配信開始!「映像版EOL -Echoes of Life Tokyo edition -」
ドイツ発のバレエと日本の美が溶け合う愛の物語 ―『EOL』がダンス・フィルムとして国内外で視聴可能に ―

ドイツ発のネオクラシカルなバレエに日本のクリエイティヴチームがコラボレーションを果たしたバレエ公演『EOL』が、映像作品としてお目見えする。日本公演は全4公演が完売となり、次は映像作品として国外への発信を目指す中、8月11日(月)19時から8月31日(日)18時まで、Streaming+にて日本に向けて配信される。
本公演はハンブルク・バレエ団を拠点としながらも世界各国から客演のオファーが絶えないダンサー、シルヴィア・アッツォーニとアレクサンドル・リアブコ夫妻と、ピアニストのミハウ・ヤウクの120分に及ぶ生演奏、輝かしい受賞歴とともにその実力で国内外から注目を浴びるダンサー二山治雄の4人が紡ぐストーリー・バレエ。恋人・親子・双子というさまざまな愛の形がネオクラシック調のバレエにより4篇の短編集のように綴られる。『Echoes of Life』という原題にて2022年に初演され、イタリア・ドイツ・ポーランドの計8つの劇場で公演を重ねた後、2025年5月に待望の日本初演が実現。日本のクリエイティヴ・チームも参画したTokyo editionとして披露された。写真家として活動する井上ユミコのクリエイティヴディレクションのもと、衣裳にCFCL、ヘアメイクに資生堂など、世界で賞賛を浴びる日本の美が集結。邦題『EOL』を掲げ、ドイツ発のバレエと今の日本が世界に誇る芸術性が起こした化学反応に、満員の客席から絶え間ない拍手が送られた。
「映像版EOL - Echoes of Life Tokyo edition -」
約125分/日本語字幕つき
出演:シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ、二山治雄/ミハウ・ヤウク(ピアノ)
監督:奥田祥智 / 製作:株式会社ALEXANDRE
【Streaming + にて配信中】2025年8月31日18時00分まで(視聴券・特典付き視聴券)
https://eplus.jp/sf/detail/4382280002-P0030001
【 Vimeoにて配信中】 2026年7月30日23時59分まで http://eoltokyoedition.vhx.tv/
ダンス・フィルムへの挑戦
「映像版EOL - Echoes of Life Tokyo edition -」は、『EOL』公演全編に、シルヴィア・アッツォーニとアレクサンドル・リアブコのインタビューを織り交ぜた構成となっている。監督に奥田祥智(元K-BALLET TOKYO)を迎え、公演収録という概念を超えた「ダンス・フィルム」という1つの作品が完成した。

ステージを囲むように位置する客席に配置された複数のカメラから、厳選されたアングルから捉えた一瞬一瞬は、劇場での鑑賞とはまた違う美に迫る鑑賞体験を叶える。至高の芸術を間近で堪能するというコンセプトのもとデザインされた公演『EOL』に、さらに近づき、さらに没入できる時間を「映像版EOL」がお贈りする。
目に映るのはドラマ。語るのは至高の舞。



「振付を通して いかにして人々の感情を届けていくかを、ずっと探求している」と語るリアブコ。その言葉の通り、本作に映るのは溢れ出す感情。愛しさも、それゆえの哀しみも、悲痛な叫びも、どれも愛が生み出す物語。「映像版EOL」では、そんな『EOL』が観客を圧倒したドラマの数々に迫り、ダンスという言葉が繰り出す感情の波をより強く写し取っている。身体表現による美を極めるバレエの芯に忠実でありながら、バレエという表現手段が踊りではなく1つの言語のように感じられる。踊るという概念に新しい気づきを与える瞬間が散りばめられている。
輝きを与えるのは日本の美




