【株式会社東横イン × Mimipo for Travel】客室からすぐ受診。訪日外国人向けオンライン診療サービスを導入

256言語・24時間対応。診療から処方薬の受け取り、保険申請サポートまで。旅行中の安心と健康をワンストップで提供

株式会社プロセント

 株式会社プロセント(所在地:東京都中央区、代表取締役 伊藤 千央)が運営する、訪日外国人向けオンライン診療サービス「Mimipo for Travel(ミミポ フォー トラベル)」は、2025年より滞在先ホテルの客室から受診できる、256言語・24時間対応のオンライン診療を提供しています。

このたび、株式会社東横イン(所在地:東京都大田区、代表取締役 黒田 麻衣子)が運営するビジネスホテル「東横INN」の大阪エリア5店舗に本サービスが導入され、訪日外国人ゲストは客室からスムーズにオンライン診療を受けられるようになりました。処方薬の近隣薬局での受け取りに加え、帰国後の海外旅行保険の申請サポート、近隣医療機関の紹介・予約サポートまで、Mimipo for Travelが総合的に支援します。

背景・課題

訪日需要は拡大を続けており、2024年の訪日外客数は3,686万9,900人と過去最多を更新しました。2025年は1〜3月だけで既に1,054万人に達し、過去最速ペースで推移しています。

しかし、その急増に対し、医療現場の多言語対応は依然として課題が残っています。全国5,864病院を対象とした調査では、院内表示が「日本語のみ」という施設が86%を占め、多言語化されているのはわずか14%にとどまります。また、通訳端末を導入している医療機関でも「医療用語の翻訳に苦慮している」と回答した割合は66%に上り、体制整備が進まない理由として「経費的負担」や「人員不足」などの構造的要因が指摘されています。

こうした状況から、訪日客が体調不良になった際には、言語の壁に加えて、夜間・早朝や地域により受診が難航するケースが少なくありません。結果として、ホテル現場には医療機関探し、移動手配、処方薬受け取りのフォロー、保険申請に必要な書類の支援など、多岐にわたる負担が集中しています。

Mimipo for Travelは、この課題を解消するため、客室から24時間365日アクセスできる256言語対応のオンライン診療を提供し、近隣薬局での処方薬受け取りや各種書類発行まで一気通貫でサポートします。ゲストの安心とホテル運営の効率化を両立させる、新たなインバウンド向け医療のインフラとして機能しています。

サービス特徴

ゲスト向け

  • いつでも、どこでも :256言語・24時間365日対応のオンライン診療を客室から受診可能

  • 医療通訳が常時同席:症状説明や治療内容の理解を、専門通訳が正確にサポート

  • “最寄りの薬局”で処方薬を受け取り:ゲストの現在地に合わせて最適な薬局を手配

  • 医療機関紹介から書類作成までワンストップ:外国語対応の医療機関紹介、診断書・海外旅行保険の申請書類作成も完結

ホテル向け

  • 夜間・早朝の医療問い合わせを外部化:医療関連の対応負荷を大幅に削減し、フロント業務を効率化

  • 多言語対応の案内が不要:館内QRコードや客室カードの設置だけで運用可能

  • 体調不良時でも“頼れる動線”を提供:ゲストの安心感につながり、レビュー評価・満足度向上に寄与

  1. 診療予約:客室TV、館内Wi-Fiポータル、客室カード、館内ポップ、案内チラシなどに掲示されたQRコードからアクセスし、そのまま診療予約を実施。

  2. オンライン診療:日本の医師によるオンライン診療を実施。医療通訳が常時同席し、症状の説明や診断・治療方針を多言語で正確にサポート。

  3. 処方薬の受け取り:診療後は、“最寄りの薬局”で薬剤師による服薬指導とともに処方薬を受け取り可能。

  4. アフターフォロー:症状や経過に応じて外国語対応の医療機関紹介や、紹介状・診断書、海外旅行保険の申請書類の作成までサポートします。

対応範囲

かぜ症状/胃腸症状/皮膚トラブル/泌尿器症状/眼・耳・鼻・のどの不調/アレルギー症状/睡眠・ストレス・時差ボケ・軽度の不眠などの相談/常備薬忘れ/医師による診断書・紹介状・保険申請書類の作成相談 ほか

