第一回 清元延寿太夫 常磐津文字兵衛 二人会 -B面だけどまだやるぜ！-

【二人会とは】

豊後節から生まれた、常磐津節と清元節の二つの流派が三百年の時を経り、

当代の名手により再び一つの舞台で新たな調べを重ねます。

【二人会として】

「レコードには裏面（Ｂ面）があるように、私たちはＢ面世代なんですよ」と

笑う主催のお二人。そんなお二人が新たな挑戦に踏み出したことで、思いがけずここまで大きな企画となりました。

つきましては、本公演に先立ち、このたびの公演を“キックオフ公演”として開催いたします。

一般には公開されていない＜Espace 宏（芝浦文化財団ホール）＞の贅沢な空間で、歴史的なこの瞬間をぜひお楽しみください。

【特別な会場にて】

今回の会場［Espace 宏］（芝浦文化財団ホール）は、一般には公開されていない贅沢なサロン空間です。

洗練された静けさに包まれたこの特別な場所で、清元節と常磐津節の響きを心ゆくまでご堪能いただきます。

【開催概要】

会場：芝浦文化財団ホール「Espace宏」

住所：東京都中央区銀座3－5－9 ShibauraCrystal（シバウラクリスタル）銀座　　

日時：2026年1月28日（水）

昼の部：13時開演（受付・開場12時30分）

夜の部：18時開演（受付・開場17時30分）

入場料：1万円（全席自由）

前売り：2025年12月8日

【清元節とは】

清元（きよもと）とは、初代・清元延寿太夫（1777年–1825年）が文化11年（1814年）に創始した、三味線を伴奏に物語を節で語る日本の伝統芸能＝浄瑠璃です。

現在は七世・清元延寿太夫がその芸を継承しており、平成26年（2014年）には国の重要無形文化財にも指定されています。

【常磐津節とは】

江戸で一世を風靡した豊後節は、江戸幕府の執拗な弾圧により１８世紀前半に壊滅させられました。その灰塵の中から延享４年（１７４７）初代常磐津文字太夫によって創設されたのが常磐津節です。演劇性豊かな台詞回しや剛健なリズムを持つ江戸浄瑠璃といえます。同じく豊後節を祖とする清元節とは極めて近しい「親戚関係」です。

■ 制　作　 清元宗家事務所

　　　　　　常磐津文字兵衛

■ 制作協力　オフィス・ヴィスコンティ

■ 主　催　 清元延寿太夫

　　　　　　常磐津文字兵衛