最先端GPU搭載サーバーをリースで提供開始
~初期投資を抑えて導入可能に~
ミドクラジャパン株式会社(以下、Midokura)は、2025年5月より開始したNVIDIA HGX B200搭載のSupermicro社製GPUサーバーについて、新たにリースを組み合わせた提供スキームを開始します。これにより、企業などがHPCやAI開発環境を導入する際に伴う大規模な初期投資を抑え、必要な時に柔軟に利用することが可能となります。
■背景
近年、生成AIやディープラーニングをはじめとする高度な演算処理需要が急増しています。その一方で、ハイエンドGPUサーバーの導入には高額な初期投資、高度なインフラ構築スキル、物理的な設置スペースの確保など、複数の課題が複合的に伴っています。こうした状況に対応するため、MidokuraはSFIリーシング株式会社、オリックス・レンテック株式会社、三菱HCキャピタル株式会社(*社名は五十音順)と、それぞれ個別に連携し、リースを組み合わせた新たな提供スキームを構築しました。これによりお客様の資金計画に応じた柔軟な導入を可能にし、より多くの企業や研究機関が高性能な計算環境を手軽に活用できるようサポートしてまいります。
■新スキームの概要(開始時期:10月中)
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対象製品:Midokuraが提供するハイエンドGPUサーバー(例:NVIDIA H100およびB200搭載モデル等)や周辺機器
※製品詳細:https://midokura.jp -
提供形態:製品提供とリースを組み合わせることで、お客様の多様な財務計画や事業ニーズに応じた導入を支援します。IT資産の管理体制や運用状況なども考慮し、最適なスキームを設計することで、初期投資の負担を抑えつつ、最新のGPU環境を手軽で柔軟にご活用いただけるよう貢献します。
■お客様にとってのメリット
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初期投資の抑制:キャピタルコストを抑制しながら迅速にGPUリソースを確保
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キャッシュフローの最適化:定額払いにより財務負担を平準化
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技術変化への柔軟対応:契約期間終了後、更新・返却などの選択が可能
※各社契約条件によりますので、個別にお問合せください -
スピーディな立ち上げ:PoCや短期プロジェクトにも迅速に対応可能
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資産管理の負担軽減:固定資産税等の支払や保険対応など、一括購入に伴う管理コストを削減
■想定ユースケース
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LLMを活用した自社オリジナル生成AI開発(再学習など)および実行環境の構築
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自動運転・コンピュータビジョン分野におけるAI開発基盤
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大学・研究機関におけるHPC向け自社専用演算リソースの確保
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SIerやスタートアップによるAI関連サービス基盤の迅速な立ち上げ
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GPUクラウドサービス提供に必要な迅速なリソース拡張と初期投資抑制の実現
【本件に関するお問い合わせ先】
ミドクラジャパン株式会社 / Midokura Japan K.K.
〒108-0023 東京都港区芝浦2-15-6 オアーゼ芝浦MJビル
gpucontact@midokura.com
【ミドクラグループについて】
ミドクラグループは、世界市場を見据えて2010年に設立されたテクノロジースタートアップです。ネットワーク仮想化技術を世界に先駆けて提案し、グローバルテック企業で豊富な実績を積んだエンジニアをはじめ、仮想化・コンテナ技術、分散コンピューティング、分散型AI技術に精通した10か国以上のトップエンジニアが集結しています。東京、バルセロナ、ローザンヌ、テルアビブに拠点を構え、2019年からはソニーグループの一員として、エッジAI分野の技術革新に貢献してきました。現在は、その知見と実績を活かし、AI開発や研究に不可欠な高性能計算環境を提供することに注力しています。ミドクラジャパン株式会社は、ミドクラグループの事業持株会社として、日本を拠点に活動しています。

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