ロンシャン、2015年の記録的売上を発表

2016年に向けて投資と成長の強化を計画

フランスのラグジュアリーレザーブランド、ロンシャンは2015年の好業績を発表し、有望な将来に向けた流通、インフラ、製品の革新への投資続行を表明しました。 ロンシャンのCEOであり、創業者の孫であるジャン・キャスグランは2015年を「精力的な取り組みを行い、大型の新店舗が好調に始動し、刺激的でクリエイティブなコレクションが生まれた1年」と表現しました。

パリで撮影された、ロンシャンの2016年春夏キャンペーンビジュアルパリで撮影された、ロンシャンの2016年春夏キャンペーンビジュアル

 

主な業績
2015年の売上高は5億6,600万ユーロ超に達し、前年比14%強(恒常為替レートベースで10%)の増加となりました。キャスグランCEOは成長の要因として、優れた商品の提供、そして世界規模の強力な流通網を構築する息の長い戦略を挙げています。
世界全域で収益も伸び、欧州・中東・アフリカ地域は13%、南北アメリカは21%、アジア地域は15%増収となりました。アジア地域の顧客の国内、旅行先での購入増が2015年の主たる牽引力となりました。加えて、中国本土は厳しい経済情勢にも関わらず特に好調な売上高を達成し、恒常為替レート(CER)ベースで2014年比30%増となりました。

世界の流通市場
ロンシャンは直営店舗を増強する戦略を継続し、商品の流通環境と顧客サービスの質のトータルな管理を可能にしています。ケルン、フィレンツェ、ウィーン、ザルツブルクの新店舗、そして2014年末に開店したパリのシャンゼリゼ通りの店舗のいずれも売上目標額を超えました。カナダ初の店舗(トロント)とマカオ初の店舗も同様でした。 この流通戦略において、300店を超える直営店舗を欧州、アジア、南北アメリカの23カ国に展開しています。オンラインの流通も年間を通じて強化し、昨年末にはスペイン、オーストリア、スイスにおいて公式サイトを開設しました。

日本市場
4年連続の売り上げ成長、3年連続の2桁成長(同店比+20%)、1982年のジャパン発足後の新記録を達成しました。2011年と比べると、総売り上げ高は1.8倍に。また、顧客の若返りにも成功しています。平均年齢は2011年からマイナス10歳。2015年の平均顧客年齢は36歳です。日本のシェアはアジア地域においてトップ、売り上げの約半分を占めています。オンラインブティックの売り上げも顕著に成長。2011年9月にローンチした公式オンラインブティックは、2014年比約+300%の売り上げを記録しました。2016年春には、新規流通チャネルにも出店予定です。
 
2016年の動き
2016年、ロンシャンにとってインド亜大陸初となる記念すべき店舗がデリーにオープンする予定です。メゾンはインドを巨大な市場と見込んでおり、フランスのラグジュアリーブランドのサヴォアフェールやクリエイティビティに触れたいと欲する新規顧客を開拓します。また、ロンシャンが本店を構える、パリのサントノレ通りのタウンハウスの大規模改修が予定されており、メゾンの「新たな象徴」であるこの旗艦店を更なる高みに引き上げます。工事期間中ロンシャンは、アメリカ人アーティスト、ライアン・マクギネスによる鮮やかで刺激的なアート作品で建物を覆い、街にサプライズをもたらします。
 
サヴォアフェール(ものづくりのノウハウ)への投資 
自社内のクラフツマンシップは、ロンシャンにとって変わることなく戦略的に重要です。2016年には新たなアトリエの立ち上げに向けて投資を行います。アトリエの予定地はフランス、ロワール地方のプゾージュ。これにより、2018年には100人の職人を受け入れられる最新の設備と訓練センターが整い、メゾン伝統の専門技術を持つ職人を養成します。
 
未来に向けて
2015年、ロンシャンは不安定な経済情勢の中で引き続き成長を果たし、その実力を再度実証しました。 
2016年以降に向けて、ジャン・キャスグランは次のように述べています。「私たちは引き続き全世界でブランドの拡大に注力します。今後も直営店網を拡大しつつ、既存店のさらなる改善、各店舗がお客様に提供するショッピング体験の質の向上に取り組みます。ロンシャンの国際的な成長は、これまで以上にその商品と店舗におけるサービスの質に支えられることになるでしょう」

「Longchamp(ロンシャン)」ブランドについて
ロンシャンは、コレクションの幅を広げながら国境を越えて成長し、クラフツマンシップ、クリエイティビティ、高品質というラグジュアリーな価値観を保ち続けてきました。こうした価値観は、フランス産ブルハイドの中でも極めて上質な若い革を使用した新型バッグ「ペネロペ」をはじめとする最新のコレクションにも具現され、成功を収めています。
 
クリエイティビティは、常にロンシャンの価値観の中核にあります。
2015年、メゾンはデザイナーのジェレミー・スコットとのコラボレーション10周年を祝しました。ジェレミー・スコットは毎シーズン特別なル プリアージュ®をデザインしています。サプライズに満ちた大胆なデザインは毎回熱烈なファンに待望されています。ル プリアージュ®、ロンシャンとアートとの価値ある関係、そしてブランドの強力な創造性の伝統を改めて示すデザインです。
 
メゾンのバッグやアクセサリーをいっそう引き立てるロンシャンのプレタポルテおよびシューズのコレクションは、メゾンのファッションブランドとしての一面を打ち出します。現代的なシルエットを上質のファブリックやレザーで作り上げるロンシャン。時代に左右されず、かつファッショナブルなアイテムを求める女性たちにシックでエレガントな選択肢を提供します。

ロンシャンの2016年春のコレクションでは、ピーター・リンドバーグがパリの街を背景にアレクサ・チャンを撮影し、ブランドの原点に回帰しています。キャスグランCEOは続けて「彼(ピーター・リンドバーグ)は、パリジェンヌの生き生きとした自然体の姿を捉え、とても穏やかで、かつグラマラスな雰囲気を出してくれました。アレクサは、まさにロンシャンにぴったり。モデル、TVプレゼンター、執筆業をはじめ多くをこなす多才な女性です。彼女はロンシャンを愛用してくださる人々と同じく、オープンで創造的、幅広い興味を持ち、旅を愛し、人生を存分に楽しんでいます」とコメントしています。

ロンシャンは1948年、ジャン・キャスグランによって創業されたパリのブランド。創業ファミリーであるキャスグラン家によって経営されているファミリーブランドです。レディースバッグをはじめ、プレタポルテ、シューズ、革小物、ラゲージ、レザーアクセサリーなどバリエーション豊富で、 グローバルに愛されるアイコンバッグを取り揃えています。 フレンチシックと熟練した職人の手によって生み出されるロンシャンの製品は、100カ国以上1,500もの流通拠点を持ち、直営ブティックは 全世界で約280店舗以上にのぼります。

【お問い合わせ先】
ロンシャン(ロンシャン・ジャパン)TEL 0120-150-116
www.longchamp.com
Facebook http://www.facebook.com/Longchamp.japan
Twitter  http://twitter.com/Longchamp_JP

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
https://www.longchamp.com/jp/ja/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区神宮前4-30-4 エムズクロス表参道3F
電話番号
0120-150-116
代表者名
竹原誠
上場
未上場
資本金
-
設立
-