The Force Japanを横浜に設立し１周年——欧州進出を“ゼロから”実装支援。国内では薬事・品質のシェアードサービスを開始

欧州市場参入を目指す日本企業に対し、欧州での事業体構築（実装）を一貫支援。あわせて国内では薬事・品質のシェアードサービスを運用します。

The Force Japan株式会社

2025年9月24日 08時49分

2025年9月24日　横浜市

医薬品・医療機器の“実装型”コンサルティングを展開するThe Force（ドイツ）は、横浜・みなとみらいに日本法人「The Force Japan株式会社」を設立し、１周年を迎えました。この１年間で、CDMOやバイオベンチャーを含む製薬企業を中心に多数の支援実績を重ね、日本市場で求められるニーズを精査してきました。欧州と日本のオペレーションを橋渡しするため、欧州で事業を機能させるうえで必要な体制・仕組みを“ゼロから”構築する フルサービス・パッケージ を開始。顧客ごとの段階と優先度に合わせて柔軟に組み立てられるため、市場投入のスピードと監査に耐える運用品質を両立します。

日本と欧州をつなぐブリッジ

新市場で製薬・医療機器・ヘルスケア事業を立ち上げるのは容易ではありません。欧州市場に参入する日本企業は、日本側と欧州側の双方を同時に回す必要があります。ドイツ本社と横浜拠点を持つTHE FORCEは、欧州と日本の業務フローをシームレスに接続し、新たな市場での実装を加速します。

図面で終わらせない“実装”

Company‑as‑a‑Service（会社まるごと構築）という考え方で、ギャップ分析とロードマップ策定、エンティティ設立、主要パートナーのオンボーディング、必要な承認の取得までをカバー。続く工程では、MAH（製造販売業者）機能、GxP、流通（GDP対応）などを同一プログラム内で実装し、フェーズ間の“受け渡しギャップ”を生まない体制を作ります。

「The Forceは“手を汚して実務に落とし込む”までやり切るのが。日本と欧州の実務を同じ温度感で回し、承認・供給・安全の連続性を担保します。」

スピードとコンプライアンスの両立

欧州での上市に向けては、MAHの枠組み（QP・QPPVを含む）と、申請・当局対応・上市後の改訂／安全性報告といった継続運用が不可欠です。一方、日本側では日次オペレーションの安定化とリソース最適化が課題になりがちです。両地域での実装経験を持つTHE FORCEは、国境をまたぐ運用の断絶を解消し、スピードと適合のバランスを最適化。タイム・トゥ・マーケット短縮と監査対応力の維持を同時に実現します。