衣裳を手掛けたのはCFCL。現代を生きる人々の道具としての衣服という視点でニットウエアを提案し、パリ・ファッションウィークにて3Dコンピューター・ニッティング技術によるコレクションを発表している。高い伸縮性がダンサーの自由な動きを叶えたほか、洗濯機洗いにも対応するという実用性でも舞台衣裳スタッフの強い味方となった。資生堂は、ミニマムでありながらアーティストが持つ本質に輝きを与えるヘアメイクを実現。既に海外のダンサーの間でも有名だが、激しい運動量を伴う本公演でも、汗に対する高い耐久性が発揮され、間近に迫る映像でも常に美しい姿が映し出されている。
アッツォーニ×リアブコ×二山の共演!3パートが世界初演。
日本公演への二山治雄の参加をきっかけに生まれた3パートが追加された上演となった。これまで公演会場ごとに内容を少しずつアレンジして上演されてきた『 Echoes of Life 』。日本公演では、シルヴィア・ アッツォーニ×アレクサンドル・リアブコ×二山治雄の共演という稀なトリオ作品や、2本の二山のソロを加えて上演された。幸福感に満ちた家族の時間を描くトリオでは、テクニックの追及を超えた芸術表現を共有できる3人ならではの共鳴が心温まるひとときを創り出した。「恋人」「親子」「双子」「次の世界でも結ばれる魂」という4シーンの間に加えられた二山のソロ2曲は、4つの物語に宿る感情部分を抽出して描く。本作はハンブルク・バレエ団にて活動したティアゴ・ボルディン、クリスティーナ・パウリン、マーク・ジュベテの3人の異なる振付家による12の短い振付作品で構成され、個別にガラ公演などでも披露されている。日本公演は3つの世界初演作品の誕生の瞬間となった。



その指先から始まる物語。120分に及ぶ圧巻の生ピアノ。
ピアノの旋律が物語をリードしていく『EOL』。その全てを演奏し続けたのはたった1人のピアニスト、ミハウ・ヤウク。ハンブルク・バレエ団の公演でも長尺作品を任されることの多いヤウクだが、本公演では、ドビュッシー、グラス、ラフマニノフ、シューベルト、チェレプニン、ラヴェル、バッハと多様な作曲家による全15曲を演奏する120分に及ぶ公演全4回を見事に完走した。一気に観客を作品の世界に引き込む冒頭のドビュッシー「月の光」、もだえ苦しむようなラフマニノフ「楽興の時 第4番」など、その指先からドラマが生み出された。終盤のチェレプニンのエチュードをはじめとするピアノソロ曲も、その技術と力強さで観客を圧倒した。
アッツォーニとリアブコは、2人が共有するものとして音楽への応え方を挙げている。その研ぎ澄まされた感覚で音楽を捉え、まるで旋律を台詞に変換するかのようにドラマを体現していく。バレエという表現を極めた2人が必要としたのは彼ら自身とピアノ生演奏のみ。その選択に納得させられるような、音楽と振付が生み出す美の真髄がまっすぐに表現されている。

ミニマムな空間を創意工夫で満たした演出
会場は彩の国芸術さいたま劇場小ホール。ピアノと椅子だけが置かれた舞台面。ステージを囲むように配置された客席。創作意欲をくすぐる劇場の機構を最大限に活用し、劇場入り後に考案された演出も多数導入された。上階から続く階段を使用した登場や、照明プランには会場に地灯りとして設置された照明までもを織り交ぜて試行錯誤を重ね、舞台装置のない無機質な空間から洗練された異世界へと誘う仕掛けを最後まで追求し続けた。
Streaming+ にて期間限定配信!特典付き視聴券も
8月11日(月)から8月31日(日)18時には、Streaming+(イープラス)でも配信。配信の視聴券のみの販売に加え、EOLオリジナルグッズがセットになった特典付き視聴券も販売されている。トートバッグ付き、Tシャツ付き、公式パンフレット付き(注釈付き)がセットになった視聴券が、それぞれ数量限定にて販売中。
公式パンフレットには、出演者全員のインタビューや参画したクリエイティヴチームのショートストーリーを収録。シルヴィア・アッツォーニのロングインタビューでは、『Echoes of Life』の各場面に重ねる自分自身のエピソードも明かされている。振付という言語を通じて抽象的に描かれた作品を、ご自身の感じるままに受け取るもよし、パンフレットを通じてアッツォーニが込めた想いに触れながら作品を振り返るのも楽しみ方の1つ。

