CA Technologiesの調査で、DevOpsへの関心は高いものの課題への取り組みが遅れていることが明らかに
~日本では過半数が採用を進めていると回答、DevOpsの実現には9つの課題への取り組みが不可欠~
CA Technologies は本日、DevOpsの採用に関する世界規模の調査結果を発表しました。本調査では、全回答者のうち71%がDevOpsの採用を進めている中で、DevOpsの成功に必要なすべての取り組みが完了していると回答した先進的なDevOps採用者は20%であることが明らかとなりました。一方、日本では54%が採用を進めていると回答し、そのうち先進的なDevOps採用者は12%でした。一方で、これらの先進的な企業の多くはこれまでのデジタル・イニシアチブによって企業の競争力、顧客維持率、売上高、利益率が向上したと回答し、DevOpsが業務に貢献していることが示されました。
(2016年2月4日、東京発)
CA Technologies (東京都千代田区、社長:ポール・フォルケンシュタイン)は本日、DevOpsの採用に関する世界規模の調査結果を発表しました。本調査では、全回答者のうち71%がDevOpsの採用を進めている中で、DevOpsの成功に必要なすべての取り組みが完了していると回答した先進的なDevOps採用者は20%であることが明らかとなりました。日本では54%が採用を進めていると回答し、そのうち先進的なDevOps採用者は12%でした。一方で、これらの先進的な企業の多くはこれまでのデジタル・イニシアチブによって企業の競争力、顧客維持率、売上高、利益率が向上したと回答し、DevOpsが業務に貢献していることが示されました。
「Assembling the DevOps Jigsaw (DevOpsのパズルを組み立てる)」と題する今回の調査では、DevOpsを成功させるために取り組むべき9つの課題を特定しています。IT部門と業務部門のエグゼクティブのうち80%以上が、これらの課題を達成することでDevOpsの効果を最大限に高めることができることを認めています。9つの課題は「ビジネス主導の取り組み」、「協力的で熟練したIT部門」、「主な実現要素と管理体制」の3つに分類され、それぞれビジネス・ステークホルダーの教育、機能横断的なITプロセス、セキュリティ/コンプライアンス対策などを含みます。
【ビジネス主導の取り組みについて】
DevOpsはビジネスの俊敏性を促進し顧客ニーズに対応する上で重要な要素とされていますが「DevOpsの戦略と目標を明確に定義している」と回答した割合は、全体では半数をわずかに上回る55%、日本では47%という結果となりました。
さらに「ビジネス・ステークホルダーの教育」、「ITと業務間の優先度の調整」が重要であると考えている回答者は全体では86%におよぶものの、これらを実施済みと回答した割合はそれぞれ33%、37%にとどまりました。それに対して日本ではそれぞれ13%、17%のみが実施済みと回答し、取り組みに大きな遅れが生じていることがわかりました。
【主な実現要素と管理体制について】
開発チームと運用チームは各チームにおいて最新の方法と自動化技術を採用している一方で、全回答者のうち63%、日本では72%が適切なインフラストラクチャとツールの使用に関して課題が残っていると回答しています。
また全体では46%、日本では51%がセキュリティ/コンプライアンス対策に取り組んでいますが、DevOpsに関する取り組みの大部分は実用化プラットフォームとリスクマネジメントの面で十分にサポートされていないことが明らかとなりました。
DevOpsを成功させるためには時間、努力、綿密な計画が必要ですが、それだけの労力を割くだけの価値が十分にあります。先進的な採用者は非採用者と比較してすでに以下の業務上のメリットを得ています。
・顧客維持率の向上: 非採用者の2.5倍の顧客維持率を実現
・顧客獲得率の向上: 非採用者の2倍の顧客獲得率を実現
・市場シェアの拡大: 非採用者の3.4倍の市場シェア拡大を実現
・売上高の向上: 非採用者の2倍の売上高向上を実現
・利益率の向上: 非採用者の2.4倍の利益率向上を実現
CA Technologies DevOps担当ディレクター 渡辺 隆
DevOpsの可能性を最大限に活用するために、企業のIT部門は、適切な技術を身につけ共同作業するだけでなく、ITの実現に必要な人物を配置し管理する必要があります。CAのDevOpsソリューションはアジャイル開発手法に基づいて開発され、変化が激しく加速するビジネス環境において顧客がデジタル・イニシアチブによって競争優位性を向上できるようサポートする上で重要な役割を果たします。
調査方法
2015年7月にCA Technologiesの後援により業界調査会社Freeform Dynamics社が、16カ国9業種にわたる1,442名のIT部門と業務部門のエグゼクティブに対して世界規模のオンライン調査を実施しました。この調査は主要な業界エクゼクティブへの詳細にわたる電話インタビューで内容が補強されています。調査方法の詳細については、調査レポート「Assembling the DevOps Jigsaw (DevOpsのパズルを組み立てる)」<http://rewrite.ca.com/us/articles/devops/assembling-the-devops-jigsaw.html>を参照してください。
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Freeform Dynamicsについて
Freeform DynamicsはIT業界専門の調査会社です。業界の調査とそれによって得られたインサイト(洞察情報)を通じて、日々の業務に忙しいIT専門家と業務専門家に最新の技術開発に関する十分な情報を素早く提供し、それによって優れた投資判断を下せるようサポートすることを目標としています。
CA Technologiesについて
CA Technologies (NASDAQ: CA) は、ビジネスの変革を推進するソフトウェアを提供し、アプリケーション・エコノミーにおいて企業がビジネス・チャンスをつかめるよう支援します。ソフトウェアはあらゆる業界であらゆるビジネスの中核を担っています。プランニングから開発、管理、セキュリティまで、CAは世界中の企業と協力し、モバイル、プライベート・クラウドやパブリック・クラウド、分散環境、メインフレーム環境にわたって、人々の生活やビジネス、コミュニケーションの方法に変化をもたらしています。CA Technologiesの詳しい情報については、<www.ca.com>(米CA Technologies)、<http://www.ca.com/jp> (日本)をご覧ください。
