名古屋の人形劇団ゆめみトランク、子どもが「気づく・断る・逃げる」を学ぶ参加型防犯人形劇を制作へ
愛知県防犯協会連合会監修。名古屋市内10カ所程度の巡回上演と継続学習用の映像教材・防犯ミニ冊子制作に向け、8月31日までクラウドファンディングを実施

パペットシアターゆめみトランク(愛知県名古屋市)は、公益社団法人 愛知県防犯協会連合会の監修のもと、子どもが不審な声かけなどに直面したときに「気づく・断る・逃げる・助けを求める」ことを、物語の中で考える参加型防犯人形劇とワークショップを制作します。
完成後は、2026年12月から2027年3月にかけて名古屋市内10カ所程度での巡回上演を予定しています。会場での体験に加え、映像教材と防犯ミニ冊子を制作し、家庭や教育・地域の現場で繰り返し振り返れる学びにつなげます。
制作・巡回に必要な費用を募るクラウドファンディングは、2026年8月31日(月)23時59分まで実施します。
クラウドファンディングページ
【背景:子どもが自分で考え、行動を選ぶための防犯教育を】
愛知県警察によると、2025年中に警察へ寄せられた「16歳未満の子どもに対する声掛け・つきまとい等」の情報は2,237件でした。これは犯罪の認知件数ではなく、警察に寄せられた情報件数です。
警察庁は、小学校などで行う防犯教室の方法として、紙芝居や演劇、ロールプレイなど、子どもが考えながら参加・体験する方法を例示しています。
一方で、防犯の約束を一度聞くだけでは、実際の場面で行動に移すことが難しい場合があります。ゆめみトランクは、子どもが物語に参加しながら「自分ならどうするか」を考え、上演後にも振り返れる仕組みが必要だと考えました。
【プロジェクトの4つの特徴】

1.物語の中で「自分ならどうするか」を考える参加型設計
登場人物の行動を一方的に見るだけではなく、子どもたちが声を出し、考え、選択する場面を取り入れます。「気づく・断る・逃げる・助けを求める」という行動を、自分ごととして捉えるきっかけをつくります。
2.恐怖を過度に強調しない、年齢に応じた伝え方
子どもを怖がらせることを目的とせず、人形と物語を通じて防犯について考えられる構成を目指します。年齢に応じた表現や、上演後の振り返りにも配慮します。
3.生の上演、ワークショップ、教材を組み合わせる
巡回会場では、人形劇と参加型ワークショップを実施する予定です。さらに、DVD・Blu-rayや映像ファイルによる映像教材、防犯ミニ冊子を制作し、上演後や別の機会にも学びを振り返れるようにします。教材の提供条件や利用範囲は、クラウドファンディングページに記載する内容に基づきます。
4.防犯の知見と、人形劇団の表現力を地域で生かす



公益社団法人 愛知県防犯協会連合会の監修を受け、防犯上伝えるべき内容を確認しながら制作します。プロの人形劇団による舞台表現と公的な防犯知見、地域での巡回、継続学習用教材を一つにつなげます。
【防災人形劇の経験を、防犯教育へ】
ゆめみトランクは、SOMPOの「防災ジャパンダプロジェクト」で防災人形劇の上演を担当してきました。同プロジェクト全体では、2024年3月末までに全国延べ685回、約96,000人が参加しています。
これまで培ってきた、子どもが物語へ集中し、登場人物と一緒に考える舞台づくりの経験を、防犯という新たなテーマに生かします。なお、685回・約96,000人はプロジェクト全体の実績であり、ゆめみトランク単独の上演実績ではありません。
【クラウドファンディングで実現すること】
目標金額は50万円です。寄せられた支援金は、主に次の制作・実施費用に充てます。
-
脚本制作
-
人形美術、舞台美術
-
音楽制作
-
稽古
-
広報
-
名古屋市内での巡回上演
-
映像教材、防犯ミニ冊子の制作
-
活動記録、成果報告
支援は、3,000円のお礼メールから、完成後の映像教材(DVDまたはBlu-ray)付きコース、出張公演・ワークショップ、協賛クレジット掲載などの法人・団体向けコースまで、目的に応じたリターンを用意しています。
支援状況は変動するため、最新の支援総額・支援者数・達成率はクラウドファンディングページでご確認ください。
【実施概要】
企画名:参加型防犯人形劇・ワークショップ制作プロジェクト
実施団体:パペットシアターゆめみトランク
監修:公益社団法人 愛知県防犯協会連合会
クラウドファンディング目標金額:500,000円
募集期限:2026年8月31日(月)23時59分
巡回予定:2026年12月~2027年3月
巡回地域:名古屋市内10カ所程度を予定
プロジェクトページ:https://yumemi.wawon.club/
【団体概要・制作体制】
パペットシアターゆめみトランクは、2008年にゆみだてさとこが旗揚げした愛知県の人形劇ユニットです。子どもたちに身近な作品を現代的にアレンジした人形劇を創作・上演し、インドネシア、インド、ネパール、韓国など海外公演の実績もあります。本プロジェクトの制作体制は次のとおりです。
出演:ゆみだてさとこ、桑原博之、山内庸平
脚本・構成:ニノキノコスター(オレンヂスタ)
人形美術:坂上浩士
音楽:ノノヤママナコ
監修:公益社団法人 愛知県防犯協会連合会
【取材・連携について】
プロジェクトの背景、制作過程、人形劇による防犯教育、地域での巡回計画について取材に対応します。上演先・地域施設との連携、教材に関する相談についても、本リリース記載のお問い合わせ先までご連絡ください。
参考資料
・愛知県警察「声かけ・つきまとい等発生マップ」
https://www.pref.aichi.jp/police/anzen/shijo/map/index.html
・警察庁「令和7年版 警察白書」
https://www.npa.go.jp/hakusyo/r07/honbun/html/bb2213000.html
・文部科学省「登下校防犯プラン」
すべての画像
