Grafana Labs、顧客数が1万社を突破

AI機能の導入拡大を背景に、Grafana Cloudの成長が加速

グラファナラボ日本合同会社

Grafana Labsは、2026年Gartner® Magic Quadrant™のオブザーバビリティ・プラットフォーム部門において3年連続で「リーダー」に選出されました。また、7月末に開催した「AI Week」では、6つのAI関連機能を一般提供しました。さらに、年間経常収益(ARR)は6億ドルを突破しました。

ニューヨーク — 2026年8月26日発表 — オープンなオブザーバビリティプラットフォームを提供するGrafana Labsは本日、顧客数が1万社を超え、年間経常収益(ARR)が6億ドルを突破したことを発表しました。AI時代に向け、オープンなオブザーバビリティを標準として採用する企業が増えていることが、成長を後押ししています。

システムの複雑性と運用負荷が依然としてオブザーバビリティにおける最大の懸念事項である中、企業は自社システムをより迅速に理解するためのAIが必要です。Grafana Labsの「2026 Observability Survey」でもこの課題が指摘されており、そのニーズは、オブザーバビリティデータの探索とトラブルシューティングを支援するGrafana Cloudのコンテキスト認識型AIエージェント「Grafana Assistant」の普及にも表れています。現在、Grafana Assistantは1万8,000以上の組織で利用されています。

同時に、AIシステムそのものを監視するオブザーバビリティも必要とされています。AIを本番環境に導入すると、モデルドリフトが発生したり、エージェントが予期しない動作をしたり、トークンコストが突然急増したりする可能性があります。また、過去10年間にわたり問題の検知に使われてきたレイテンシやエラーのシグナルだけでは、何が問題だったのかを説明できません。同調査では、57%の組織が何らかの形でLLMオブザーバビリティを導入していることも明らかになりました。

この2つのニーズは、AIの拡大と同じ速さで増大しており、Grafana Labsのこの1年間の成長を支える原動力となっています。

Grafana Labs共同創業者のAnthony Woodsは、次のように述べています。

「オブザーバビリティへの取り組みの段階は企業によって異なりますが、AIの登場によって、これまで存在しなかった新たな課題が生まれました。AIを活用してシステムを監視しているのか、そして同時にAIそのものも監視する必要があるのか、という課題です。現在、ほぼすべての組織にとって率直な答えは『その両方』です。それこそが、今回のマイルストーンにつながるGrafanaの成長を後押ししています」

事業全体で高まる成長の勢い

  • 顧客: 世界で1万社を超える組織が利用。顧客には、世界最大級のAIネイティブ企業も含まれます。

  • 収益: ARRは6億ドルを大きく突破しました。Grafana Cloudの利用拡大に加え、Grafana Assistant、Assistant Investigations、Adaptive Telemetryなど、AIを活用したソリューションの普及が成長をけん引しています。

  • プラットフォームの活用拡大: 契約顧客1社あたりの平均利用製品数は、2年間で2.3から4.4へとほぼ倍増しました。現在、契約顧客の87.8%が2つ以上、64.9%が4つ以上の製品を利用しています。

  • AIの導入: 有料プランと無料プランを合わせ、1万8,000以上の組織がGrafana Assistantを積極的に利用しています。2026年上半期には、セルフサービスおよび契約経由の新規顧客の過半数が、オンボーディングの迅速化と価値実現までの時間短縮にGrafana Assistantを活用しました。

  • クラウドの利用規模: Grafana Cloudの月間アクティブユーザー数は、過去2年間で約12万7,000人から25万1,000人以上に増加しました。同期間にログインしたユニークユーザーは110万人を超えています。セルフサービスを利用する月間アクティブ組織数も、同期間に約4万2,000から6万6,000へと増加しました。

  • プロダクトを起点とした成長: 過去2年間にGrafana Cloudへの登録数は50万件を超えました。AIによってシステムの計装に対するハードルが下がる中、Grafana Cloudの無料プランは、プラットフォームを使い始めるための最も迅速な入口となりつつあります。

