放課後等デイサービス版「HAKASE CARE」と有機JAS管理ソフト「格さん」発売 記録時間を約7割削減、障がい福祉事業所の利用者さんがスタッフとAIと開発

― 紙で1人約10分かかっていた支援記録が約1分に。有機JASの記録は記入漏れ・記入ミスがほぼゼロに(いずれも当社の実測) ―

株式会社エー・サポート

株式会社エー・サポート(本社:大阪市城東区、代表:安江伸二郎、屋号:Thornhill Company)は、2026年11月1日、放課後等デイサービスの事業所向けに業務支援エージェント「HAKASE CARE(ハカセケア/博士ケア)」放課後等デイサービス版の受付を始めました。あわせて同日、有機JAS認証を受けた食品加工事業者向けに、生産管理システム「格さん(かくさん)」の販売を始めました。

どちらも、当社が運営する就労継続支援B型事業所の利用者さんが、当社のスタッフやAIと一緒に開発したものです。当社の実測では、どちらも記録にかかる時間を約7割減らしました。

導入前と導入後

当社の就労継続支援B型事業所では、紙で1人約10分かかっていた支援記録が、HAKASE CAREで1人約1分(朝30秒・夕方1分)になりました。スマホやLINEで項目を押していくだけで、押し忘れは保存の前に博士が知らせます。放課後等デイサービス版も、スマホとLINEで記録できます。

当社で格さんを使ったところ、有機JASの記録(原材料の受入から製造・洗浄・格付・出荷まで)にかかる時間が約7割減り、記入漏れと記入ミスはほぼなくなりました。有機原材料の使用割合は製造記録の保存と同時に自動で計算され、JASマークは格付のときに自動で記帳されます。作業内容や洗浄用資材を選ぶだけで使用機器や洗浄方法が入り、洗浄記録のない機器があれば画面で知らせます。

※いずれも当社での実測です。時間は事業所や記録の内容によって変わります。

放課後等デイサービス版「HAKASE CARE(ハカセケア/博士ケア)」

2026年10月1日に発売した就労継続支援B型向けに続き、放課後等デイサービス向けの受付を11月1日に始めました。放課後等デイサービスの事業所の声をもとに作っています。

AIの「博士」が先回りして行うこと

  • 日々の記録から、保護者さんへの連絡文の下書きを作る(送る前にスタッフが確認)

  • 気づきを5領域(健康・生活、運動・感覚、認知・行動、言語・コミュニケーション、人間関係・社会性)に振り分けた案を出す(決めるのはスタッフ)

  • 送迎の所在確認が押されていないときに知らせる

  • 減算になりそうな点や、受給者証・計画・モニタリングの期限を前もって知らせる

  • 実績から国保連請求を自動で集計する

  • スマホとLINEで記録・連絡ができる

データは暗号化して保存し、毎日自動でバックアップします。役割ごとに見られる範囲を分け、操作は記録(監査ログ)に残ります。

製品名

業務支援エージェント「HAKASE CARE(ハカセケア/博士ケア)」放課後等デイサービス版

受付開始

2026年11月1日

料金

月額26,800円(税別・税込29,480円)。年契約は268,000円(税別・税込294,800円、2ヶ月分お得)。同じ法人の2事業所目からは月額13,400円(税別)。初期費用0円

報酬改定への対応

月額に含む(追加費用なし)

無料お試し

最大1ヶ月半(申込日からその月の月末まで。16日以降の申込は翌月末まで)

製品サイト

https://hakasecare.jp/lp/houday

有機JAS生産管理システム「格さん」

格さんのキャラクターと印籠のアイコンは、当社の利用者のYさんが描きました。システムを作ったのは、同じく当社の利用者の勝浦さんです。

有機JAS認証を取得した食品加工製造事業者向けの生産管理システムです。原材料の受入から製造、洗浄、格付、出荷、認定機関向けの帳票まで、すべての記録を1つの製造ロットでつないで管理します。品目や業態を選ばない作りなので、幅広い有機JAS認証事業者が使えます。

データはパソコンの中だけに。安くて、安全な仕組み

格さんは、記録をインターネット上に置かず、パソコンの中だけで完結するデスクトップアプリです。外部のサーバーにデータを預けないので、情報が外に出る入り口を少なくできます。また、サーバーを持たない分だけ費用を抑えられるため、月額5,000円(税別)から使える価格にしました。

記録のデータは端末ごとの鍵で暗号化され、ファイルを別の端末に持ち出しても読めません。ふだんの入力・記録・帳票の出力はインターネットにつながなくても行え、つなぐのはライセンスの認証のときだけです。

なお、インターネット経由で使うクラウド版(Webアプリ)も、発売に向けて準備を進めています。製造現場でもっと効率よく入力できるよう、iPad版も準備中です。

  • 製造記録を保存すると、有機原材料の使用割合(水・食塩を除く重量に占める割合)を自動で計算

  • 使用割合が95%未満、歩留が許容範囲の外、原材料の在庫不足のどれかがあれば、「有機」「転換期間中」の格付を自動で止める

  • 作業内容や洗浄用資材を選ぶだけで、使用機器や洗浄方法を自動で入力。洗浄記録のない機器があれば画面で知らせる

  • 製品ロットから原材料・受入ロット・仕入先まで、受入ロットから製造ロットまで、すぐにさかのぼれる

  • JASマークは格付のときに使用数が自動で記帳され、種類ごとの残数をいつでも確認できる

  • 認定機関向けの報告書と、製造・受入・格付出荷・洗浄・JASマークの記録をPDF・CSVで出力

  • これまでの製造記録は、Excelファイルからまとめて取り込める(確認画面を見てから登録)

