東南アジアのモビリティインフラを構築するmovus、シリーズBで総額42.6億円の資金調達を完了

時価総額2兆円、東南アジアNo.1ライドシェアプラットフォームのGrab唯一の日本企業パートナーとしてモビリティインフラの課題を解決。ビジネス職・エンジニアなど国内採用を本格開始

movus technologies株式会社

東南アジアの移動インフラを構築する、movus technologies株式会社(本社:東京都、代表取締役:酒井 丈虎、以下「movus」)は、シリーズBラウンドにおいて、エクイティ16.6億円・デット(当座貸越枠含む)26億円の総額42.6億円の資金調達を完了したことをお知らせします。

本ラウンドはスパークス・アセット・マネジメントが運営する未来創生3号ファンドがリードインベスターを務め、三菱UFJキャピタル株式会社、Suzuki Global Venturesをはじめとする既存・新規投資家が参加、みずほ銀行および三井住友銀行の2行含む合計5行からの融資を受けることになりました。あわせて、今回の調達を機に日本国内での採用を本格的に強化することを発表します。

また、インドネシアで自動車の販売を行う自動車OEM企業からも、拡大するモビリティ需要や就業機会のニーズに対して、金融課題に起因する機会損失が発生しているため、当社のサービスによってより多くのお客様のニーズに応えられるようになるよう期待されています。

■ 資金調達概要:総額42.6億円

<第三者割当増資:16.6億円>

■新規引受先

スパークス・アセット・マネジメント株式会社、Suzuki Global Ventures、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ、ユナイテッド株式会社

■既存株主による追加出資

三菱UFJキャピタル株式会社、ニッセイ・キャピタル株式会社、Dawn Capital、日本ベンチャーキャピタル株式会社、株式会社QRインベストメント

<デットファイナンス:26億円>

■借入先

みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、商工組合中央金庫、北國銀行

※順不同

■ 解決する課題:担い手不足で機能不全の移動インフラ

当社が事業を展開しているインドネシアでは、鉄道・バスなどの公共交通インフラが未発達かつ自家用車の普及率が低く、GrabやGojekといった配車アプリが事実上、公共交通機能を果たしています。通勤・買い物・通院など日常生活のあらゆる移動を配車アプリが担う社会において、ドライバーの不足はインフラの機能不全を意味します。しかし需要が急拡大する一方、担い手の供給は追いついていません。

その根本原因は、車両取得に必要な金融アクセスが個人レベルで整っていないことです。現地金融機関のローン審査通過率は0.1%以下と信用を蓄積する仕組みが未整備なため、「ドライバーになりたくてもなれない」人が多く存在しています。車両取得の壁が、モビリティインフラの供給側を慢性的に不足させています。

movusはこの構造に対し、独自のテクノロジーを用いた「エコカーのサブスクリプションサービス」を提供します。独自のデータによって個人の可能性を正しく評価し、これまで車を持てなかった層へ新しい選択肢となります。ドライバーは初期費用の大きな負担なく配車サービスへ参入できます。金融課題の解決を通じて、モビリティインフラの構築強化。誰もが「移動し、働き、暮らしを豊かにできる」ためのインフラを創っていきます。

■東南アジアNo.1配車プラットフォーム「Grab」唯一の日本企業パートナーに

2022年のサービスローンチ以来、movusはインドネシア国内7都市への展開を完了し、ドライバー向けのサービスとして首都ジャカルタでブランド認知No.1となり、月間の問い合わせ件数は1万件を超え、サービスへの需要は拡大の一途をたどっています。

この度、さらなる事業拡大を見据えて時価総額2兆円を超え、月間利用者数は4,700万人を超える東南アジアNo.1配車プラットフォームのGrabとmovusは正式にパートナーシップ契約を締結しました。movusはGrab公認の唯一の日本企業パートナーとしてGrabドライバーに対し、今後インドネシアのみならず東南アジア地域でエコカーの供給を進めていきます。

また今後は単なる車両供給に留まらず、配車・フードデリバリー・食料品配達・決済・融資・保険・デジタル銀行と東南アジア8カ国・800都市以上で展開するスーパーアプリ・Grabのデータや顧客基盤を活用し、車両の供給のみならず新しいサービスの提供も模索していきます。

<Grab社からのコメント>

この度、movusとパートナーシップ契約を締結できたことを嬉しく思います。Grabがさらにモビリティの民主化を促進させるためにボトルネックになっているのが、ドライバーの不足です。その背景には未成熟な金融システムがあり、多くのドライバー希望者が勤務用車両を持つことができないが故にドライバーになりたくてもなれません。この大きな課題をmovusが解決し、共に東南アジアのモビリティの民主化の促進、さらには社会インフラの構築を進めていけることを期待しています。