Grafana Labs共同創業者兼CEOのRaj Duttは、次のように述べています。

「今年際立っているのは、単にお客様がAIを導入していることだけではありません。AIの導入後、Grafanaの活用をさらに深めていることです。現在、平均的なお客様は4つ以上の製品を利用しています。2年前には2製品をわずかに上回る程度でしたが、この変化は偶然ではありません。AIを本番環境に導入する際、企業が求めているのは、後付けされる個別のポイントソリューションではなく、ニーズの拡大に合わせて成長できるプラットフォームです。顧客数が1万社を突破したことは、私たちのこの考えが正しかったことを示しています」

「AIを活用したオブザーバビリティ」と「AIシステムを監視するためのオブザーバビリティ」の構築

Grafana Labsは7月27日から31日まで、初の「AI Week」を開催し、6つの機能を同時に一般提供しました。それぞれの機能は、「AIを本番環境に導入すると、実際に何をしているのかが見えにくくなる」という共通の問題に対し、異なる側面から解決策を提供します。

Grafana Assistant Investigations」は、問題発生時に複数のAIエージェントを連携させ、オブザーバビリティスタックを調査します。メトリクス、ログ、トレースの各シグナルを相互に関連付け、包括的な調査レポートを作成します。多くの場合、オンコール担当エンジニアがアラートを読み終える前にレポートが完成します。

Investigationsが問題発生時の対応を担う一方、「Grafana Agent Observability」は、そもそも問題が発生する可能性のあるシステムを監視します。Grafanaが長年インフラに適用してきた監視、アラート、コスト管理の仕組みを、本番環境で稼働するAIエージェントやモデルにも拡張します。レイテンシ、トークン使用量、エージェントの意思決定動作を、その他のスタックと併せて追跡できます。

これらの機能を支えるのが、Grafana Cloud MCP servergcx(Grafana Cloud CLI)です。AIエージェントやコーディングツールをGrafana Cloudに直接接続し、エンジニアがUI上で利用するものと同等の機能を、高速に実行できるようにします。

一般提供された機能には、さらに「Grafana Assistant Workspace」と「Grafana Assistant Automations」があります。Assistant Workspaceでは、狭いサイドバーではなくフルページの画面上で、チャット、データの参照、可視化の作成を並行して行えます。Assistant Automationsでは、Assistantへのプロンプトを保存して自動実行のスケジュールを設定できるため、一度限りの調査を定期的なチェックへと変えることができます。

Deutsche TelekomでConsultancy Team Lead, Observabilityを務めるNeha Kumar氏と、Observability Leadを務めるFelix Mohnke氏は、次のように述べています。

「ワールドカップ開幕の3日前にバックアップインフラで障害が発生した際、私たちが危機を乗り越えられたのはGrafana Cloudのおかげでした。AIを活用したシチュエーションルームを構築したことで、チームは状況の全体像を把握し、数百万人の視聴者に対してダウンタイムを一切発生させることなくサービスを提供し続けることができました。Grafana Cloudは、まさに私たちが信頼を寄せるプラットフォームです。

Grafana Assistantの導入により、ダッシュボードの構築期間はすでに4カ月からわずか1日に短縮されていました。そのため、実際に大きなプレッシャーのかかる状況で必要となったときにも、私たちは安心して利用できました。重要なのは、日々の業務を迅速化するAIと、最も重要な局面でも確実に機能する堅牢なオブザーバビリティを組み合わせることです」

Adaptive Telemetryでノイズを削減

AIシステムでは、既存のインフラやアプリケーションのデータに加えて、新たなテレメトリが生成されます。そのため、誰にも参照されないシグナルを保存するコストも、システムの拡大と同じ速さで増加します。

メトリクス、ログ、トレース、プロファイルのすべてに対応したGrafana Cloudの「Adaptive Telemetry」スイートは、現在すべての機能が揃い、これまでに285億件のメトリクス系列を最適化によって削減し、ログ量を26PB削減しました。その結果、チームが必要とするインサイトを損なうことなく、テレメトリコストを平均30~50%削減しています。

