インフルエンザA ウィルス感染におけるきのこ摂取の影響
この度、弊社ではインフルエンザA ウィルス感染におけるきのこ摂取の影響を日本機能性食品医用学会第8 回大会(12 月11-12 日、滋賀)にて発表させて頂きました。
<内容>
ホクト株式会社は富山大学大学院医学薬学研究部との共同研究により、きのこに抗インフルエ
ンザ感染作用があることを見出しました。なかでも、ぶなしめじやホンシメジで高い効果があり
ました。
発表した学会:日本機能性食品医用学会第8 回大会(12 月11-12 日、滋賀)
発表抄録名 :インフルエンザA ウィルス感染におけるきのこ摂取の影響
毎年インフルエンザの発生は、季節的に11 月下旬から12 月上旬頃に始まり、翌年の1~3 月頃に患者数が増加し、4~5 月にかけて減少していきます。昨年の2009 年は季節性のインフルエンザに加え、新型インフルエンザ(H1N1)が世界各地で大流行し、多くの犠牲者を出しました。
インフルエンザの症状は発熱(通常38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などがありますが、特に高齢者や小児の感染は重症化しやすく、入院や死亡の危険が増加します。感染予防にはワクチン接種や日頃の衛生管理が効果的とされ、また感染後の治療には、抗インフルエンザ薬のタミフルやリレンザの使用が有効とされています。しかし、それらワクチン接種、抗インフルエンザ薬の使用にはその副作用も懸念されています。そこで、日常の食生活の中ですこしでもインフルエンザ感染を抑止できる食品があれば、副作用もなく安全であるため、免疫力を増加すると言われているきのこで抗インフルエンザ感染について研究を行いました。
新型インフルエンザと同じH1N1 型のインフルエンザA型ウィルス(PR8 株)をマウスに感染させ、きのこ摂取の影響を検証し、きのこに抗インフルエンザ感染作用があることを見出しました。
今回の結果から、きのこ類摂取によるインフルエンザ感染の予防や、抗インフルエンザ薬との併用による副作用の軽減が期待されます。
【きのこの抗インフルエンザ感染作用】
<インフルエンザについて>
インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症です。
インフルエンザは毎年季節的に流行がみらます。11月下旬から12月上旬頃に始まり、翌年の1~3月頃に患者数が増加、4~5月にかけて減少していきます。2009年には季節性のインフルエンザに加え、新型インフルエンザ(A型H1N1)が世界各地で大流行しました。
<インフルエンザの症状>
試験の詳細は、日本機能性食品医用学会第8回大会(12月11-12日、滋賀)にて発表されました。
・発熱(通常38℃以上の高熱)
・頭痛
・全身倦怠感
・筋肉痛・関節痛
通常は約1週間で回復しますが、小児ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している人では肺炎を併発する等、重症になることがあります。
<インフルエンザの予防と治療>
1)流行前のワクチン接種
2)外出後の手洗い
3)適度な湿度の保持
4)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
5)人混みや繁華街への外出を控える
感染後の治療には抗インフルエンザ薬が有効です。
インフルエンザの予防・治療には、ワクチン接種や抗インフルエンザ薬が有効とされています。
一方で、ワクチンは卵から作られるため、卵アレルギーの問題、また、抗インフルエンザ薬にも副作用の問題などがあります。
そこで、免疫力を強くする作用が知られているきのこに着目し、インフルエンザAウィルス感染におけるきのこ摂取の影響を検証しました。
【きのこの抗インフルエンザ感染作用】
<実験方法>
インフルエンザA型ウィルス感染
PR8株 (H1N1)
・マウスにはインフルエンザ感染7日前より、1日1回きのこを経口投与(1000 mg/kg)し、インフルエンザ感染後は9日間、観察を行いました。
・きのこはブナピー、ブナシメジ、ホンシメジを用いました。
・インフルエンザウィルスは新型インフルエンザと同じ、A型H1N1のPR8株を用いました。
<実験結果>
・結果1:きのこ摂取群では、インフルエンザ感染後の生存率の低下が抑制されました。
・結果2:きのこ摂取群では、インフルエンザ感染5日後の体重の低下が抑制されました。
・結果3:きのこ摂取群では、インフルエンザ感染9日後の生存率の低下が抑制されました。
きのこ投与群(ホンシメジ、ブナピー、ブナシメジ)では、インフルエンザA型ウィルス感染による体重の低下、生存率の低下が抑制されました。
この結果より、日常的に摂取できる安全な食材のきのこによる、インフルエンザ感染の予防や、抗インフルエンザ薬と併用して、その副作用を軽減できることが期待されます。