*本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
CA Technologies (東京都千代田区、社長:ポール・フォルケンシュタイン)は本日、DevOpsの採用に関する世界規模の調査結果を発表しました。本調査では、全回答者のうち71%がDevOpsの採用を進めている中で、DevOpsの成功に必要なすべての取り組みが完了していると回答した先進的なDevOps採用者は20%であることが明らかとなりました。日本では54%が採用を進めていると回答し、そのうち先進的なDevOps採用者は12%でした。一方で、これらの先進的な企業の多くはこれまでのデジタル・イニシアチブによって企業の競争力、顧客維持率、売上高、利益率が向上したと回答し、DevOpsが業務に貢献していることが示されました。
「Assembling the DevOps Jigsaw (DevOpsのパズルを組み立てる)」と題する今回の調査では、DevOpsを成功させるために取り組むべき9つの課題を特定しています。IT部門と業務部門のエグゼクティブのうち80%以上が、これらの課題を達成することでDevOpsの効果を最大限に高めることができることを認めています。9つの課題は「ビジネス主導の取り組み」、「協力的で熟練したIT部門」、「主な実現要素と管理体制」の3つに分類され、それぞれビジネス・ステークホルダーの教育、機能横断的なITプロセス、セキュリティ/コンプライアンス対策などを含みます。
【ビジネス主導の取り組みについて】
DevOpsはビジネスの俊敏性を促進し顧客ニーズに対応する上で重要な要素とされていますが「DevOpsの戦略と目標を明確に定義している」と回答した割合は、全体では半数をわずかに上回る55%、日本では47%という結果となりました。
さらに「ビジネス・ステークホルダーの教育」、「ITと業務間の優先度の調整」が重要であると考えている回答者は全体では86%におよぶものの、これらを実施済みと回答した割合はそれぞれ33%、37%にとどまりました。それに対して日本ではそれぞれ13%、17%のみが実施済みと回答し、取り組みに大きな遅れが生じていることがわかりました。
【主な実現要素と管理体制について】
開発チームと運用チームは各チームにおいて最新の方法と自動化技術を採用している一方で、全回答者のうち63%、日本では72%が適切なインフラストラクチャとツールの使用に関して課題が残っていると回答しています。
また全体では46%、日本では51%がセキュリティ/コンプライアンス対策に取り組んでいますが、DevOpsに関する取り組みの大部分は実用化プラットフォームとリスクマネジメントの面で十分にサポートされていないことが明らかとなりました。
DevOpsを成功させるためには時間、努力、綿密な計画が必要ですが、それだけの労力を割くだけの価値が十分にあります。先進的な採用者は非採用者と比較してすでに以下の業務上のメリットを得ています。
・顧客維持率の向上: 非採用者の2.5倍の顧客維持率を実現
・顧客獲得率の向上: 非採用者の2倍の顧客獲得率を実現
・市場シェアの拡大: 非採用者の3.4倍の市場シェア拡大を実現
・売上高の向上: 非採用者の2倍の売上高向上を実現
・利益率の向上: 非採用者の2.4倍の利益率向上を実現
CA Technologies DevOps担当ディレクター 渡辺 隆
DevOpsの可能性を最大限に活用するために、企業のIT部門は、適切な技術を身につけ共同作業するだけでなく、ITの実現に必要な人物を配置し管理する必要があります。CAのDevOpsソリューションはアジャイル開発手法に基づいて開発され、変化が激しく加速するビジネス環境において顧客がデジタル・イニシアチブによって競争優位性を向上できるようサポートする上で重要な役割を果たします。
調査方法
2015年7月にCA Technologiesの後援により業界調査会社Freeform Dynamics社が、16カ国9業種にわたる1,442名のIT部門と業務部門のエグゼクティブに対して世界規模のオンライン調査を実施しました。この調査は主要な業界エクゼクティブへの詳細にわたる電話インタビューで内容が補強されています。調査方法の詳細については、調査レポート「Assembling the DevOps Jigsaw (DevOpsのパズルを組み立てる)」<http://rewrite.ca.com/us/articles/devops/assembling-the-devops-jigsaw.html>を参照してください。
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Freeform DynamicsはIT業界専門の調査会社です。業界の調査とそれによって得られたインサイト(洞察情報)を通じて、日々の業務に忙しいIT専門家と業務専門家に最新の技術開発に関する十分な情報を素早く提供し、それによって優れた投資判断を下せるようサポートすることを目標としています。
CA Technologiesについて
CA Technologies (NASDAQ: CA) は、ビジネスの変革を推進するソフトウェアを提供し、アプリケーション・エコノミーにおいて企業がビジネス・チャンスをつかめるよう支援します。ソフトウェアはあらゆる業界であらゆるビジネスの中核を担っています。プランニングから開発、管理、セキュリティまで、CAは世界中の企業と協力し、モバイル、プライベート・クラウドやパブリック・クラウド、分散環境、メインフレーム環境にわたって、人々の生活やビジネス、コミュニケーションの方法に変化をもたらしています。CA Technologiesの詳しい情報については、<www.ca.com>(米CA Technologies)、<http://www.ca.com/jp> (日本)をご覧ください。
*本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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