ウエルテックが医療従事者向けセミナー「口腔細菌学アップデート」を開催!予防歯科と全身疾患(糖尿病・慢性腎臓病)のリスクマネジメントを検証

大阪大学との産学連携「口腔全身連関学講座」の研究成果を発表。マウスウォッシュによる口腔ケアが全身の健康維持に寄与する可能性を示唆

ウエルテック株式会社

薬用マウスウォッシュ コンクールF

薬用マウスウォッシュ「コンクールF」を展開するウエルテック㈱が医療従事者を対象に7月12日(日)、大手町プレイスホール&カンファレンス(東京都)にて、「口腔細菌学アップデート」セミナーを開催。約250名が参集した。

ウエルテックでは、人生100年時代の中で予防歯科が全身の健康を支える予防医療となり、地域の歯科クリニックが重要な役割を担うことに着目。大阪大学歯学部と産学連携し共同研究講座「口腔全身連関学講座」を設立した。口腔全身連関学講座ではマウスウォッシュ等の身近な口腔ケアが、口腔衛生に寄与するだけでなく、糖尿病や慢性腎疾患、脳血管疾患などの全身疾患にも有用であることを証明すべく活動を行っている。本セミナーでは、共同研究者である仲野和彦氏(大阪大学大学院 歯学研究科長・教授)と三崎太郎氏(聖隷浜松病院 腎センター長)より口腔全身連関学で得られた知見を発表した。

大阪大学大学院 歯学研究科長・教授 仲野和彦氏

講演では虫歯・歯周病の原因細菌からの発生メカニズム、全身疾患との関係までを分かりやすく解説した。歯周病との関係が深いと挙げられている2型糖尿病においては「歯周治療は血糖コントロールの改善に有効であり、既に歯科治療が推奨されている」ことを強調した。次いで口腔全身連関学講座での研究結果において、クロルヘキシジン配合マウスウォッシュの6カ月以上の使用により口腔内の歯周病原因菌の量を減らすことで、2型糖尿病患者の20%がHbA1c値の数値が改善したデータが得られたことを共有した。

一方で虫歯の原因となる虫歯菌の中には、体内のコラーゲンと結合して全身疾患に悪影響を及ぼす「悪玉虫歯菌」なるものが存在することを伝え、悪玉虫歯菌が血管を通って全身を駆け巡ることで脳血管障害、感染性心内膜炎、IgA腎症に悪影響を及ぼすことを解説した。

聖隷浜松病院 腎センター長 三﨑太郎氏

講演では慢性腎疾患についても解説が行われ、その中でも指定難病に位置付けられているIgA腎症に焦点をあてていた。IgA腎症は自覚症状がなく血尿・蛋白尿から健診で見つかることが多い病気。日本においては扁桃摘出手術とステロイドパルス治療が第一選択とされているが、根本的な治療法が確立されておらず、20年の経過で3~4割が腎不全となり透析に移行するやっかいな病気。実はIgA腎症患者は、悪玉虫歯菌の保有率が高いことが確認されており、IgA腎症は悪玉虫歯菌の存在によって悪化する可能性があることが示唆されており、現在メカニズムの解明を進めていることを報告した。この結果、もしも口腔ケアよって、IgA腎症に何らかの改善の傾向が得られるならば、対策の仕方が分からずに困っているIgA腎症患者にとっては光明の差す情報となる可能性が高い。この他にも虫歯と動脈硬化の関連、口腔機能の衰えが低栄養状態に繋がるなど口腔トラブルが様々な全身疾患に影響を及ぼすことを伝え、口腔ケアの重要性を強調し、それが全身疾患の予防に寄与すると結んだ。

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会社概要

ウエルテック株式会社

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URL
https://www.weltecnet.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市北区豊崎3-19-3 ピアスタワー24F
電話番号
06-6373-5533
代表者名
吉田康弘
上場
未上場
資本金
-
設立
1967年04月