Grafana LabsのCTO、Tom Wilkieは、次のように述べています。

「新たなAIワークロードが追加されるたびに、保存するデータと対処すべきノイズが増えていくようでは、オブザーバビリティのコストは持続可能ではありません。Adaptive Telemetryは、データ量に比例してコストが膨らむのではなく、データの価値に見合ったコストに抑えるためのものです。AIシステムが人手では確認しきれない速さでテレメトリを生成するようになった今、その重要性はますます高まっています」

プラットフォームへの継続的な投資と業界からの評価

Grafana Labsはこの1年間、AI関連の機能に加えて、プラットフォームにも大規模なアップデートを行いました。これには、サービス、インフラ、テレメトリの関係を自動的にマッピングする「Grafana Cloud Knowledge Graph」、規制産業およびエンタープライズ環境向けの「Grafana Bring Your Own Cloud」と「Grafana Federal Cloud」(FedRAMP High、DoD IL5)、さらに「Grafana 13」と「Mimir 3.0」が含まれます。

プラットフォームの機能拡充とAIへの投資は、この1年間に獲得した以下の業界評価にも表れています。

ObservabilityCON 2026開催

Grafana Labs最大のオブザーバビリティカンファレンス「ObservabilityCON 2026」を、10月19日から21日まで、サンフランシスコのPier 27で開催します。オブザーバビリティの実務担当者やプラットフォームエンジニア、業界をリードする皆様のご参加をお待ちしています。

サンフランシスコでの参加が難しい方に向けては、「ObservabilityCON on the Road」をサンパウロ、ロンドン、マドリード、ベンガルールで開催します。今後、東京を含む、さらに多くの開催都市を発表する予定です。

関連情報

Gartnerに関する免責事項

Gartner, Magic Quadrant for Observability Platforms, 13 July 2026, Padraig Byrne, Martin Caren, D.B. Cummings, Neil Young

GARTNER and MAGIC QUADRANT is a trademark of Gartner, Inc. and/or its affiliates. Gartner does not endorse any vendor, product or service depicted in its research publications, and does not advise technology users to select only those vendors with the highest ratings or other designation. Gartner research publications consist of the opinions of Gartner’s research organization and should not be construed as statements of fact. Gartner disclaims all warranties, expressed or implied, with respect to this research, including any warranties of merchantability or fitness for a particular purpose.

Grafana Labsについて

Grafana Labsは、1万社を超える組織に信頼されているフルマネージド型オブザーバビリティプラットフォーム、Grafana Cloudを提供する企業です。Grafana Cloudは、システムの信頼性向上、インシデントの迅速な解決、大規模なテレメトリの最適化を支援します。

オープンソースとオープンスタンダードを基盤とし、あらゆるスタックとの相互運用性を考慮して設計されたGrafana Cloudは、AIを活用したオブザーバビリティと、AIシステムを監視するためのオブザーバビリティの両方を提供します。これにより、企業とそのAIエージェントは、保存場所を問わず、分散したあらゆるデータを一元的に可視化・理解し、必要なアクションを迅速に実行できます。Anthropic、Bloomberg、NVIDIA、Microsoft、Salesforceをはじめ、多くの企業がGrafana Labsを利用しています。

Grafana Labsは、40カ国以上にチームメンバーを擁するフルリモート企業です。Lightspeed Venture Partners、Sequoia Capital、GIC、Coatue、J.P. Morgan、CapitalG、Lead Edge Capitalをはじめとする主要投資家から支援を受けています。詳しくはgrafana.com/jaをご覧いただくか、LinkedInおよびXをフォローしてください。

報道関係者お問い合わせ先:
press@grafana.com

グラファナラボ日本合同会社: 

info-jp@grafana.com

翻訳元:Grafana Labs公式プレスリリース


会社概要

グラファナラボ日本合同会社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座5-6-12 MIYUKIビル9階
電話番号
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代表者名
レインタンク・インク
上場
未上場
資本金
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設立
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