【会見レポート】ケンコーマヨネーズグループ総合フェア Kenko Marché 2015 きらめきのタネ

外食・中食業界等に向けた新アイディアの法人向け大型展示会。多様化する居酒屋業界や、インバウンド需要加熱のホテル業界も来場。

ケンコーマヨネーズPR事務局

ケンコーマヨネーズ株式会社(東京本社:東京都杉並区 代表取締役社長:炭井孝志)は、11月5日(木)・11月6日(金)の2日間「ケンコーマヨネーズグループ総合フェア Kenko Marché 2015 きらめきのタネ」を都内で開催し、11月5日(木)にメディア向け説明会を実施いたしました。

 

ケンコーマヨネーズグループ総合フェア(以下、総合フェア)は、食品業界各社様に向けて、“サラダ料理”に関する最新情報・新メニュー・新商品を、様々なカテゴリーから発信する展示会です。

本年度は、昨今ブームが続く「ポテトサラダ」を中心テーマに据え、居酒屋業界に向けた新施策「○○づくし」や、魚不足の回転寿司業界への「ベジタブル寿司」など、これからの食品業界に向けた新アイディアを多数用意いたしました。

また、メディア向け説明会では、上記を含めた主な展示内容と背景となる食品業界の動向、また新商品についてご説明いたしました。

 

代表取締役社長 炭井孝志コメント

■タマゴ加工食品好調、連続一貫生産工程の静岡富士山工場はフル稼働
タマゴ需要が増加傾向にある中、静岡富士山工場の生産設備もフル稼働で動いている状況。新中期経営計画として2018年3月期までに連結売上高750億を目標に掲げているので、3年間のうち半年間で6分の1を達成していこうとすると、今の生産能力だけでは間に合わないというのが今後の課題。

■グローバル展開:中国・インドネシア・カナダ
中国事業については完全撤退した。株式を売却し、人員も引き上げたが、この人員を国内、またはインドネシアで活用していきたい。

グローバル戦略の新たな動きとしては、バンクーバーにリサーチオフィスを新設。まだ今年の7月7日にオープンしたばかりであるが、10月にはバンクーバーの食品展示会に出展した。カナダは非常に日本食が多いところで、タマゴ製品・ドレッシング等、好評を得ている。また、次の日にワンデー(総合フェアの縮小版)を実施し、バンクーバーの日本食を扱っている問屋や店舗等に積極的にアプローチをし、今までの「工場設立」という切り口以外での海外展開も少し進んだと感じている。

■中期経営計画の見通し
トータルとしては、上半期、中期経営計画「KENKO Five Code 2015-2017」の1年目の半分は終わり、数字の部分については皆様にご評価いただける結果になっているのではと思っている。

総合フェア概要:執行役員 商品本部 本部長 伊藤和敬

■総合フェア概要
弊社グループは年に一度、「Kenko Marché」と題し、東京と大阪で商品およびメニュー提案会、商談会を開催している。約3,100アイテムの商品と、弊社のメニュー提案力を最大限に活かしこの総合フェアで表現している。

今年度の総合フェアは『Kenko Marché2015 きらめきのタネ』と題して、「お客様の輝く未来にむけてまくことで、元気に大きく育つ、実りの大きいタネをたくさんご用意してお待ちしております」というメッセージをこめている。見ていただき、食べていただき、使っていただくこと、つまり新規取引の開始、および既存取引の拡大を目指していく。

■総合フェア商品ラインナップの見どころ
約150アイテムの弊社商品をカテゴリーごとに展示。特に見どころは、拡大する将来の市場を見据えた「やわらか食」の紹介、業態別コーナーでのメニュー試食、インドネシアのハラールマヨネーズ類に続く今月発売ハラール冷凍フライ2品の紹介。

■フェアメインテーマ:Neo ポテト World
昔から愛されてきたポテトサラダを、ケンコーマヨネーズならではの「新しいサラダ料理」としてご提案。メニューとしては、3つのカテゴリーにわかれる。1つめは、世界のポテト料理をケンコーマヨネーズならではのサラダ料理で表現。2つめは、日本の定番料理を、じゃがいもで新感覚のメニューにアレンジ。3つめは、「NEOスタイル」で、味や形、食感などすべて進化系のポテトサラダ料理を用意。