■ 採用情報:国内採用を本格強化、世界で戦う挑戦者を募集します

東南アジアでは今後も人口増加と経済成長が続き、インドネシアのGDPは2050年に現在の約5倍規模へ成長し、世界4位の経済大国になることが予測されています。今回調達した資金を元に、インドネシア国内での顧客基盤のさらなる拡大に並行して、新規展開を加速。事業拡大を支えるBizDev・プロダクト・エンジニアの組織体制の強化を目的に、日本国内での採用活動を本格的にスタートします。

インドネシアの現地100名チームと協働しながら、社会システムが成熟した日本では難しい「産業そのものをつくる」という経験を、東南アジアというフロンティアで積みたい方を歓迎します。

採用ページhttp://corp.mo-vus.com/recruit

採用イベント一覧https://movus.connpass.com/event/

記事一覧https://note.com/movus

<<採用イベント 開催概要>>

【シリーズB 42.6億円調達】経営陣が語る、日本発スタートアップがグローバルで勝つための挑戦【5月28日@東京】

事業責任者・VPoEが語る、インドネシアで挑む 事業とプロダクト開発のリアル【6月2日@オンライン会社説明会】

20代で新興国の事業最前線に立つ。若手2人が語る、海外スタートアップで戦うキャリア【6月4日@オンライン会社説明会】

■ 投資家からのコメント

スパークス・アセット・マネジメント株式会社:次世代成長投資本部長 出路 貴規氏 / ヴァイスプレジデント 田中 裕也氏

当ファンドはトヨタ自動車・三井住友銀行とともに設立され、モビリティの未来を変革する技術やビジネスモデルへの投資を続けてきました。movus社は環境性能の高い日本車を中心としたサービスラインナップにより、経済成長と環境配慮の両立を実現しようとしています。今回の投資を手始めに、車両提供や融資をはじめとしたLP企業との事業上のシナジーを構築しながら、共に新興国の持続可能なモビリティの未来を切り拓いてまいります。

スズキ株式会社 投資・共創推進部長 岡本 太智氏

スズキは1970年の進出以来、インドネシアをASEAN市場の中核拠点と位置づけ事業を拡大してまいりました。現在はフロンクス、キャリイ、eビターラなど多彩なモデルをラインナップし、お客様にお使い頂いております。movusのサービスにより、さらに多くのお客様とつながる機会が得られることを期待しています。

三菱UFJキャピタル株式会社:執行役員 投資第二部長 田口 順一氏 / 次長 小西 健人氏

三菱UFJキャピタルは、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、国内外の成長企業の発展を支援してまいりました。movus社は、IoTやデータを活用してモビリティへのアクセスを広げ、地域の課題に根ざしたソリューションを提供することで、グローバルに通用する事業モデルの構築に取り組んでいます。今回の資金調達を契機に、同社がインドネシアを起点としてさらなる事業拡大を進められるよう、MUFGグループの知見とネットワークを活かしながら成長を後押ししてまいります。

ニッセイ・キャピタル株式会社:チーフキャピタリスト 笠井 智之氏

ニッセイ・キャピタルは親会社である日本生命と二人組合でファンドを組成し、持続的に成長可能なスタートアップに対して、中長期的視点での投資に注力しております。movus社は、単に車両を中長期でレンタル提供するにとどまらず、メンテナンス・保険・税金など付随するサービスをパッケージ化し、ユーザーの生活基盤を支える社会インフラ型のビジネスモデルに昇華させています。インドネシアを起点に今後も持続的な成長が見込めると考え、追加出資させていただきました。

Dawn Capital:Partner / Director 山﨑 大世氏

Dawn Capitalは「ワクワクするかどうか」を重要な投資基準としています。movus社の経営チームと初めてお会いした時、「モビリティを通じて人々の人生を変える」という強い信念に心を打たれました。インドネシアでは車を持てるかどうかが生活の質や収入機会を大きく左右します。同社は技術と情熱で、一人ひとりの可能性を広げるサービスを創っています。我々はmovus社を支えるパートナーとして、同社のミッション実現を全力で支援します。

日本ベンチャーキャピタル株式会社:取締役 副社長執行役員 桑園 寛之氏

movus社への出資を決めた理由は、慶應義塾大学野球部の同期による創業者チームの野球経験で培われた「異常なまでのコミットメント」です。新興国での事業運営には想定外の困難が付きものですが、同社は現地に深く根差し、一つひとつの課題を乗り越えながら前回投資時から着実に事業を拡大してきました。当社は「起業家とそのチームをリスペクトし、どんなときも前向きにコミットする」ことを信条としています。movus社とともに、社会にとって意義ある事業の成功を目指してまいります。

株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ:インベストメントマネージャー 矢野真太郎氏

弊社はFFG傘下のベンチャーキャピタルとして、「スタートアップとともに未来を創る」というミッションのもと、スタートアップへの投資と成長支援に取り組んでいます。movus社は東南アジア市場でモビリティと金融を掛け合わせ日本企業の強みを活かした事業を展開しており、高い成長性を感じております。九州・熊本出身の酒井CEOが率いる同社の挑戦をご支援してまいります。

