2万発の花火が打ちあがる真岡の夏まつりが今年も開催決定!約17万人が訪れる大イベントです

伝統文化を次世代に継承する真岡の5大夏祭り。美しい夜空に彩る花火とともに家族で心に残る夏の思い出をお届けします。

真岡市

真岡の夏祭り大花火大会の花火

真岡の夏を代表する5大夏祭りのひとつで、『日本の夏祭り百選』に選ばれている「真岡の夏まつり」の大花火大会は、今年で53回目の開催となります。花火の打ち上げ場所と観覧場所が近接しており、約2万発の迫力ある花火を背景に、神輿の川渡御や山車・屋台のぶっつけが祭り最大の見どころです。約17万人の祭り参加者やご家族が訪れる予定です。

「真岡の夏まつり」は、真岡市最大のイベントで、20数基の神輿の渡御に山車・屋台などからお囃子が祭りに華を添えます。厳かなお祭りとして、市中心部に流れる行屋川で、戦没者の鎮魂や平和の祈りを願う「真岡の灯ろう流し」がおすすめです。7月18日に開催される「久下田祇園祭」を皮切りに、「真岡の夏まつり」「真岡の灯ろう流し」「もおか木綿踊り」、8月30日開催の「尊徳夏まつり」まで、真岡の5大夏祭りを現地でお楽しみください。

多数の神輿や山車・屋台が練り歩く熱気あふれる「真岡の夏まつり荒神祭」

多数の神輿や山車・屋台が練り歩く熱気あふれる「真岡の夏まつり荒神祭」は、『日本の夏祭り百選』にも選ばれている真岡市最大のイベントです。今年は7月25日(金)、26日(土)、27日(日)の3日間にかけて行われます。祭りでは、地域の育成会が中心となって運行する子供神輿や地域神輿、市内9つの中学校が毎年工夫を凝らして製作するオリジナルの中学生神輿などが渡御し、若衆による山車・屋台のお囃子やぶっつけが行われるお祭り広場でのイベントは見逃せません。

真岡の夏祭り-山車・屋台のの迫力あるぶっつけ

祭りの起源は、明治期以前から真岡三町がそれぞれ祇園祭を開催していたことにあると言われています。戦後、昭和28年に「真岡三町連合会」が発足し、翌年の昭和29年、祭りの主軸となる真組(しんくみ)・真若(しんわか)が結成され、初めて三町の祭りと大前神社の祇園祭が一本化されました。その後、市制の発展とともに現在に至っており、真岡市の歴史とともに歩んでいるお祭りで、2025年には、真岡市の歴史、文化、伝統産業等の文化資源を次世代に継承する「真岡ふるさと遺産」に認定されました。

初日の7月25日(金)は、夏まつりの出陣式にあたる「出御祭(しゅつぎょさい)・宮出し」が大前神社で行われ、神輿渡御や屋台巡行の安全、五穀豊穣、疫病退散、産業発展を祈願し、その後、神輿が各町会を巡る「町会渡し」が行われます。

2日目の7月26日(土)は、市内中心部が歩行者天国となり、「お祭り広場」が開催されます。本社・荒宮神輿をはじめ、子供神輿、地域神輿、中学生神輿など20数基の神輿が渡御し、山車・屋台、お囃子などが祭りを盛り上げます。夜には、若衆が担いだ勇壮な神輿が五行川を渡る「神輿川渡御(かわとぎょ)」が行われ、その明かりとなる「真岡市夏祭大花火大会」が開催されます。約2万発の花火が90分間にわたり打ち上げられ、迫力満点の光景が楽しめます。

若衆が担いだ勇壮な神輿が五行川を渡る「神輿川渡御(かわとぎょ)」
約2万発の花火が打ちあ上がる「真岡の夏祭り大花火大会」

最終日の7月27日(日)は、お囃子が鳴り響く中、かがり火に照らされた本社神輿が幻想的な雰囲気の中で宮入し、祭りのフィナーレを迎えます。特に2日目の花火大会の見どころは、間近で見る花火の迫力です。その花火が打ちあがる中、山車・屋台のぶっつけは最大の見どころで、これらを同時に見られる祭りは他に類を見ません。

圧巻の大神輿!「久下田祇園祭」

久下田祇園祭の最大の目玉は巨大な大神輿です。大正9年に建立された大神輿は、高さ2.5m、トンボの長さは7.2m、総重量1.5トンと圧巻の大きさです。この巨大な大神輿が、千代ヶ岡八幡宮の地域神輿や子供神輿とともに、威勢の良い掛け声とともに、SLで有名な真岡鐡道久下田駅前のメインストリートを練り歩きます。担ぎ手たちの熱気は、見ている人にも伝わるほどで、毎年約1万人が訪れています。

久下田祇園祭は、大正8年に始まったとされ、久下田地区と周辺の6つの村の災いや疫病を鎮め、平安を祈願するために始められました。戦前戦後の混乱を経て、昭和30年以降、旧二宮町の商工会を中心に様々なイベントとともに開催されています。2025年には、真岡市の歴史、文化、伝統産業等の文化資源を次世代に継承する「真岡ふるさと遺産」に認定されました。

