三菱商事エネルギーの子会社「FLEET PITLOCK」が提供する「FLEET PITLOCKシステム」が請求一元化機能をローンチ
三菱商事エネルギー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松下 剛、以下「三菱商事エネルギー」)の子会社で、株式会社オートバックスセブン(代表取締役 社長:堀井 勇吾、以下「オートバックスセブン」)が出資するFLEET PITLOCK株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:秋元 晃嗣、以下「FPL」)は、リース事業者・エンドユーザー・整備工場をつなぐ車両情報管理プラットフォーム「FLEET PITLOCKシステム」に、新たに「請求一元化機能」を追加し、提供を開始します。ローンチ後は、リース会社・整備工場数を限定して請求入力を開始し、11月上旬から本格普及開始を目指します。

■FPLが目指す世界・請求一元化機能提供開始の背景
FPLは整備業界における非効率を解消し、限られた整備士でも業務が円滑に進む体制の実現を目指しています。2021年から、リース大手のオリックス自動車株式会社、住友三井オートサービス株式会社、日本カーソリューションズ株式会社、三菱オートリース株式会社の4社と業務提携。2023年にはメンテナンス管理会社の株式会社西出自動車工作所とも連携してリース事業者・エンドユーザー・整備工場をつなぐ車両情報管理プラットフォーム「FLEET PITLOCKシステム(以下、FPLシステム)」の開発を進めてきました。加えて、オートバックスセブンから資金調達を実施。今後は、同社の支援も受けながらFPLシステムの導入・普及を一層推進していきます。
こうしたパートナーシップや資金調達を基盤に、業界の非効率を解消し、整備士不足への対応を進めるうえでの重要な機能として、新たに「請求一元化機能」の提供を開始しました。
FPLシステムの紹介ページ:
■整備工場の声
整備工場A
「大規模な工場なら請求や受付を分担できますが、多くの整備工場では熟練の整備士が請求業務に多くの時間を取られています。請求業務そのものは一定の育成期間を経れば誰でも習得できますが、細かい部分は経験豊富な整備士でないと判断できないことが多いのが現実です。さらに近年は、リース車両を10年以上使い続けるケースも増え、整備の手間が以前より大幅に増えています。代車契約がない場合は『整備はいつ終わるのか』と繰り返し問い合わせを受けることもあります。1台あたりの費用が変わらない中で、1台にかかる時間だけが増えているのが現状です。
整備士の高齢化が進むなか、若手や外国人スタッフに学びの機会や働きやすい環境を用意することが重要ですが、今は書類業務に追われ、ベテラン整備士がその役割を果たせていません。整備士が減り、作業時間も増えるなかで、『いかにその他の業務を効率化するか』が大きな課題だと感じています。」請求一元化機能が追加されたFLEET PITLOCK システムの活用によって、業務を効率化し、経験の浅いスタッフとのコミュニケーションや指導に時間を充てられるのではないかと期待しています。
整備工場B
私たちの工場は分業制のため、請求業務は事務スタッフが担当しています。そのため整備士は請求業務に追われることなく、本来の整備作業に集中できる環境を整えています。
しかし、法人リース車両の整備は土日の対応も多く、土日休みの職場を希望される方が多い中、事務スタッフの採用が思うように進まないのが現状の課題となっています。そのような状況の中、当工場では年間1万台を超える大量の車両整備を行っているため、限られた事務スタッフで大量の業務をこなしている状況です。今後FLEET PITLOCKシステムの導入により、少数精鋭の事務スタッフでも効率的に業務を進められるのではないかと期待しています。
■会社概要
・会社名:FLEET PITLOCK株式会社
・本社所在地 :〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目1番3号
・設立:2022年1月20日
・事業内容:FLEET PITLOCK(FPL)の運営
・代表取締役:秋元 晃嗣
【システムに関する問い合せ】
FLEET PITLOCK株式会社 問い合せ窓口:https://fpl-inc.com/contact/
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