■業態別メニューのご提案例
ファミリーレストラン/ホテル向けのメニュー提案では簡単オペレーションでできる、「創作和食」を紹介。麺類・丼・食堂コーナーでは、1日に必要な野菜の1/3の量がとれるメニューを紹介。野菜摂取不足や、主食と野菜を一緒に摂るのは難しいという声から、ご飯にも麺にも合う、野菜が多く採れるメニューを提案した。カフェ・バーガー・コンビニエンスストアコーナーでは、海外で話題の料理をサンドイッチで紹介。世界の旅行者が選んだ「ローカルフードがおいしい国ランキング」をもとに、海外グルメを、身近で手軽なサンドイッチで表現した。量販店向けメニューでは、「スーパーフード」を取り入れたお弁当をご提案。話題のスーパーフード「キヌア」や「チアシード」などの栄養価の高い素材を取り入れることで口コミ効果や健康を意識する新たな層の獲得に向けたメニュー提案をおこなう。
・・・このほかも多くの業態メニューの提案をおこなっている。

「2015秋冬の新商品説明」常務執行役員 商品開発部門 部門長 島本国一

秋冬の新商品7点と、インドネシアからハラール認証をとったサカナフライとフィッシュパテ2品を紹介。

「手作り風 ポテサラⓇ」と「ベジソー™スモークポテト」では、サラダカフェのWEBアンケートを活用し、野菜の切り方にもこだわり、緑を残したきゅうりが入っているサラダを作った。もう1点ベジソーTMは、ソーセージの形をしているが、中身はポテトサラダとなっている。湯煎して18分程度で食べていただくと、パリッと食感がある。茶色く見えるのは、スモークをかけているため。私たちの考えるワンハンドのポテトサラダとして出てきた商品である。

続いて、今回立ち上げた「世界を旅するドレッシング™」というブランドから「世界を旅するドレッシング™シルタースタイル™」を展開。ドイツのシルト島という、白い砂浜と空と海の青のコントラストがとてもキレイな島をイメージして、白という色にこだわった。テイストはすりおろした生の玉ねぎで、いろんな食材にかけていただいて楽しんでいただけるドレッシングになっている。

・・・その他もビスクのフィリングや冷蔵しても固まらない「とろ~りチーズソース」、新しい「惣菜亭Ⓡ」のシリーズ2品など、様々な新商品を用意させていただいた。

質疑応答

Q:昨今の業績好調の主な要因は?
A:特に好調なのはポテトサラダで、いまではラーメンチェーンにも弊社商品がふんだんに使われている。また、タマゴ加工製品で好調なのはコンビニエンスストア。トレイ入り卵焼きは寿司チェーンの要望で開発しこちらも好調。

Q:リサーチオフィスの立地としてカナダを選んだのはなぜか?
A:人口的にコンパクトな街に様々な人種が集まっているから。またベジタリアンやビーガンといった食文化も発達しており、健康に対して敏感な地域であるから。

Q:TPPにおけるタマゴの価格の変動についてはどういったことを考えているか?
A:TPPで関税が21%前後変動することよりもまずウォッチすべきなのは、鳥インフルエンザなどの外部要因と、日本の価格相場。TPP問題よりも先に重要視しているのは、養鶏農家と協力し安定した供給を確保すること。そういった意味では現在良い関係が築けている。

Q:一旦は撤退したが、中国市場について今後どう考えているか
A:中国の消費は落ちることはないと考えているが、どの段階で再度参入するかは未定。また、ケンコーマヨネーズとして単独で乗り込んでいくかも要検討。市場としては次のチャンスはあると考えている。

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会社概要

ケンコーマヨネーズPR事務局

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ 18F
電話番号
03-5572-6075
代表者名
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上場
未上場
資本金
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設立
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