Adofaer、日本の複数の二次元IPとの実証協業を開始 ー 新たな少量生産玩具の共創モデルを推進し、プレシードラウンド資金調達を完了

次世代玩具テクノロジー企業「Adofaer(アドファー)」(本社:アメリカ合衆国デラウェア州、CEO:Stephy Deng)は、エンタメ・アニメ・ゲーム業界に向けて、低コストかつスピーディに玩具を共創できるソリューションを提供しています。設計から試作、生産に至るまでの全工程を最適化することで、大規模な初期投資なしにプロダクト検証と市場投入を実現可能にしています。
日本ではこれまで、「玩具開発=高コスト・高リスク」と見なされ、特に小規模なIPホルダー様にとっては参入障壁が高い分野とされてきました。Adofaerはこの構造的な課題に挑み、サプライチェーン統合と工程設計の見直しにより、試作・少量生産のハードルを大幅に引き下げています。これにより、クリエイター様やIPホルダー様が柔軟な形で商品化へと踏み出せる環境を整えています。
現在、Adofaerは日本国内の複数の人気二次元IPと協業を進めており、ブラインドボックスやヘッドパーツ交換式のカスタマイズ玩具など、様々な試みに取り組んでいます。さらに、海外展開も加速しており、スペインのレアル・マドリードのイノベーション部門とともに、ファン参加型玩具プロジェクトの実証をスタート。スポーツIPにおける玩具の新たな可能性にも挑戦しています。
また、2025年1月にはシードラウンドの資金調達を完了し、Asu Capital Partnersからの出資を受けました。本ラウンドの資金を活用し、プラットフォーム機能の強化及びグローバル協業体制の構築を加速していきます。

創業者コメント

Adofaer創業者 Stephy Deng
「玩具はただの“商品”ではなく、IPの世界観を拡張し、ファンが参加できるメディアであるべきだと考えています。東京は二次元文化の中心地。この場所で一線のIPホルダー様とともに次世代の玩具を共に探求できることを光栄に思います」

Adofaer創業者 Min Chen
「私たちは“玩具開発は高い”という常識を覆したい。工程とコスト構造を見直すことで、玩具を重い投資ではなく、もっと気軽にトライできる起点として再定義したいと考えています」
出資者コメント
Asu Capital Partners Founding Partner 李路成
「Stephyさんに初めてお会いしたとき、生まれ持ったエネルギーと玩具業界への深い愛情が強くと伝わってきました。彼女と何度も対話を重ねる中で、私たちは次第に、Stephyさんが玩具づくりを志した原点が、彼女自身の豊富な業界経験、そして彼女にしか見えていない長年の業界課題にあることを理解しました。そうした背景から、彼女はAdofaerを立ち上げ、この業界の現状に変革をもたらそうとしているのです。
Stephyさんは生粋のアントレプレナーです。その情熱と粘り強さによって、私たちは彼女が描く未来を強く信じるようになりました。Stephyさん、Minさん率いるAdofaerこそが、次世代の玩具業界をリードしていく存在であると確信しています。」

会社概要
会社名:Adofaer Inc.
所在地:アメリカ合衆国デラウェア州
創業者:Stephy Deng、Min Chen
問い合わせ先:adofaer@adofaer.com
Adofaer(アドファー)について
Adofaerは、クリエイティブとものづくりをつなぐ玩具共創プラットフォームです。AI駆動のデザイン、少量試作、サプライチェーン統合を強みとし、自社開発のSaaSツールと柔軟な製造ネットワークを活用して、IPの製品化とファン参加型の共創体験を提供。エンタメ業界の創造的なアイデアをスピーディに商業展開へと導きます。
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