保育・就労支援・食品製造を一法人で一体化。社会福祉法人翔空会(志免町)がヤマト福祉財団の助成300万円を受け「食の安心安全プロジェクト」本格始動
放置竹林の整備から食品加工・販売まで、就労支援の新たな可能性を切り拓く
食料自給率の低下や物価高騰が続く中、保育の現場における「食の安心安全」への関心はかつてなく高まっています。こうした社会的背景のもと、社会福祉法人翔空会(福岡県糟屋郡志免町、理事長:福田憲彌)は、ヤマト福祉財団より300万円の助成採択を受け、保育・児童発達支援・就労支援を横断する「食の安心安全プロジェクト」を始動しました。給食食材の自前調達から食品加工・販売まで、保育と福祉が一体となって地域の食を支える仕組みを、福岡・志免町からつくります。
■ 旧眼科ビルを地域福祉の複合拠点へ
翔空会は地域内の旧眼科ビルを取得し、2026年5月1日より改修工事に着手しています。2階に児童発達支援、3階に就労支援の機能を集約し、子どもから成人まで切れ目のない支援ができる環境を整備します。
3階には就労支援の利用者が主体的に活躍できる厨房を新設する計画であり、ビーガンおよびグルテンフリーに対応した食品の製造を目指しています。法人が運営するライフサポートSAKU(就労支援)が栽培する野菜を活かし、園の給食・食育と連動した一体的な展開を構想しています。

■ 放置竹林を地域資源に 就労支援の新たな委託業務として
翔空会は、地域の放置竹林の整備にも取り組んでいます。たけのこの水煮・袋詰め加工を就労支援の委託業務として開始し、「福岡の水煮筍」として道の駅三連水車の里をはじめとする販売拠点やネット販売(https://tknk.theshop.jp)を通じて流通しています。
また、竹炭は「sumisusumu」ブランドで展開し、地域の飲食店・雑貨店など多数の取扱店舗やネット(https://sumisusumu.com)でも販売されています。荒れ果てた竹林を、就労支援の利用者の働く場と地域ブランドに変える「竹の6次産業化」の先駆的な取り組みです。



■ 食と農と保育をつなぐ、地域からの挑戦
本プロジェクトは、農業・食品加工・保育食育を一体的に進めることで、就労支援の利用者の働く場を広げながら、子どもたちが「食」を通じて命と社会のつながりを学ぶ環境を実現するものです。翔空会は今後も、保育と福祉の現場から地域の課題に応える取り組みを発信してまいります。
■ 理事長 福田 憲彌 コメント

翔空会は設立以来、地域の子どもたちと、支援を必要とする大人たちが安心して暮らせる場所をつくることを大切にしてきました。ヤマト福祉財団のご支援を受け、食と農と保育をつなぐ新たな取り組みを一歩ずつ丁寧に進めてまいります
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