心臓冠動脈疾病の血管内治療術を支援するライブイメージガイダンスの包括的システムソリューションPCI Suiteを販売

最新機能ダイナミックコロナリーロードマップとライブステントブーストを搭載

株式会社フィリップス  エレクトロニクス  ジャパン(本社: 東京都港区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は、本日より、X線血管造影撮影装置Allura ファミリーに経皮的冠動脈形成術  (PCI)に特化した最新システムソリューションPCI Suite(ピーシーアイスイート)の販売を開始します。
PCI Suiteは、フィリップスが開発した2つの新機能、1) 動画の冠動脈ロードマップ機能:’ダイナミックコロナリーロードマップ、2) 冠動脈ステントの高速強調画像処理したライブ拡大表示を可能にするライブステントブーストにより、心臓冠動脈疾患の低侵襲性治療を積極的に支援するライブイメージガイダンス機能をさらに強化します。

「ダイナミックコロナリーロードマップ(Dynamic Coronary Roadmap)」
フィリップスが新規に開発したダイナミックコロナリーロードマップは、これまでにない新しいPCI治療支援の動画オーバーレイ表示によるロードマップ機能です。*1

直前の撮影画像からリファンレンス画像となる動画マスク画像集を作成し、カテーテル治療実施時のライブ透視画像に自動で同期オーバーレイ表示し、目的とする治療疾病部位へのアプローチを支援します。また、造影剤が満たされていない状況でも心臓冠動脈の走行が視覚化されたダイナミックコロナリーロードマップ機能により、カテーテルやガイドワイヤーの操作の安全、正確そしてスピーディーな実施を支援します。
*1     当社調査による

左:ライブ透視画像      中:静止画リファレンス画像      右:Dynamic  Coronary Roadmap画像左:ライブ透視画像      中:静止画リファレンス画像      右:Dynamic Coronary Roadmap画像


「ライブステントブースト(Live StentBoost)」
2004年にフィリップスが開発し国内販売開始した「ステントブースト(StentBoost)」は、高速画像強調処理技術により心臓冠動脈ステントの視認性を向上させるイメージガイダンスツールです。これまで、非造影相と造影相を連続表示する「ステントブーストサブトラクト(StentBoost Subtract)」、そして四肢領域の末梢動脈血管用ステントへ機能特化した「ステントブースト(StentBoost Vascular)」と進化をしてきました。

新機能ライブステントブーストにより、撮影開始とほぼ同時にステントブースト画像が自動拡大ライブ表示され、冠動脈ステント留置手技の実際を強固に術中支援します。ステント留置時の位置確認、特に分岐部への留置や連続してステント留置する際など、より精度の高い手技実施が要求される場面でのライブステントブーストの幅広い活用が期待されます。

左:冠動脈撮影画像  右:Live StentBoost左:冠動脈撮影画像  右:Live StentBoost

フィリップスはPCI治療を支援するライブイメージガイダンスの包括的なトータルソリューションとしてPCI Suiteをさらに発展させていきます。高画質低線量の血管造影装置Allura Clarityシリーズを始め、ダイナミックコロナリーロードマップやライブステントブーストなどのライブイメージガイダンスツールも、それらの機能を改善改良させ、また医療現場ニーズに即した新機能の開発を続けてまいります。

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フィリップスは7月7日-9日に東京国際フォーラムで開催される第25回日本心血管インターベンション治療学会:CVIT 2016にブース出展します。
開催期間中、下記のスケジュールにて、PCI Suiteの製品概要説明を実施いたします。

7月7日(木曜日) ① 10:00~            ② 13:40~         ③ 16:30~
7月8日(金曜日) ① 10:00~            ② 13:40~         ③ 16:30~
7月9日(土曜日) ① 10:00~            ② 14:00~
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日本におけるフィリップスについて
株式会社フィリップス  エレクトロニクス  ジャパンは、1953年に日本電子開発株式会社としてフィリップス製品の日本市場への輸入を開始し、いくつかの企業統合や社名変更等を経て2005年に社名を株式会社フィリップス  エレクトロニクス  ジャパンに変更しました。2008年には、呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、同社は2010年に社名をフィリップス・レスピロニクス合同会社としました。2015年には、カテーテルおよびワイヤーを使用した血管内イメージングおよび生理学的評価を行う装置を取り扱うボルケーノ・ジャパン株式会社を傘下に入れました。日本におけるフィリップスは約2,000名の従業員を擁し、全国約80ヵ所に事業所を展開しています。株式会社フィリップス  エレクトロニクス  ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.co.jp

ロイヤル フィリップスについて
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケアプロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニタ、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2015年の売上高は168億ユーロ、オランダを拠点に全世界に69,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/

将来予想に関する記述について
このプレスリリースにはフィリップスの将来の業績、財務状況、事業活動の結果や事業計画に関する「将来予想に関する記述」が含まれています。「将来予想に関する記述」はその性質上、将来起こりうる様々な事象や状況の変化によってもたらされるリスクや不確実性を伴うものであり、それにより、「将来予想に関する記述」で述べた内容や暗示した記述と実際の結果や事象は実質的に異なる可能性を含んでいます。

報道関係および企業に関するお問い合わせ
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン
ブランド コミュニケーション部 TEL: 03-3740-5896

製品に関するお問い合わせ
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン お客様窓口 TEL: 0120-556-494

 

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ビジネスカテゴリ
医療・病院医薬・製薬
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会社概要

URL
https://www.philips.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー15階
電話番号
-
代表者名
ジャスパー・アスエラス・ウェステリンク
上場
未上場
資本金
-
設立
1987年09月