【配信概要】
「映像版EOL - Echoes of Life Tokyo edition -」 約125分/日本語字幕つき
Streaming+にて期間限定配信!
販売先URL : https://eplus.jp/sf/detail/4382280002-P0030001
販売期間:2025年8月11日(月) 19:00〜2025年8月31日(日) 18:00
<ご購入オプション>
①視聴券(7日間レンタル)4500円
②トートバック付視聴券(7日間レンタル)6300円税込
③Tシャツ付視聴券M(7日間レンタル)8800円税込
④Tシャツ付視聴券L(7日間レンタル)8800円税込
⑤パンフレット付視聴券(7日間レンタル) 6500円税込
*アクセス可能エリア:日本国内のみ
*視聴可能期間:7日間(168時間):購入タイミングから7日間、チケットを保有できます。この7日間の間に、お好きなタイミングで視聴を開始いただけます。一度視聴を開始すると、そこから168時間が視聴可能期間となります。
* Tシャツ、トートバッグ、パンフレットは公演会場で販売したものと同一商品となります。
* ②③は、各グッズと同時にお求めいただくことで、視聴権を割引価格にて提供するオプションとなります。数量限定販売となりますので、お早めにご検討くださいませ。
* ④にて販売するパンフレットは、外装(タトウ)等に小さなキズといった不良が生じた在庫をお届けするものです。そのため、会場販売時の設定価格5000円は頂戴せず、送料相当分のみを反映した特別設定価格となっております。パンフレットの状態には個体差がございますが、返品や返金は不可となります。ご了承のうえ、お買い求めください。
* 特典付き視聴券(トートバッグ付き、Tシャツ付き、パンフレット付き)をご購入いただいたお客様には、販売期間終了後に特典商品を別途お送りいたします。
【重要】配送先住所について
特典商品の配送先は、イープラスにご登録いただいている住所となります。ご購入前に、イープラスのマイページより登録住所が正しいかご確認ください。配送先の変更が必要な場合は、ご購入前にイープラスにて住所変更のお手続きをお願いいたします。
Vimeoでも配信中!国外に向けて発信する『EOL』の世界
販売先URL : http://eoltokyoedition.vhx.tv/
販売期間:公開中〜2026年7月30日(木) 23:59まで
ご購入オプション:視聴券のみ
アクセス可能エリア:日本国内・日本国外
視聴可能期間:7日間(168時間)

*ご購入後、最大30日間の猶予期間があります。この30日間のうち、お好きなタイミングで視聴を開始いただけます。一度視聴を開始すると、そこから168時間が視聴可能期間となります。
※期間は全て日本時間で記載しております。
※各プラットフォームの注意事項詳細は、各販売ページにてご確認ください。
【作品概要】
タイトル:「映像版EOL - Echoes of Life Tokyo edition -」
(約125分/日本語字幕つき)
出演:シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ、二山治雄
演奏:ミハウ・ヤウク(ピアノ)
監督:奥田祥智
振付:ティアゴ・ボルディン、クリスティーナ・パウリン、マーク・ジュベテ
衣裳:CFCL
メイク:伊藤礼子(資生堂)
ヘア:谷口丈児・進藤郁子(資生堂)
クリエイティヴディレクション:井上ユミコ
協賛:ジャパン建材株式会社
株式会社アンテプリマジャパン、株式会社シルビア
協力:三永印刷株式会社
主催・製作:株式会社ALEXANDRE
収録公演:『EOL』2025年5月23日〜25日/彩の国さいたま芸術劇場小ホール
【公式サイト】
Instagram @eol_Japan
LINE https://lin.ee/VKw

舞台写真:飯山福子
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