初日の7月18日(金)と2日目の7月19日(土)には、真岡鐡道久下田駅入口の交差点周辺が歩行者天国となり、その中で夜渡御が行われます。提灯の明かりに照らされた神輿が夜の街を練り歩く様子は、幻想的でありながらも熱気に満ちており、各町会の山車や屋台から奏でられるお囃子が競い合い、祭りを華やかに彩ります。久下田祇園祭は、地域住民の強い絆と熱意によって受け継がれている伝統的なお祭りです。

圧巻の久下田祇園際の大神輿

心に残る思い出と平和の祈りを込めて、川面に浮かぶ3,500個の灯ろう

約3,500個の灯ろうが川面に浮かび、あたりを幻想的に照らします。幽玄な趣きある千本灯明とかがり火が灯り、会場内は木々が赤や緑にライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。今年で30回目の開催となる「真岡の灯ろう流し」は、先祖の慰霊や平和への祈りを込めて行われる行事で、毎年8月15日夜に行屋川の水辺公園を中心に開催しています。

ステージでは「灯ろう流しコンサート」が開催され、心を和ませる演奏を聴きながら、ゆったりと川面を流れる灯ろうと光を楽しむことができ、毎年約4万人の方が来場します。流し灯ろうは、当日会場で購入でき、その場で各々の想いを灯ろうに書くことができ、飲食店の出店もあり、飲食をしながらゆっくりとイベントを楽しむことも可能です。静かで厳かな雰囲気の中で、水面に揺らめく無数の光が心を癒してくれる、美しい夏の夜のイベントです。

かがり火とライトアップのなか川面の浮かぶ灯ろう

1,500人の踊り手が参加!見る人も盛り上がる「もおか木綿おどり」

もおか木綿踊りは、真岡市がかつて江戸時代に上質な木綿織物「真岡木綿」の産地として栄えた歴史にちなんで名付けられました。イベントは、さまざまなダンスチームがヒップホップダンスやフラダンスなど、幅広いジャンルの踊りが楽しめるダンスフェスティバル、メインイベントとなる伝統的な踊りの流し踊り、情熱的なサンバパレードが祭りの熱気を最高潮に高めるサンバパレードの3部構成で行われます。

流し踊りは、企業や団体、グループなど約30団体、およそ1,500名もの踊り手が、艶やかな浴衣や揃いの法被姿で荒町本通りを練り歩きます。瑞穂踊りを基本とした踊りが中心で、見る人を飽きさせません。子どもからお年寄りまで幅広い年齢層が参加し、会場には約3万人もの来場者が訪れ、見る人も踊る人も一体となって盛り上がる、活気に満ちたお祭りです。

幅広いジャンルの踊りが楽しめるダンスフェスティバルやメインイベントとなる伝統的な踊りの流し踊り

尺玉などの花火から納涼盆踊りまで5大夏祭りの締めくくり「尊徳夏まつり2025」

「尊徳夏まつり」は、真岡の五大夏祭りを締めくくる祭りとして知られ、大花火大会が祭りのメインイベントとなっています。ほかの夏祭りとは異なり、河川敷の広大な芝生を会場とするため、家族みんなで比較的ゆったりと楽しめるのが特徴です。

「尊徳」とは、二宮尊徳(二宮金次郎)のことです。二宮尊徳は、真岡市(旧二宮町)の桜町領の復興に貢献したことから郷土の偉人として慕われ、その功績を称え地域の活性化を願って開催されています。祭りは、郷土芸能発表や勇壮な太鼓などの様々な催し物が一日を通して行われ、最大の目玉の大花火大会では、約1万発の尺玉やスターマインなどの多彩な花火が夜空を彩ります。会場となる鬼怒川河川敷緑地公園の広大な芝生から、至近距離で打ち上げられる尺玉の迫力は特に見ものです。

至近距離で打ち上げられる大迫力の花火

真岡市の5大夏祭りの会場・スケジュールは以下の通りです。 

●久下田祇園祭

《日時》2025年7月18日(金)~20日(日)

《場所》どんとこい広場周辺(栃木県真岡市久下田848番地5ほか)

●真岡の夏まつり荒神祭

《日時》2025年7月25日(金)~27日(日)

《場所》真岡市内中心部

●真岡市夏祭大花火大会

《日時》2025年7月26日(土)19:30~ ※小雨決行 荒天の場合は7月28日(月)同時刻に延期

《場所》真岡市役所周辺(栃木県真岡市荒町5191番地ほか)

●真岡の灯ろう流し

《日時》2025年8月15日(金)18:00~

《場所》行屋川水辺公園周辺(栃木県真岡市台町4172番地1ほか)

●もおか木綿踊り

《日時》2025年8月23日(土)18:00~

《場所》荒町本通り(栃木県真岡市荒町2162番地1ほか)

●尊徳夏まつり大花火大会

《日時》2025年8月30日(土)19:30~

《場所》鬼怒川河川敷緑地公園(栃木県真岡市砂ヶ原1261番地ほか

5大夏祭りに関する問い合わせ

真岡市商工観光課観光係 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
旅行・観光
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

真岡市

0フォロワー

RSS
URL
-
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
栃木県真岡市荒町5191
電話番号
-
代表者名
中村 和彦
上場
未上場
資本金
-
設立
-