※試験の詳細は、日本機能性食品医用学会第8回大会(12月11-12日、滋賀)にて発表されました。
<内容>
ホクト株式会社は富山大学大学院医学薬学研究部との共同研究により、きのこに抗インフルエ
ンザ感染作用があることを見出しました。なかでも、ぶなしめじやホンシメジで高い効果があり
ました。
発表した学会:日本機能性食品医用学会第8 回大会(12 月11-12 日、滋賀)
発表抄録名 :インフルエンザA ウィルス感染におけるきのこ摂取の影響
毎年インフルエンザの発生は、季節的に11 月下旬から12 月上旬頃に始まり、翌年の1~3 月頃に患者数が増加し、4~5 月にかけて減少していきます。昨年の2009 年は季節性のインフルエンザに加え、新型インフルエンザ(H1N1)が世界各地で大流行し、多くの犠牲者を出しました。
インフルエンザの症状は発熱(通常38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などがありますが、特に高齢者や小児の感染は重症化しやすく、入院や死亡の危険が増加します。感染予防にはワクチン接種や日頃の衛生管理が効果的とされ、また感染後の治療には、抗インフルエンザ薬のタミフルやリレンザの使用が有効とされています。しかし、それらワクチン接種、抗インフルエンザ薬の使用にはその副作用も懸念されています。そこで、日常の食生活の中ですこしでもインフルエンザ感染を抑止できる食品があれば、副作用もなく安全であるため、免疫力を増加すると言われているきのこで抗インフルエンザ感染について研究を行いました。
新型インフルエンザと同じH1N1 型のインフルエンザA型ウィルス(PR8 株)をマウスに感染させ、きのこ摂取の影響を検証し、きのこに抗インフルエンザ感染作用があることを見出しました。
今回の結果から、きのこ類摂取によるインフルエンザ感染の予防や、抗インフルエンザ薬との併用による副作用の軽減が期待されます。
【きのこの抗インフルエンザ感染作用】
<インフルエンザについて>
インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症です。
インフルエンザは毎年季節的に流行がみらます。11月下旬から12月上旬頃に始まり、翌年の1~3月頃に患者数が増加、4~5月にかけて減少していきます。2009年には季節性のインフルエンザに加え、新型インフルエンザ(A型H1N1)が世界各地で大流行しました。
<インフルエンザの症状>
試験の詳細は、日本機能性食品医用学会第8回大会(12月11-12日、滋賀)にて発表されました。
・発熱(通常38℃以上の高熱)
・頭痛
・全身倦怠感
・筋肉痛・関節痛
通常は約1週間で回復しますが、小児ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している人では肺炎を併発する等、重症になることがあります。
<インフルエンザの予防と治療>
1)流行前のワクチン接種
2)外出後の手洗い
3)適度な湿度の保持
4)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
5)人混みや繁華街への外出を控える
感染後の治療には抗インフルエンザ薬が有効です。
インフルエンザの予防・治療には、ワクチン接種や抗インフルエンザ薬が有効とされています。
一方で、ワクチンは卵から作られるため、卵アレルギーの問題、また、抗インフルエンザ薬にも副作用の問題などがあります。
そこで、免疫力を強くする作用が知られているきのこに着目し、インフルエンザAウィルス感染におけるきのこ摂取の影響を検証しました。
【きのこの抗インフルエンザ感染作用】
<実験方法>
インフルエンザA型ウィルス感染
PR8株 (H1N1)
・マウスにはインフルエンザ感染7日前より、1日1回きのこを経口投与(1000 mg/kg)し、インフルエンザ感染後は9日間、観察を行いました。
・きのこはブナピー、ブナシメジ、ホンシメジを用いました。
・インフルエンザウィルスは新型インフルエンザと同じ、A型H1N1のPR8株を用いました。
<実験結果>
・結果1:きのこ摂取群では、インフルエンザ感染後の生存率の低下が抑制されました。
・結果2:きのこ摂取群では、インフルエンザ感染5日後の体重の低下が抑制されました。
・結果3:きのこ摂取群では、インフルエンザ感染9日後の生存率の低下が抑制されました。
きのこ投与群(ホンシメジ、ブナピー、ブナシメジ)では、インフルエンザA型ウィルス感染による体重の低下、生存率の低下が抑制されました。
この結果より、日常的に摂取できる安全な食材のきのこによる、インフルエンザ感染の予防や、抗インフルエンザ薬と併用して、その副作用を軽減できることが期待されます。
※試験の詳細は、日本機能性食品医用学会第8回大会(12月11-12日、滋賀)にて発表されました。