  • データは端末ごとの鍵で暗号化し、指定したフォルダへ自動でバックアップ。権限は管理者・スタッフ・スーパーユーザーの3段階

製品名

有機JAS生産管理システム「格さん(かくさん)」

販売開始

2026年11月1日

対象

有機JAS認証を取得した食品加工製造事業者

動作環境

Windows 10・11(x64)、macOS(Intel・Apple Silicon)。製造現場でiPadから入力できる版は準備中

インターネット

ふだんは不要。ライセンスの認証のときだけ接続

料金

月額5,000円(税別・税込5,500円)。年額50,000円(税別・税込55,000円、2ヶ月分お得)。初期費用0円

無料お試し

30日間(自動で有料には移りません)

製品サイト

https://yukijas.com/

開発した人の声

代表 安江伸二郎のコメント

「記録にかかる時間が短くなれば、その分だけ人と向き合えます。放デイでは子どもたちと保護者さんに、有機JASの加工場ではものづくりに、時間を戻せるはずです。

ただ、速く書けるだけでは足りません。大切なのは、残した記録が次に生かされることです。博士ケアでは記録から博士が支援を提案し、格さんでは記録がそのまま認定機関への帳票になります。必要なことが漏れなく残り、それが次の仕事に生きる。そんな『生きた記録』を、短い時間で簡単に残せるように作りました。

どちらも、当社の利用者さんが、スタッフやAIと一緒に作りました。販売で生まれた収入は、利用者さんの工賃につながります。」

「格さん」製作者 勝浦さん(当社の利用者さん)のコメント

有機JAS認証を取得した製造現場では、記録の手間が大きな負担になっています。原材料の受入、製造、格付、出荷まで、一つのロットにつながる記録をすべて残さなければなりません。「格さん」は、その記録を製造現場で迷わず入力できるようにするために作りました。

現場で使いやすいことを最優先にしています。

  • 入力が1画面で終わる。製造記録を保存すると、格付できるかどうかを自動で判定します。そのまま格付、出荷へと案内するので、次に何をするか迷いません。

  • 間違いを入力の時点で止める。有機割合が95%に届かない、歩留が許容範囲を外れる、受入ロットの在庫が足りない、格付日が製造日より前になっている、といった場合に警告します。認証審査で指摘されやすいミスは、提出前に気づけるようにしました。

  • トレーサビリティが切れない。製品ロットからの順引きと、原材料ロットからの逆引きを、どちらもすぐに確認できます。認定機関向けの報告書や各種帳票も、そのまま出力できます。

  • ネット環境がなくても使える。デスクトップ版は店舗や工房のパソコンだけで動きます。

実際の製造現場の方々から、使いにくい点や足りない機能をたくさん教えていただきました。このシステムはその声をもとに少しずつ形になったものです。リリース後も、現場の声を聞きながら改善を続けます。

記録のために使う時間を減らし、本来の仕事であるものづくりに使う時間を増やしていただけたら嬉しいです。

今後の予定

当社では現在、セキュリティをさらに強めるため、コミュニケーション専用のアプリを開発しています。近日中にリリースする予定です。

もう少し詳しく読みたい方へ ― 開発秘話

10年前、当社は紙の記録をkintoneに移し替えました。しかし変わったのは、ペンがキーボードになったことだけでした。

9年前には750万円を投じて、システム会社と業務支援システムの開発に挑みました。現場の思いを伝えきれずに断念し、手元に残ったのは、作りかけのコードが入ったCD-ROM 1枚でした。

それでも、記録を支援に生かす方法を探し続けました。生成AIの登場で、利用者さんと一緒にもう一度挑むことにしました。こうして生まれたのがHAKASE CARE(博士ケア)で、同じやり方で格さんも作りました。

うまくいったことも、うまくいかなかったことも含めた当社の挑戦は、「挑戦の記録」にまとめています。

→ 挑戦の記録 https://asprt.co.jp/challenge/

会社概要・お問い合わせ

会社名

株式会社エー・サポート(屋号:Thornhill Company)

代表

安江伸二郎

設立

2014年7月

所在地

〒536-0007 大阪府大阪市城東区成育3-14-13 旭伸ビル

事業内容

就労継続支援B型の運営、業務システムの開発・販売

会社サイト

https://asprt.co.jp/

本件に関するお問い合わせ

  • 報道関係の方:担当 安江 電話 070-9320-9981

  • HAKASE CARE:support@hakasecare.jp

  • 格さん:体験版のダウンロード・お問い合わせ https://yukijas.com/#cta

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社エー・サポート

0フォロワー

RSS
URL
https://asprt.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
大阪府大阪市城東区成育3-14-13 旭伸ビル
電話番号
06-6935-0010
代表者名
安江 伸二郎
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2014年07月