野沢園、慶應義塾大学「三田演説館」周辺の植栽管理に3D測量データを活用
~重要文化財の景観をデジタル技術で守り、持続可能な緑の管理を実現~

株式会社野沢園(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:田中信樹、以下「野沢園」)は、慶應義塾大学三田キャンパスにおいて、3D測量技術を活用した植栽管理業務を行いました。重要文化財である「三田演説館」周辺の植栽を3D測量によりデジタルデータ化することで、数値に基づいた「緑豊かな都市景観の保全」を実現します。野沢園は革新的技術を造園と掛け合わせて、次世代の造園業のあり方を提示します。
背景:伝統と革新の融合による文化財保護

慶應義塾大学の象徴的な建造物である「三田演説館」は、日本初の演説会堂として知られる重要文化財です。その周辺を彩る豊かな植栽は、歴史的景観を形作る重要な要素です。 野沢園は今回、従来の写真や目視による記録管理に加え、非接触・高精度な「3D測量」を用いた管理手法を導入することで建物と植栽の保全につながるよう、かつてない精度で記録保持を行いました。
3D測量がもたらす2つの革新
▼3D測量データ映像
今回の取り組みでは、最新の測量技術を用いることで以下のメリットを最大化しています。
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重要文化財への「完全非接触」計測
レーザーを照射し数千万点の位置情報を取得する「点群データ」を活用することで、建物や植栽に一切触れることなく、ミリ単位での現状記録が可能となりました。 -
植生密度の可視化と定量的評価
3D測量により、三田演説館周辺の「緑の空間」を把握。樹木の高さや枝の広がりを数値化することで、写真や人の感覚に頼らない客観的な植栽空間の記録を行います。
造園技術のアップデートとサステナビリティ

野沢園は1874年の創業以来、都市緑化に携わってきました。長い年月をかけて培ってきた伝統を革新させるためには、新しい技術の構築が不可欠です。本プロジェクトは単なる植栽管理ではなく、デジタル技術を駆使して持続可能な「100年後の緑」をデザインするための挑戦と考えています。
慶應義塾大学の改修設計や植栽管理
野沢園では、ほかにも慶應義塾大学三田キャンパス内にある「福澤公園」の改修設計や、シンボルツリーの大銀杏、幻の門沿いの桜並木などの植栽管理もしています。「三田演説館」と並び、重要文化財にも認定されている建築物「図書館旧館」は、周辺の緑が建物の景観の邪魔にならないように剪定を行います。野沢園ではそれぞれの樹木の様子を観察し、剪定・伐採はもちろん、樹木医による診断調査なども随時行っています。




■株式会社野沢園について


株式会社野沢園は1874年(明治7年)創業・150年以上の歴史を持つ植物関連企業です。本社は東京都世田谷区にあり、「植物で笑顔をお届けする」という想いのもと、オフィスビルや公共施設、教育機関などの植栽管理、空間プロデュースを手がけています。創業時は植木の育成・栽培から始まり、現在はグリーンレンタルや造園、テレビ美術装飾などの事業を展開しています。
また、都心で緑を提供する会社として、緑を中心とした社会の課題に対して真摯に取り組み、それを「グリーンサステナビリティ」と掲げ持続可能な都市緑化に注力しています。
▼野沢園紹介動画
▼会社概要
名称 株式会社 野沢園
代表取締役 田中 信樹
本社 東京都世田谷区野沢 3-29-23
設立 1874年(明治7年)
資本金 9600万円
企業サイト/https://www.nozawaen.co.jp/
採用サイト/https://job.nozawaen.co.jp/
Instagram/https://www.instagram.com/nozawaen/
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