SusHiTech Tokyo 2025パートナーイベント「INVESTING IN JAPAN - 次世代技術革新の波に乗るグローバルVC戦略」開催報告
グローバルVCの視点から見た日本投資の新たな機会
横浜 – [2025年5月7日] – インパクト·ベンチャー·キャピタル·プラットフォームであるArkas EOM
Group(本社:アラブ首長国連邦アブダビ・グローバル・マーケット、代表:アンドリュー・エコノモス、⽇本代表:関栄光)は、日本有数のベンチャーキャピタルであるSBIインベストメント株式会社、および日独スタートアップ支援のハブであるCROSSBIE GmbHと共同で、横浜市のTECH HUB
YOKOHAMAを会場に「INVESTING IN JAPAN - Global VC’s Strategies for the Next Wave of
Tech Innovation」と題した専門家向けセミナーを開催したことをお知らせいたします。
本イベントは、SusHiTech Tokyo 2025のパートナーイベントとして実施され、国内外の最高投資責任者、最高財務責任者、コーポレート・ベンチャーキャピタル責任者、ベンチャーキャピタリスト、
そしてファンドマネジメント分野の専門家が参加しました。
イベント概況
本セミナーでは、グローバルなベンチャーキャピタルの視点から、日本のスタートアップが秘める大きな可能性について深く掘り下げるとともに、日本の先進技術をいかに戦略的にグローバル市場へ展開していくかというテーマに焦点を当て、イノベーション、リスクマネジメント、そして将来の投資トレンドについて活発な議論が交わされました。特に、日本発テクノロジー企業のグローバル市場におけるプレゼンス強化の必要性と、日本国内のイノベーションを国際的な事業機会へと展開することの重要性が強調され、2030年を見据えた日本テクノロジー分野への投資展望が示されました。参加者はグローバル市場の動向を読み解き、新たな事業機会を見出し、革新的なテクノロジーが主導する持続的成長と国際展開のための長期戦略を策定する上で、実践的な知見を得る機会となったものと期待されます。
Arkas EOMグループの創業者兼最高経営責任者(CEO)および最高投資責任者(CIO)であるアンドリュー・エコノモスは、基調講演者の一人として登壇しました。エコノモスは、30年にわたるアジアのテクノロジー投資経験を有し、1980年代後半にはニューヨーク証券取引所初上場の日韓テクノロジーファンドの立ち上げを主導しました。彼は次のように強調しています。「日本では現在、グローバルな視野を持ち、ミッションドリブンで社会的課題の解決に取り組む次世代起業家が台頭しています。
Arkas EOMは、Economics of Mutuality(EOM)という独自のインパクト投資フレームワークを通じて、彼らディープテック・スタートアップを支援し、世界に通用する企業へと成長させることを目指しています。」

Arkas EOMは本イベントを機に、日本のパートナー企業との連携を一層深化させ、人工知能、半導体、量子コンピューティング、ロボティクス、先端材料といった分野における日本の優れたディープテック・スタートアップの発掘と支援を継続してまいります。オープンイノベーションと国際協力を通じて、より持続可能で技術主導の未来を構築することを目指します。
Arkas EOM Groupの特長
Arkas EOM Groupの核心的な強みは、そのユニークなインパクト投資理念と投資後のハンズオン支援体制にあります。EOMはインパクト志向の投資フレームワークであり、ステークホルダー資本主義を基盤とする理念を掲げています。EOMは日本のスタートアップ、特にディープテック企業が、技術的優位性に加え、グローバル市場に対しより魅力的な訴求を行い、海外の顧客、サプライヤー、人材、戦略的パートナーとの強固な関係を築き、レジリエントかつサステナブルなグローバル・バリューチェーンを構築することを効果的に支援します。
特に注目されるのが、Arkas EOM独自の投資後支援プログラム「Arkas Ascend」です。これは過去
30年にわたるアジアでの投資・経営の知見を基に開発された包括的な成長支援システムであり、以下の6つの領域で構成されています:
-
スマート・コマーシャライゼーション(商用化)
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人的資本戦略
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インキュベーション支援
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DX・AI経営
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資本市場戦略
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グローバルブランド構築
これにより、投資先企業の国際展開と事業化を加速させ、持続可能でレジリエントな企業成長を支援します。
本イベントに参加したArkas EOMチーム:
Andrew Economos アンドリュー・エコノモス (創業者兼グループ最高経営責任者)
Sebastian Guan 関 栄光 (共同創業者兼グループ上級執行役員)
Go Watanabe 渡邊 豪 (シニア・パートナー)
Kimiaki Yamaguchi 山口 公明 (シニア・パートナー)
Arkas EOM Groupについて:
Arkas EOMグループは、アブダビに本社を構えるテクノロジー分野に特化したマルチステージ成長型の投資プラットフォームです。独自のインパクト投資フレームワークである「エコノミクス・オブ・ミューチュアリティー(EOM)」を通じて、革新的イノベーションを牽引する企業への支援を行っています。私たちは、日本のスタートアップとグローバルなカウンターパーティを結びつけ、オープンイノベーションと国際連携を促進することに注力しています。アブダビ、東京、ジュネーブ、ニューヨークに拠点を持つチームが連携し、投資先企業に対して戦略的支援を提供することで、グローバル展開を加速させ、より持続可能かつ技術先進的な未来の共創を目指しています。
(公式サイト:https://www.arkaseom.com)
Economics of Mutuality Allianceについて:
エコノミクス・オブ・ミューチュアリティー・アライアンス(本部:スイス・ジュネーブ、理事長:Stephen Badger)は、Arkas EOMの戦略的パートナーであり、世界最大級の非上場企業の一つであるマース社によって設立・資金提供されています。EOMアライアンスは、2つの非営利団体と2つの営利団体から構成され、グローバルに連携する組織体であり、EOM運営モデルを通じてステークホルダー資本主義を推進することに取り組んでいます。EOMは高度な研究に根差したデジタルツールによってサポートされており、目的志向の戦略を中核的な事業運営に組み込むことを目指した、実践的かつスケーラブルなフレームワークです。EOMはインパクト主導の経営実践を通じて全てのステークホルダーに永続的な共通価値を提供し、企業が複雑な社会課題に対応しつつ長期的な業績を向上させることを目指します。 (公式サイト:https://www.eom.org)
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