国際標準策定をリードする石川恵理香氏、デジタルツイン総合研究所に最高技術責任者として参画
脳のデジタルツイン「Sapis」を核に、教育・スマートシティから安全保障領域まで社会実装を加速
株式会社デジタルツイン総合研究所(本社:島根県雲南市、代表取締役社長:黒田 佳吏夫、以下「当社」)は、一般社団法人日本OMG(Object Management Group 日本支部)理事長の石川 恵理香(いしかわ えりか)氏が、当社の最高技術責任者として参画したことをお知らせします。今後は取締役としての就任も予定しており、経営体制の強化を図ります。

石川氏は、NATOや米国防総省(ペンタゴン)を含む国際的な防衛機関にも採用されている標準規格を策定する団体、OMGの日本支部および日本デジタルツインコンソーシアム(日本DTC)で要職を歴任し、2025年にはOMGの日本支部代表理事/理事長、並びに日本DTC理事長として活動しています。これまでに防衛省防衛装備庁との共同プロジェクトに携わった経験も持ち、防衛・安全保障から民間産業まで、グローバルに信頼される実績を築いてきました。
同氏が開発を推進するコグニティブ・デジタルツイン「Sapis(サピス)」は、AIで人の意思決定や潜在傾向の理解を支援する先端技術で、教育・HR・地域DX(スマートシティ)など多領域での活用が進んでいます。
当社は石川氏の参画により、Sapisを核とした社会実装を一層加速し、学習の個別最適化(教育)、都市運営の高度化(スマートシティ)、さらにレジリエンス強化(安全保障・危機管理)まで、実運用に耐えるアーキテクチャとガバナンスを整備します。なお、当社が採用するモデル化・アーキテクチャ手法は、OMGのUAF(Unified Architecture Framework)など国際標準に基づくもので、同標準はDoD/NAF等に適合し官民の大規模組織で使われる枠組みです。
当社は今後、石川氏と共に「未踏の可能性を解き放つ」というミッションのもと、Sapisエンジンを核に、教育分野における学びの個別最適化、地域DXによるスマートシティ構築、国防・安全保障領域での実装や、インドネシアをはじめとするASEAN諸国との連携による海外展開も控えています。
国際標準に準拠したアーキテクチャを基盤に、グローバルに通用する「脳のデジタルツイン」活用モデルを確立し、国内外での社会課題解決に貢献してまいります。
石川 恵理香 氏の主な経歴
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16歳でNYへ単身渡米、高校在学中に起業し、飛び級で高校を修了。
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ハーバード大学修士号、ESCP EMBA取得。
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マサチューセッツ工科大学(MIT)にてAI等のデジタル領域の認定証を8件、スタンフォードで1件取得。
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IBMでデータサイエンティスト兼マネージングコンサルタント、またデロイト、KPMG、EYでデジタル戦略・AIプロジェクトをリード。
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ete holdings PTE. LTD. のCEO、ete Japanの代表取締役。
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「Sapis(サピス)」というAI駆動型コグニティブ・デジタルツインエンジンの開発を牽引。
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日本OMG理事・代表理事/理事長、日本DTC理事長を歴任し、国際標準化の前線を担う。
石川恵里香氏 コメント
この度、デジタルツイン総合研究所の最高技術責任者として参画できることを大変光栄に思います。
これまで、IBMやBig4コンサルティングファームでのグローバルなデジタル戦略の経験、またOMGでの国際標準策定を通じて、世界最先端のテクノロジーがいかに社会を変革できるかを目の当たりにしてきました。特に、国際軍事機関や日本の防衛装備庁でも採用されているUAFなどの国際標準は、複雑なシステムを可視化し、最適化する強力なフレームワークです。
私が開発を牽引してきたAI駆動型コグニティブ・デジタルツイン『Sapis』は、単なる技術ではなく、人の意思決定プロセスや潜在的な可能性を理解し、一人ひとりに最適化された価値を提供する『脳のデジタルツイン』です。
日本のAI・デジタルツイン市場は、まだその真の可能性を発揮していないと感じています。海外で実証された最先端技術と、日本特有の文化を融合させることで、教育の個別最適化から、スマートシティ、さらには安全保障まで、社会のあらゆる領域に革新をもたらすことができると確信しています。
デジタルツイン総合研究所と共に、Sapisを通じて『未踏の可能性を解き放つ』―これが私のミッションです。日本発のイノベーションを、ASEAN諸国をはじめ世界へと展開し、グローバルスタンダードを創造していく所存です。

会社説明(About Us)
株式会社デジタルツイン総合研究所は、島根県を拠点に「脳のデジタルツイン技術(Sapisエンジン)」を核としたAIソリューションを開発・提供しています。
教育分野では探究学習や大学入試支援、企業分野では人材育成・営業組織の生産性向上、さらに地域産業や農業、スマートシティまで幅広い領域での実装を進めています。
「未踏の可能性を解き放つ」をミッションに、地域から全国・海外へと展開し、次世代の産業と人材を育む拠点を目指しています。
会社概要(Company Profile)
会社名:株式会社デジタルツイン総合研究所
代表者:代表取締役社長 黒田 佳吏夫
所在地:島根県雲南市(東京・海外展開拠点あり)
設立:2025年7月
事業内容:
脳のデジタルツイン技術の開発・提供
教育(探究学習支援・大学入試支援)、HR・営業DX、産業DX(製造・農業・地域産業)、スマートシティ構築支援
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