ChatGPTは企業の公式サイトを、Claudeはメディアと口コミを読んでいた。
MarkeZine 寄稿記事に提供した AI 側の実測をもとに、4 エンジン・カフェ 960 回答・引用 5,064 件の内訳を公開
株式会社X-Ops(本社: 東京都新宿区、代表取締役: 末野晃太郎)は、本日 MarkeZine で公開された田岡凌氏(suswork株式会社 代表取締役)の寄稿記事に、生成AIの推薦と引用元の実測データを提供しました。

記事に提供したデータをもとに、生成AIがブランドを薦めるときに根拠として引いたページ(引用元)の内訳を公開します。カフェの 20 の利用場面で生成AIに質問した 960 回答を調べると、ChatGPT・Gemini・Perplexity・Claude の 4 つのエンジンで、読んでいる場所が大きく異なるという結果になりました。
4 つのエンジンは、違う場所を読んで答えている
生成AIは、おすすめを答えるときに根拠となるページ(引用元)を示すことがあります。カフェ 20 場面の 960 回答が引いた 5,064 件の引用元を、発信している主体で分けました。

ChatGPT が引いた引用元は、ほぼすべてが企業の公式サイトでした。Claude と Perplexity は反対に、メディアと生活者の投稿で 9 割を超え、公式サイトはどちらも 1.1% です。Gemini はその中間で、4 つのうち唯一、公式サイトとメディア・口コミの両方を参照していました(公式サイト 14.0%、メディアと口コミで 78.0%)。
同じブランドでも、エンジンごとに「効く場所」が違う
この違いから読み取れる示唆としては、同じブランドでも ChatGPT に薦められるかは自社サイトに何が書かれているかに、Perplexity や Claude に薦められるかは第三者が何を書いているかに左右される面が大きいという点です。どのエンジンの回答で見え方を良くしたいかによって、手を入れる場所が変わる可能性があります。
人の想起と AI の推薦のずれは、MarkeZine の記事と suswork のリリースで
同じカフェ・歯磨き粉の計 40 場面で、生活者の想起(各 n=5,000)と AI の推薦を比べると、23 場面で首位のブランドが入れ替わっていました。詳しい結果は、本日公開の MarkeZine 寄稿記事(https://markezine.jp/article/detail/77651)と、suswork株式会社の本日のリリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000123828.html)に掲載されています。
人と AI で首位が入れ替わる理由の一つとして、AI が根拠にしている場所が、生活者がブランドを知る経路と違うことが考えられます。本リリースで触れている「引用元」のデータは、その「AI 側が何を読んでいるか」への示唆を導くものになります。
このデータから「言えること」と「言えないこと」
「言えること」は、エンジンによって根拠にしている場所の構成がはっきり違う、という点です。ブランドの AI での見え方は、1 つのエンジンの画面だけでは判断できません。
また、今回の構成比は、カフェのおすすめを日本語で聞いた場合の値であり、質問の種類や業界が変われば割合も変わります。ただし、当社が週次で計測している他の 16 業界でも、カフェほど極端ではありませんが、ChatGPT が対象ブランドの公式サイトを引く割合は約 4 割と、他のエンジンの 1〜2 割を上回るという結果になっています(2026 年 8 月 24 日〜9 月 20 日の 4 週間の実測からの集計)。
一方「言えないこと」としては、ここから先の因果が挙げられます。今回のケースでは、公式サイトを直せば ChatGPT の推薦が動くのか、記事が増えれば Claude、Perplexity の推薦が動くのかまではカバーしていません。
AI世論調査について
AI は、回答のたびにまるで人が変わります。たとえ同じ AI でも。しかし、大きく捉えると世論のように傾向が見えてきます。AI世論調査とは、同じ問いへの AI の反復回答を統計的に分析して、この傾向を捉える調査です。PromptCensus(プロンプトセンサス)は、この AI世論調査に加えて、その傾向に影響を与えているもの(今回であれば引用元)を特定し、AI 検索での施策の示唆までを提示するサービスです。
本リリースの AI 側の数値は、この方法で取得しています。当社は、suswork株式会社が本日提供を開始した「CEP×AIO/LLMOリサーチ」にも、この方法による AI 側の実測で連携しています。1 回の実測から「こうすれば上がる」とは言いません。施策の前後を同じ物差しで毎週測り、AI 検索で実際に効いたかどうかを、数字で言い切れるところまで確かめます。
計測条件
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引用元の出所分類: カフェ 20 場面の場面文を質問文とし、4 エンジンに各 240 回(計 960 回答)。ChatGPT・Gemini・Perplexity は 2026 年 7 月 27 日〜8 月 2 日、Claude は 8 月 17 日〜23 日に計測。回答が引用した 5,064 件(ChatGPT 832・Gemini 1,044・Perplexity 2,749・Claude 439)を、企業公式・メディア・生活者 UGC・その他に分類(Gemini の 3 件はリダイレクトを解決できず未解決として別枠)。引用が付いた回答は 240 回答中 ChatGPT 236・Gemini 116・Perplexity 240・Claude 89 で、Gemini と Claude の構成比は引用が付いた回答だけの姿。Gemini の引用はリダイレクトを解決した実際のページで数えた
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人の想起と AI の推薦の比較(MarkeZine 記事・suswork リリース): suswork株式会社の生活者調査(助成想起・複数回答・各 n=5,000。カフェは 2026 年 4 月、歯磨き粉は 2026 年 1 月に実施)と、同じ場面文による 4 エンジンの実測(1 場面 48 回答。カフェは ChatGPT・Gemini・Perplexity を 7 月 27 日〜8 月 2 日、Claude を 8 月 17 日〜23 日、歯磨き粉は 4 エンジンとも 8 月 10 日〜16 日)。推薦は「おすすめとして挙がった」回答を数え、ブランド名を指定した質問は母数に含めない
会社概要
・商号: 株式会社X-Ops
・所在地: 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル2F
・代表者: 代表取締役 末野 晃太郎
・設立: 2025年6月13日
・事業内容: AI検索における可視性の計測・分析
・サービスサイト: https://promptcensus.com
suswork株式会社について
susworkは国内初「カテゴリー戦略ファーム」です。業界トップ企業や急成長企業の市場創造・拡大による事業成長を支援。カテゴリーエントリーポイント(CEP)起点で成長ドライバーを見出す「カテゴリーリサーチ」、CEP獲得・カテゴリー創造に向けたデジタル広告、CM、PRなどの戦略を実行する「カテゴリーグロース」などを通じて、累計100社以上の事業成長に貢献しています。
本件に関するお問い合わせ
株式会社X-Ops 広報担当
Email: pr@x-ops.co.jp / Tel: 03-6699-8831
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