対象外

救急・骨折・重度外傷などは対面診療が必要(119番通報や最寄り救急の受診をご案内)

ユースケース

  • アメリカ/30代/常備薬忘れ(高血圧): 来日後に高血圧の常用薬を紛失。客室からオンライン診療を受け、日本で入手可能な代替薬の処方を受けた。当日中に最寄り薬局で受け取りが完了し、旅行期間中の服薬管理についても医師がフォローした。

  • 中国/10代/発熱・咽頭痛(インフルエンザ陽性): 発熱と咽頭痛が続きオンライン診療を受診。医師の判断で調剤薬局での検査キット使用を案内し、インフルエンザA型が陽性と判明。その後、抗インフルエンザ薬を処方し、保護者が当日中に最寄り薬局で受け取り。自宅療養のポイントや、必要に応じた外国語対応の小児科案内も実施した。

  • フランス/20代/排尿時痛・膀胱炎疑い: 排尿時痛・尿のにごりを主訴にオンライン診療を受診。問診・経過を踏まえ急性単純性膀胱炎と判断し、7日間の抗菌薬を処方。飲水量の確保、シャワー時の衛生管理、悪化時の受診目安などを案内し、薬は当日中に最寄り薬局で受け取り。旅行中も安心して過ごせるよう経過フォローを行った。

  • ニュージーランド/40代/強い上腹部痛(救急搬送・紹介状作成): 食後に悪化する強い上腹部痛を訴えオンライン診療を受診。胆嚢炎・胆管炎を疑う所見がみられ、急性腹症の可能性ありと判断。ホテルへ救急車の手配を依頼し、受け入れ先病院に提出する紹介状を即時作成。必要な検査項目(血液検査・腹部エコー・CT)や想定疾患を明記し、スムーズな救急受診をサポートした。

試験導入店舗

東横INN梅田中津Ⅰ(大阪市北区)

東横INN大阪通天閣前(大阪市浪速区)

東横INN大阪天神橋筋六丁目(大阪市北区)

東横INN大阪なんば(大阪市中央区)

東横INN東大阪(東大阪市)

担当者コメント

「東横INNにとって“安心感をもってご滞在いただける環境”は最も重要な価値のひとつです。インバウンド需要のさらなる拡大が予想される現在、Mimipo for Travelのサービスを用いて、訪日外国人のお客さまの健康・医療の安心に関する体制の充実を図ることは、私たちの目指すホスピタリティの実現に繋がると考えております。」

― 業務企画部/梅澤 翔太

その他

料金

外国人ゲスト:¥55,000(税込)

宿泊施設:無料

決済

利用可能なクレジットカード:American Express、JCB、Visa、Mastercard、UnionPay(銀聯)、Diners Club International、eftpos 他

利用可能なモバイル決済:Google Pay、Apple Pay、Alipay+、WeChat Pay(微信支付)、Kakao Pay

予約サイトURLhttps://mimipo.click/travel/

会社概要

  • 株式会社プロセント

  • 代表取締役:伊藤 千央

  • 事業内容:

    • 国内向けオンライン診療サービス「Mimipoオンラインクリニック(https://mimipo.jp/)」

    • 訪日外国人向けオンライン診療サービス「Mimipo for Travel(https://travel.mimipo.jp/)」の運営

  • コーポレートサイト:https://prosent.co.jp/

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会社概要

株式会社プロセント

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URL
https://prosent.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区勝どき1-3-1 43F
電話番号
03-6732-9992
代表者名
伊藤 千央
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2023年01月