine, 2002; 36(2):95–101.

担当医師のコメント

ランニングは心と身体を整える素晴らしいスポーツですが、続けるほどにケガや痛みに悩む方も少なくありません。私自身もランナーとして痛みと向き合う中で、「治す」だけでなく「再発を防ぐために整える」ことの大切さを痛感しました。

「また走れるようになりたい」

「痛みを気にせず走り続けたい」

そんなランナーの想いに応えるために、この外来を立ち上げました。

足専門の医療機関として、痛みの根本改善と再発予防をお手伝いいたします。


飯村 剛史(いいむら たけし)

ランニング障害 特別外来 担当医/足のクリニック表参道 医師


【医院情報】

医療法人社団輝幸会 足のクリニック表参道

所在地:東京都渋谷区神宮前6‑28‑6 キュープラザ原宿7階

理事長・院長:桑原 靖

設立:2013年

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会社概要

医療法人社団 輝幸会

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URL
https://ashi-clinic.jp
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都渋谷区神宮前 6-28-6 キュープラザ原宿 7階
電話番号
03-6434-1082
代表者名
桑原靖
上場
未上場
資本金
-
設立
2013年03月