教育事業を手がけるエナジード、WiLより4.4億円の資金調達を実施
中学・高校生向け補助教材として「次世代型キャリア教育ENAGEED」を展開する株式会社エナジード(本社:東京都品川区 代表取締役:氏家 光謙 以下、エナジード)は、WiL, LLC(米国カリフォルニア州、Co-Founder CEO:伊佐山 元、以下WiL)を引受先とした、4.4億円の第三者割当増資を実施したことをお知らせいたします。今回の資金調達はエナジードとしてシードラウンドでの調達となります。
■日本発・世界中で使われる人材育成教材へ
エナジードは、「AIやロボットには代替の効かない、これからの時代に人が求められる力」を全国に展開するというヴィジョンのもと、2016年より中学・高校生向け「次世代型キャリア教育ENAGEED」の提供を開始し、これまで順調に導入校を増やしてまいりました。
教育の現場では、2017年に文科省から発表された「大学入学者選抜改革※1」や、同じく文科省による国際バカロレア※2の普及促進、教育現場におけるSDGsへの取り組み方など、2020年の教育改革に向け「自ら考え、対処できる力を育む」教育に関心が高まっています。それに伴い、「ENAGEED」へのお問い合わせも増加し続けております。
この度の資金調達では、ENAGEEDの国内需要拡大に伴う人員の確保のほか、教材の更なるクオリティの向上、教育現場で利用する先生方へのサポート強化、2015年より試験導入を行ってきた海外での事業展開を行い、日本発・世界中で使われる人材育成教材を目指してまいります。
国内においては、2020年を前に、大企業との繋がりも強いWiLと連携を図り学校向け・企業向けサービス共に普及を加速させる他、海外展開においても、海外に豊富な知見とネットワークを持つWiLによるサポートのもと、 資金面以外も連携を行うことで事業展開をすすめてまいります。
※1 大学入学者選抜改革とは
グローバル化・人工知能技術などの技術革新から社会構造が急速に変革し、予見の困難な時代の中で新たな価値を創造していく力の育成が求めらることから、2021年からセンター試験が「大学入学共通テスト」へと変わり「学力の3要素」(「知 識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態 度」)を多面的・総合的に評価するものへと改善する。
※2国際バカロレアとは
ジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラム。1968年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格を付与し、大学進学へのルートを確保することを目的としている。
■WiL パートナー 難波 俊充 氏 コメント
日本が国際的な競争力を高めていく上で、自らの可能性を信じ挑戦ができる起業家精神に溢れた人材を育成することは急務です。エナジードの学校向け教材や企業研修はそのために重要な役割を担うと確信しております。エナジードの掲げる【これからの社会が人に求める力】は、弊社のミッションとも共通する部分が多くあり、その実現に向け共創して参りたいと思います。
■中高生向け「次世代型キャリア教育ENAGEED」について
https://enageed.jp/education-support/
「今、予測されている未来で戦う力」を身につけることを目的とした、7冊のワークシートとムービーを中心とした中高生向け補助教材です。全国160校以上の国公私立の中学・高校のほか、学習塾などでも採用されています。
これまでの学校教材とは異なり、決められた正解が一切無いことが特徴です。思考プロセスを示す事例と自身の考えを書き込むワークシートの組み合わせによる学習方式により、2020年の教育改革後に求められる「自ら考え、対処できる力を育む」ほか、IoTやグローバル化など、教科書で取り上げられにくい未来に関するテーマを題材に、自分の未来と社会に対しての課題開発・立案を繰り返すことで「自己肯定感」「社会に対する主体性」「自身の可能性の理解」など、「自己実現力」を育みます。
初めて授業を実施する教師が取り組みやすいよう、先生用の指導書や研修会なども完備。また、企業の人材育成プログラム「ENAGEED for Biz」も展開しています。
【国内の導入実績(一部抜粋)】
同志社中学校、立命館宇治中学校、滝川中学校・高等学校、三重県立聾学校、埼玉県立草加西高等学校、帝塚山中学校・高等学校、英進館、田中学習会など
■株式会社エナジードについて https://enageed.jp/
所在地:東京都品川区西五反田3-7-14三信ビル9F 設立:2012年10月1日
資本金(準備金含む):450,000,000円 代表者:氏家 光謙
事業内容:教育コンテンツ・企業研修コンテンツの開発・販売、その他各種学習支援サービス
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