【現場発】押して歩くだけでジャンボタニシ問題に終止符。歩行型ジャンボタニシ捕獲機『ジャンタニグッバイ®』を、応援購入サービスMakuakeにて12月26日10:00先行販売開始
ゲンゴロウ本舗(代表:桐原冬夜)は、ジャンボタニシによる稲の食害を軽減する、画期的な歩行型捕獲機『ジャンタニグッバイ®』を、Makuakeにて 2025年12月26日先行販売開始いたしました。

ジャンボタニシが引き起こす食害は年々増加し、現場では対応が追いつかない状況が続いています。
稲作の現場では、労力・時間・費用が同時に積み重なるという課題を抱えています。
・毎日の手作業による捕獲で、作業時間と身体的負担が増え続ける
・水位調整や見回りが増え、水管理が複雑化
・薬剤・捕獲わな・誘引餌の使用により、ランニングコストが発生し続ける
この「時間・労力・費用」の三重苦の中、少ない労力で効率よく捕獲できる装置が強く求められています。
そこで開発したのが、歩行型ジャンボタニシ捕獲機『ジャンタニグッバイ®(特許出願中)』です。
ジャンタニグッバイ®の特徴

製品は、あえてたったこれだけです。完成させるのは、現場です。
① 特殊部材を使わず“市販品で組める構造”にしたことで、拡張性・容易なメンテナンス性・低価格を
実現。水路用から多条用まで自由に作れるDIY設計です。
アイデア次第で自由拡張。メーカー専用部材を極端なまでに削減し、ホームセンターでもかんたんに購入できる市販品を構成部材に設定したことで、拡張性、低価格化と入手のしやすさ、容易なメンテナンス性を実現しました。
・本製品は、特定メーカーに依存しない汎用設計を採用。
市販部材を活用できる構造とすることで、現場ごとの条件差や調達環境の違いにも柔軟に対応できる点が特長です。特定メーカーや特定製品の使用を前提としたものではなく、利用者の判断によって部材を選択できる“現場主導型”の設計となっています。
②薬剤不使用。田んぼを歩くだけで短時間に大量捕獲
操作者が装置を押しながら歩くことで、ジャンボタニシを効率的に取り込みます。有機栽培・特別栽
培にも対応した環境配慮型の、これまでにない“物理捕獲”方式です。
③田植え後でも苗を傷めず、条間・株間を同時に捕獲
田植え前の捕獲が望ましいものの、苗が活着した後であれば、ジャンボタニシの活動期(田植え後~
約3週間)に合わせ、苗を痛めることなく条間と株間を同時にスムーズに捕獲できます。その際、苗に産み付けられた卵をそぎ落とす効果も期待できます。


現場が得られるメリット
・作業回数・作業時間の削減(田植え前後に数回で完了)
・薬剤や誘引餌など、毎年必要な費用を大幅削減
・ジャンボタニシの減少による米の収量向上
ジャンタニグッバイ®は、被害軽減と負担削減の両立を目指す、新しい現場ソリューションです。
使い方(設定方法)
1)本装置ジャンタニグッバイ®を用意
2)市販のパイプ・プラスチックジョイントを接続(製品に検証時構成部材例・組立図を付属)
3)市販のチェーン・網袋を取り付けるだけで使用可能(製品に組立図を付属)
畑での“機能可視化実験”を実施
湛水した田んぼでは内部が見えづらいため、動作の可視化を目的に、カプセル玩具を使った“畑での機能可視化実験”を実施しました。捕獲構造の動きを目視確認でき、田んぼでの挙動と共通性を確かめています。
畑への作用跡で、ジャンタニグッバイ®の確かな接地性と高い掻き取り効果が確認できます。

Makuakeで先行公開する理由
生産拠点の長野県にはジャンボタニシが生息しておらず、実地検証の場の確保に大きな制約があります。これまで協力圃場の確保や遠征しての実地検証に大変苦労しました。その工程に時間がかかりすぎるため、早期に量産体制を整えるには、初期ロットに協力いただけるサポーターの存在が必要です。
Makuakeでは以下を目的として公開します。
・限定の初期ロットによる先行販売
・現場のフィードバックをもとにした製品改良
・サポーターと共に最終仕様を作り上げる体制づくり
初回は 1,000台 を上限に受付。
調達目標金額は 300,000円 としています。
正式販売時の予定価格は 17,500円(税込・送料込) です。
製品概要
・製品名:ジャンタニグッバイ®
・方式:水田歩行式(DIY対応・市販品活用・単純構造・低価格・容易なメンテナンス性考慮)
・製造:日本製(made in 長野)
・重量:本体約1.4kg(3条用参考総重量:6.5kg)
・販売形態:Makuake先行販売(応援購入割引あり)
・公開期間:2025年12月26日10:00~2026年1月30日22:00
・リターン発送予定:2026年3月下旬
・MakuakeプロジェクトURL:https://www.makuake.com/project/jantanigb/
開発者プロフィール
桐原 冬夜(きりはら・とうや)

日本自然観察ネットワークおよびゲンゴロウ本舗代表。
テレビ番組を中心に、自然の魅力を伝える活動を長年行い、ナレーターやMCとしても活動。
「自然の素晴らしさを知ることが、未来の自然を守ることにつながる」という考えのもと、情報発信を続けている。
また、農薬や肥料を使用しない稲作・野菜作りにも取り組み、「排除ではなく共存」「大自然に委ねる」をテーマにした農業を実践。
その現場経験をもとに、水田除草機『田んぼの草取りゲンゴロウ』、ジャンボタニシ捕獲機『ジャンタニグッバイ®』を開発。
・放送中の番組:「桐原冬夜の生録大自然の旅8」(CSほか全国CATV135局ネット)
・日本自然観察ネットワーク:https://npo-jnon.org/
・ゲンゴロウ本舗:https://www.gengoro.shop/
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