リビルダーAI、世界有望スタートアップ「EWC 2025」Top 250に選出

製造可能な3Dデザイン生成技術を基盤にグローバルサービスを拡大

ソウル — 2025年9月20日 — リビルダーAIは、毎年世界各国から有望スタートアップを選出するグローバルな起業家大会 Entrepreneurship World Cup（EWC）2025 において、Top 250 に選出された。今回の選出は、169カ国から集まった多数のチームの中で技術力と事業性の両面を評価された結果であり、同社はサウジアラビア・リヤドで開催される Biban Forum 2025 において、総額150万米ドル規模の表彰をめぐる国際舞台に立つことになる。

リビルダーAIの強みは、2Dデザイン画像から高精細かつリアルな3Dデータを自動生成するAIエンジンにある。その革新性はすでに CESイノベーション賞を受賞し、国際的にも認められている。同社はこれまで、実際の製品をスキャンして3Dコンテンツ化できる 「VRIN 3D」 を展開してきたが、本年はさらに製品開発の前段階へと領域を拡大し、製造可能性（DFM）を考慮したデザインAI「VRING:ON」 を発表した。このソリューションは、デザイナーの嗜好分析や企業内データの学習を通じて、最適化された提案を提供する。

業界関係者からは、リビルダーAIのアプローチがデジタル制作と実際の製造とのギャップを埋める実践的AIとして注目を集めている。とりわけ、ライフサイクルの短い消費財・ファッション・家電分野において、設計の繰り返しや製品改良を迅速化し、デザイン検証・製造シミュレーション・コンテンツ制作を一貫して行えるエンド・ツー・エンドの3Dワークフローを実現している点が評価されている。同社はすでにグローバルブランドとの協業を進め、製品開発からコマースに至るまでの全過程をデータドリブンなプロセスへと移行させている。

リビルダーAI関係者は次のように述べている。
「今回のEWC Top 250選出を機に、海外パートナーシップおよび顧客基盤をさらに拡大し、デザインから製造までを自動化するラインを統合し、フィジカルAI（Physical AI） の強化を加速してまいります。2Dと3Dをつなぐ当社のデザイン生成AI技術を通じて、デザイン・製造現場のデジタルトランスフォーメーションを推進していきます。」