アバナード、グローバル企業のための2019年必須リストで、デジタル倫理、モダンワークプレース、イマーシブ体験がトップ項目になると予測

最新のトレンドライン調査で、デザイン、イノベーション、テクノロジーの選択に大きな影響を及ぼす新興トレンドに関する重要なインサイトを概説

アバナード株式会社

 

【2018年12月13日 - 米国シアトル発】マイクロソフト・エコシステムにおけるリーディングデジタルイノベーターであるアバナードが実施した最新のトレンドライン(流行予測)調査によれば、デジタル倫理、インテリジェンスとデザインを組み合わせ、境界のない体験を築くための準備に取り組むことが、加速し続けるデジタル世界で遅れをとらないために企業が2019年に集中するべき重要なトレンドです。

[トレンド 1: デジタル倫理に取り組む]

多くの企業にとって、倫理は長い間重要な指針であり続けてきましたが、AIやオートメーションの台頭により、意図しない結果や潜在的な倫理的課題が起こる見通しが高まっています。これらの課題は、企業の従業員、顧客、パートナーに影響を及ぼす可能性があります。アバナードの調査によれば、世界の経営幹部の89%が、スマートテクノロジーやデジタルオートメーションの活用が増えたことが原因で、職場での倫理的ジレンマに直面したことを認めています。また、今日存在する倫理的懸念に対処する準備が完全に整っていないことを認める声は87%に上ります。

アバナードでモダンワークプレースのグローバル統括を務めるFlorin Rotar(フロリン・ローター)は次のように述べています。「企業がデジタル倫理について話すだけでは許されません。デジタル倫理が取締役会と経営幹部の重要な焦点になっていることは明らかであり、業界のリーダーたちは方針の決定と倫理を最初から組み込んだ職場環境の整備に取り組み始める必要があります」

アバナードでは内部的に、そして大手グローバル企業の代表が参加するフォーラムを通じて「Digital Ethics Task Force(デジタル倫理タスクフォース)」(*1)で企業をリードします。

[トレンド 2: インテリジェンスとデザインの融合]

データからロジックを導くモデルドリブン企業は、顧客ともっと関係を深めるため、よりパーソナライズした製品やサービスを創り出そうと、デザインとデータサイエンスを結び付けています。優れた従業員体験を構築するため、対顧客と同じような手法を提供する時が来ています。MIT CISR(マサチューセッツ工科大学情報システム研究センター)の調査によれば、最高の従業員体験を提供できる企業は、競合比較で顧客満足度が2倍、イノベーションが2倍、収益性が25%向上などのビジネス成果を達成しています。先進的な経営幹部は、従業員体験と顧客体験の両方の向上をゴールにし、製品あるいはサービス開発の初期段階から、データサイエンティストとエクスペリエンスデザイン担当の両者をチーム横断的に配置しています。

新興テクノロジー担当のグローバル統括を務めるAaron Reich(アロン・リーチ)は次のように述べています。「モデルドリブン企業は、従業員体験と顧客体験を同じ水準で再構築しています。データサイエンティストとエクスペリエンスデザイン担当が協働するには、インテリジェンスとデザインの組織能力とツールセットを統合する必要があります。このコラボレーションはより良い従業員体験と顧客体験を生み出す環境を育むことになるでしょう」

アバナードは、いくつもの方法論を組み合わせて新しい製品やサービスを作り出す「Digital Innovation Studios」(*2)のネットワークを通して、クライアントのビジネス課題解決をリードします。

[トレンド 3: 境界のない体験]

私たちは新しいタイプの消費者体験と従業員体験の夜明けを迎えていますが、まだ多くの企業がデスクトップとモバイルを横断するデザインの管理で行き詰まっています。世界は急速にモバイルだけの社会に移行しようとしています。それは一人の人間を超えて、ウェアラブルから自動車、壁のセンサーまで、あらゆる領域にモバイルがある社会です。体験はリアルでもバーチャルでも常に「稼働中」です。境界のないイマーシブな体験を創るには、新しい考え方と新しいITアーキテクチャの介在が必要になります。アバナードの調査(*3)によれば、IT意思決定者の80%は、ITシステムのモダナイゼーションが組織の長期的な成長に悪影響を及ぼすことはないと考えています。

エグゼクティブ兼アドバイザリーで、イノベーションのグローバル統括を務めるCraig Gorsline(クレイグ・ゴースリン)は次のように述べています。「これらの新しい体験には、経営幹部、従業員、消費者の全てが新しい考え方に変わることが求められます。企業はITアーキテクチャを改革しなければなりません。そうすれば、消費者や従業員はどんなプラットフォームからでも、自分たちに関連する情報を基にして提供され、生活を向上させる摩擦のない体験を楽しむことができるようになります。変化を受け入れる時が来たのです」

アバナードは、従業員やクライアントのために、境界がなく革新的なデジタルワークプレースを提供する「ワークプレース体験(WX)」(*4)でリードします。

[Avanade トレンドライン調査について]

Avanade トレンドライン(*5)は、今後12ヶ月以内に起こりうると予測する主要テーマに焦点を当て、企業が遅れを取らないようにするための具体的な行動を概説します。トレンドラインは、継続的な調査に加えて、アバナードの35,000人のプロフェッショナルの経験と専門知識を組み合わせたものです。彼らは様々な業種業態で日頃からクライアントと共に仕事をしており、従業員や顧客のためにテクノロジーのビジネス価値を最大限に引き出す方法をアドバイスしています。2019年にかけて、アバナードはこれらのトレンドについての詳細な解説を発表する予定です。

「今年のトレンドラインは、テクノロジーの潜在的な人間への影響に基づいたものです。私たちのクライアントの多くは、デジタルビジネス変革へのジャーニーを順調に歩んでいます。その前進に伴い、従業員、顧客、社会全体に対する技術的な意思決定の影響を検討することが不可欠になります。これらの新興トレンドは、将来のデザイン、イノベーション、テクノロジー選択に影響を与えることになるでしょう」と新興テクノロジー担当のグローバル統括であるアロン・リーチは述べています。

*1: https://www.avanade.com/en/blogs/avanade-insights/digital-business/digital-ethics-into-action
*2: https://www.avanade.com/en-gb/about-avanade/approach/digital-studio
*3: https://www.avanade.com/~/media/asset/thinking/modern-workplace-cio-guide.pdf
*4: https://www.avanade.com/ja-jp/solutions/modern-workplace
*5: http://www.avanade.com/trendlines

■ アバナードについて
アバナードは、人材とマイクロソフト・エコシステムを活用し、革新的なデジタルおよびクラウド対応サービス、ビジネスソリューション、デザイン主体のエクスペリエンスを届けるトッププロバイダーです。当社の擁するプロフェッショナルなスタッフは、テクノロジー、ビジネス、業界の専門知識を組み合わせた大胆かつ新鮮な思考を武器に、顧客とエンドユーザーの改革と成長を推進しています。24ヶ国に35,000名のデジタルで繋がったスタッフを配備。多様性を尊重し、事業を運営するコミュニティを反映した協力的な企業文化を通して、顧客に「ベストシンキング」を提供しています。
アクセンチュアが筆頭株主であり、2000年にアクセンチュアとマイクロソフトによって設立されました。詳細については(https://www.avanade.com/ja-jp )をご覧ください。

【お問い合わせ】
アバナード株式会社
TEL: 03-6234-0150
Eメール: tokyo@avanade.com

※本リリースは、米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。

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会社概要

アバナード株式会社

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URL
http://www.avanade.com/ja-jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー
電話番号
03-6234-0150
代表者名
鈴木 淳一
上場
未上場
資本金
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設立
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