株式会社QRインベストメント:投資事業部部長 川場 享氏

当社は地域金融機関グループの投資会社として、エクイティ投資やインパクト投資を通じ、企業の挑戦と成長を支援してきました。海外の成長市場や新興国における事業に積極的に関与し、そこで培われる知見や経験を地域へ還流させることを重要な役割と位置づけています。movus社は、新興国における社会課題の解決と持続的な事業成長を両立する稀有な企業であり、今後は同社との連携を通じて、新興国と地域企業を結び付け、双方の発展に寄与していきたいと考えております。

ユナイテッド株式会社:投資事業本部長 井上 怜氏 / キャピタリスト 石川 圭太郎氏

movus technologiesは、独自の与信モデルとIoTを組み合わせることで、従来の金融機関ではリーチできなかった層に対してモビリティと収入機会を同時に提供しており、加えて新興国において複雑なオペレーションを着実に構築されてきた経営陣の高い実行力を評価しています。ユナイテッドとしても、投資事業を通じて得た知見や事業会社としての経験を活かし、movus technologiesのさらなる成長に向け支援してまいります

■ 借入先金融機関様コメント

みずほ銀行:渋谷法人部部長 堀 康彦氏

当行はイノベーション企業支援プログラム「M's Salon」等を通じ、長年にわたり社会課題の解決に挑むスタートアップを金融・非金融の両面から支援してまいりました。インドネシアのGDPは1980年代の日本と同規模で2050年には日本を超え世界4位の経済大国になることが予測されています。弊社が強くご支援してきたソフトバンク社が1980年代に設立され今や世界的企業に成長されておられるように、movus社が新興国におけるソフトバンク社のような会社になるご支援を進めていければと思っております。

りそな銀行:営業サポート統括部 グループリーダー 竹内 悠介氏

りそなグループは、1958年に日本とインドネシアの合弁企業第1号としてりそなプルダニア銀行を開業して以来、インドネシアにおける日系銀行のパイオニアとして、数多くのお客さまをサポートしてまいりました。インドネシアは、この約70年で劇的な変化を遂げてきましたが、今後もさらなる成長が見込めます。movus社がインドネシアの国作り、インフラや産業構築に寄与され、両国発展の重要なポジションを担われることを大きく期待しております。

商工組合中央金庫:執行役員 スタートアップ営業部長 髙橋 幸一氏

商工中金は、スタートアップ企業へのファイナンスを通じて、スタートアップエコシステムを構築し、オープンイノベーションの創出を目指しております。movus technologiesさまは、世界第4位の人口を有するインドネシアにおいて、急速に進むインフラ整備や都市化を背景に高まる移動需要に着目し、タクシードライバーへの車両提供を通じて、現地移動サービスの高度化と利便性向上に取り組んでいらっしゃいます。商工中金は、movus technologiesさまの事業がインドネシアにおける新たなモビリティインフラの形成に資するものと考えており、今後のさらなる成長と社会的インパクトの拡大へ向け、全力でサポートして参ります。

北國銀行:執行役員 東京営業部長 山本 昌幸氏

当行はグループ会社のCCISを通じてシンガポールに拠点を設け、東南アジアのスタートアップ向けベンチャーデットを本格展開しています。movus社が事業を営むインドネシアはまさに当行グループが注力する地域であり、モビリティ×フィンテックという成長領域での融資は、当行の海外戦略と合致しています。地方銀行だからこそ持つ機動力と柔軟性を活かし、従来の銀行業務の枠を超えた資金調達ソリューションで同社の成長を支援してまいります。

■ movus technologies株式会社 代表取締役 酒井 丈虎のコメント

 今回の資金調達実現にあたり、お客様、投資家の皆様、銀行の皆様、弊社メンバー、応援して頂いた全ての皆様に深く感謝申し上げます。今回の資金調達は、紐解く課題の重要性、新興国の社会インフラ構築を行う可能性と、事業状況の健全性をご評価いただいた結果だと思っております。

 

 AIの台頭、人口減少、円安といった外部環境下だからこそ、私たちは海外×リアルな産業で価値を生み出し、社会インフラの構築を通じて日本と新興国の両方に価値貢献できるように努めてまいりますので、引き続きの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

■ movus technologies株式会社 概要

設立:2021年2月15日

代表者:代表取締役CEO 酒井 丈虎

所在地:東京都千代田区内神田三丁目12番4号第一岸ビル 4,5F

コーポレートサイトhttp://corp.mo-vus.com/ 

採用サイトhttp://corp.mo-vus.com/recruit

社員数:110名(2026年4月末時点 ※連結)

本件に関するお問い合わせ先

movus technologies株式会社 広報担当

E-mail: pr-jp@mo-vus.com

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会社概要

movus technologies株式会社

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URL
http://corp.mo-vus.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区内神田3丁目12−4 第一岸ビル 4,5F
電話番号
-
代表者名
酒井丈虎
上場
未上場
資本金
7億1474万円
設立
2021年02月