東海国立大学機構 名古屋大学・岐阜大学発ベンチャー カオスマップを初公開
スタートアップ支援策を一元化した新サイトをオープン — 起業前から成長支援までを網羅 —
国立大学法人東海国立大学機構(以下、機構)は、名古屋大学・岐阜大学に点在していたスタートアップ支援に関する情報を一か所に集約した新たな総合支援サイトを公開いたしました。(https://www.spo.thers.ac.jp/)本サイトでは、起業を志す学生・教員から、既に起業した大学発ベンチャーの成長を後押しする支援制度まで、幅広い情報を体系的に閲覧できます。
従来、名古屋大学と岐阜大学では、各部局・センターがそれぞれ独自にスタートアップ支援策を掲載しており、利用者にとって情報が分散していました。このたび、両大学の支援メニューを一覧化し、機構として統合的に提供することで、利便性の向上を図ります。
また本サイトでは、外部企業やベンチャーキャピタル(VC)向けに、名古屋大学・岐阜大学発のベンチャー企業を分野別に整理した「大学発ベンチャー・カオスマップ」を新たに公開。分野ごとの企業群が可視化され、産学官連携の促進や投資検討の一助となることを期待しています。
機構では、政府の「スタートアップ育成5か年計画」に呼応して、2023年に「スタートアップエコシステム戦略会議」を設置し、2025年には機構横断の司令塔となる「スタートアップ統括室」を新設しました。今回のサイトの開設は、大学発スタートアップの創出・成長基盤を強化する取り組みの一環です。
今後も当機構は、研究成果の社会実装をさらに加速するため、スタートアップ支援の充実と地域エコシステムの強化に取り組んでまいります。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像